カワサキのNinja ZX-25Rと覇を競う本気のスーパースポーツ、ホンダ・CBR250RR。2気筒エンジンはついに42PSというハイスペックを実現、外装関係も2023モデルで一新した充実の1台だ。2025年モデルは往年のCBRを彷彿させるカラーリングも用意されている。
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

ホンダ「CBR250RR」各部装備・ディテール解説

画像: 鋭く印象的なLEDヘッドライトは従来型と同様だが、2023年にこれまでの印象を引き継ぎながら、アッパーカウルはよりシャープなデザインとなった。サイドカウルの前方にはエアインテーク風のレイヤーを備え、ダクトウイング風のデザインに変更されている。

鋭く印象的なLEDヘッドライトは従来型と同様だが、2023年にこれまでの印象を引き継ぎながら、アッパーカウルはよりシャープなデザインとなった。サイドカウルの前方にはエアインテーク風のレイヤーを備え、ダクトウイング風のデザインに変更されている。

画像: LEDウインカーはエマージェンシーストップシグナル機能付き。写真の「パールグレアホワイト」は4気筒エンジン搭載のCBR250RR・1994年モデルに採用されたブラッシュパターンのグラフィックを再現した仕様。

LEDウインカーはエマージェンシーストップシグナル機能付き。写真の「パールグレアホワイト」は4気筒エンジン搭載のCBR250RR・1994年モデルに採用されたブラッシュパターンのグラフィックを再現した仕様。

画像: 反転表示液晶を使ったメーターは独特なデザインで、形状そのものは従来通りだが、HSTCの導入により、右上にそのモード表示が追加されている。

反転表示液晶を使ったメーターは独特なデザインで、形状そのものは従来通りだが、HSTCの導入により、右上にそのモード表示が追加されている。

画像: 利便性を高める装備のひとつがHSTCとハザードスイッチの追加。欲しかったアイテムが2023年から追加され、装備面も充実している。

利便性を高める装備のひとつがHSTCとハザードスイッチの追加。欲しかったアイテムが2023年から追加され、装備面も充実している。

画像: カムやバルブ形状を見直してシリンダーヘッドを変更するなど、多くの新パーツを投入したエンジンは2気筒ではクラス最強の42PSを発揮。

カムやバルブ形状を見直してシリンダーヘッドを変更するなど、多くの新パーツを投入したエンジンは2気筒ではクラス最強の42PSを発揮。

画像: スチール製のトラス構造フレームに、湾曲タイプのアルミスイングアームを組み合わせるシャシー関係は基本的に引き継いでいる。

スチール製のトラス構造フレームに、湾曲タイプのアルミスイングアームを組み合わせるシャシー関係は基本的に引き継いでいる。

画像: Φ310mmのペータルディスクや2ポットのブレーキキャリパー、ABS、細身のスポークを持つホイールといった足まわりの装備は基本的に従来通り。

Φ310mmのペータルディスクや2ポットのブレーキキャリパー、ABS、細身のスポークを持つホイールといった足まわりの装備は基本的に従来通り。

画像: 2022年のカラー変更以降、それまでシルバー塗装だったスイングアームはブラック仕上げに。試乗車のタイヤはダンロップのGPR-300となっている。

2022年のカラー変更以降、それまでシルバー塗装だったスイングアームはブラック仕上げに。試乗車のタイヤはダンロップのGPR-300となっている。

画像: シート形状はライダー、タンデム側ともに従来型と同じ。テールカウルは前モデルよりシャープになり、ダクトの形状も変更された。

シート形状はライダー、タンデム側ともに従来型と同じ。テールカウルは前モデルよりシャープになり、ダクトの形状も変更された。

ホンダ「CBR250RR」主なスペック・燃費・製造国・価格

全長×全幅×全高2065×725×1110mm
ホイールベース1390mm
最低地上高148mm
シート高790mm
車両重量168kg
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量249cc
ボア×ストローク62.0×41.3mm
圧縮比12.5
最高出力31kW(42PS)/13500rpm
最大トルク25N・m(2.5kgf・m)/10750rpm
燃料タンク容量14L
変速機形式6速リターン
キャスター角24°30′
トレール量92mm
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
タイヤサイズ(前・後)110/70R17M/C 54H・140/70R17M/C 66H
乗車定員2人
燃料消費率 WMTCモード値27.4km/L(クラス3-2)1名乗車時
製造国日本
メーカー希望小売価格90万2000円/94万500円(消費税10%込)

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

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