MTシリーズの中核を担うモデル「MT-07」が大きく進化した。電子制御スロットル・YCC-Tを搭載しシャシーも一新、加えてY-AMT搭載モデルもラインアップするなど、充実した内容となっている。
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
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ヤマハ「MT-07 Y-AMT」各部装備・ディテール解説

画像: フロントマスクで印象を一新。兄貴分のMT-09に通じる精悍さで、MTシリーズ共通のシャープでモダンなルックスを演出している。

フロントマスクで印象を一新。兄貴分のMT-09に通じる精悍さで、MTシリーズ共通のシャープでモダンなルックスを演出している。

画像: 車体まわりも一新、フレームはねじれ剛性を約13%向上させた新作を採用したほか、マニュアル車はアシスト&スリッパークラッチも標準装備となる。

車体まわりも一新、フレームはねじれ剛性を約13%向上させた新作を採用したほか、マニュアル車はアシスト&スリッパークラッチも標準装備となる。

画像: ヘッドライトはMT-09やXSR900GPなどと同タイプで、中央にある、超小型のバイファンクショナルLEDヘッドライトを採用。

ヘッドライトはMT-09やXSR900GPなどと同タイプで、中央にある、超小型のバイファンクショナルLEDヘッドライトを採用。

画像: メーターは前モデルでも5インチカラーTFTだったが表示内容を一新。画面モードは4種類、ライディングモードは3種類。

メーターは前モデルでも5インチカラーTFTだったが表示内容を一新。画面モードは4種類、ライディングモードは3種類。

画像: Y-AMTのシフト操作は左スイッチボックスに設けられたシーソースイッチで行なう。これで素早い変速を実現する。

Y-AMTのシフト操作は左スイッチボックスに設けられたシーソースイッチで行なう。これで素早い変速を実現する。

画像: エンジンは排気系やエアクリーナーボックスを見直し、今回から電子制御スロットル・YCC-Tも導入。Y-AMT車はシフトペダルを持たない。

エンジンは排気系やエアクリーナーボックスを見直し、今回から電子制御スロットル・YCC-Tも導入。Y-AMT車はシフトペダルを持たない。

画像: 待望のΦ41mm倒立フロントフォークを採用。軽量化も入念に行われ、トリプルクランプにはアルミ製のものが採用された。

待望のΦ41mm倒立フロントフォークを採用。軽量化も入念に行われ、トリプルクランプにはアルミ製のものが採用された。

画像: ヤマハ独自のスピンフォージド製法による前後ホイールを装備。鍛造並みの強度を確保しつつ、前後合わせて480gも軽量化している。

ヤマハ独自のスピンフォージド製法による前後ホイールを装備。鍛造並みの強度を確保しつつ、前後合わせて480gも軽量化している。

画像: シート座面は広くフラットなデザイン。タンデムシートは小ぶりだが、上面がフラットになっており、荷物の積載もしやすい。

シート座面は広くフラットなデザイン。タンデムシートは小ぶりだが、上面がフラットになっており、荷物の積載もしやすい。

ヤマハ「MT-07 Y-AMT」動画・写真

画像: 2025 Yamaha MT-07: Dawn of a New Darkness www.youtube.com

2025 Yamaha MT-07: Dawn of a New Darkness

www.youtube.com

ヤマハ「MT-07 Y-AMT」主なスペック・燃費・製造国・価格

全長×全幅×全高2065×780×1110mm
ホイールベース1395mm
最低地上高150mm
シート高805mm
車両重量187kg《183kg》
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量688cc
ボア×ストローク80.0×68.5mm
圧縮比11.5
最高出力54kW(73PS)/8750rpm
最大トルク68N・m(6.9kgf・m)/6500rpm
燃料タンク容量13L(無鉛レギュラーガソリン指定)
変速機形式6速リターン
キャスター角24°20′
トレール量93mm
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W)
乗車定員2人
燃料消費率 WMTCモード値25.8km/L《25.4km/L》(クラス3・サブクラス3-2)1名乗車時
製造国日本
メーカー希望小売価格105万6000円《96万8000円》(消費税10%込)
※《 》内はスタンダードのMT-07

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

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