メディア向けの輸入車試乗会「JAIA(ジャイア)」が2025年4月9日に、神奈川県の大磯ロングビーチで開催されました。私たちwebオートバイ編集部は葉月美優さんをライダーに迎え、彼女が気になっていたという計10機種を撮影&試乗! この記事では、ドゥカティ「モンスター+」のファーストインプレッションをお届けします。
テスター:葉月美優/写真:西野鉄兵/まとめ:大冨 涼
画像: 葉月美優(はづき みう)/レースクイーンやアイドル、モデルとして活躍するかたわら、自身のYouTubeチャンネルではバイクライフの模様を日々更新中。webオートバイでは週2回、コラムを更新しています。愛車はスズキ・GSR250、ホンダ・CBR250RR、アプリリア・トゥオーノ660の3台。 ▶▶▶YouTubeチャンネル「葉月美優のバイク日記」はこちら   ▶▶▶webオートバイ連載「葉月美優のバイクライフ・レポート」はこちら

葉月美優(はづき みう)/レースクイーンやアイドル、モデルとして活躍するかたわら、自身のYouTubeチャンネルではバイクライフの模様を日々更新中。webオートバイでは週2回、コラムを更新しています。愛車はスズキ・GSR250、ホンダ・CBR250RR、アプリリア・トゥオーノ660の3台。

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ドゥカティ「モンスター+」初見の感想&試乗レビュー

画像: Ducati Monster + 総排気量:937cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒 シート高:775mm 車両重量:179kg(燃料除く) 税込価格:162万2000円~164万2000円

Ducati
Monster +

総排気量:937cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒
シート高:775mm
車両重量:179kg(燃料除く)

税込価格:162万2000円~164万2000円

──デザインやカラーなど、見た目で好きなポイントを教えてください。

画像1: ドゥカティ「モンスター+」初見の感想&試乗レビュー

この戦闘的なカラーとフォルム、たまりませんね!

ヘッドライトが大体シートと同じくらい、ちょっと低めの位置にあるんですけど、タンクのトップにあたる給油口の部分は、かなり高い位置にあるんですよね。

その、ヘッドライトからボディにかけての滑らかなラインがとてもきれいで、まるで動物の“ヒョウ”が獲物を狙っている姿みたい! と思って、車名も相まってすごくかっこいいバイクだと感じました。

サイレンサーが2本出ているのもすごく好きです。短くて、カッターの刃のようなエッジのある形状なので、とにかくアグレッシブでスポーティなんですよね。なんか強そう……というのが率直な感想です。

加えて細かい部分ですけれど、艶のあるブラックのホイールの一部に、赤い帯と「MONSTER」の文字があしらわれているのもおしゃれで良いな、と思いました。

──足つきやライディングポジション、取り回しはいかがですか?

ライディングポジションはとても自然で、比較的高い位置にハンドルがあるので割と気軽に乗れると思います。シート高がさほど高くないのもそうですが、シートの脇の部分の絞り込みが効いているので、脚を真っ直ぐ下に降ろすことができ、十分に足が地面に接地するのですごく安心できました。

ハンドル幅が広そう、って、ぱっと見たときは思ったんですけど、グリップを握ってみるとそんなことはなく、小柄な方でも十分、腕にゆとりを持たせながら乗ることができると思います。

一番感動したのは取り回しで、排気量937ccとほぼリッターバイクにも関わらず、とてもコンパクトですごく押しやすいんです。意図せず「え、軽っ!」って、声が出てしまうくらい、軽々取り回すことができました。

画像2: ドゥカティ「モンスター+」初見の感想&試乗レビュー

──試乗してみていかがでしたか?

高回転での軽快さが抜きんでていて、見た目はネイキッドですけど、かなりスポーティなバイクだな、と思いました。とにかくアクセルを開けた後の加速が素晴らしく、メーターを見るとぐんぐん速度が上がっていくのがわかります。

エンジン自体のザラつきや鼓動感は気になりませんでしたが、低速は少し苦手な印象です。変にシフトを上げるとガタガタしてしまうし、とはいっても1速のままだと少しアクセルを開けなきゃならない……けど速い、みたいな(笑)。慣れてしまえばどうってことはありませんでしたが、スラロームなどは最初、どこまでアクセルを開けて大丈夫なのかを探り探り乗っていました。

初心者向けと言われれば、そうではないような気もしますけれど、パニガーレなんかと比べると乗りやすさがあると思うので、ドゥカティが欲しいという方には良いかもしれませんね。普通にツーリングもできて、山道などもぐいぐい走れる、そんなイメージのバイクです。

──デザイン・乗り味などすべて含めた上で気に入ったポイントを教えてください。

画像3: ドゥカティ「モンスター+」初見の感想&試乗レビュー

ネイキッドモデルですけれど、フルカウルに劣らないスポーツ性能を持っていて、アクセルを開けると、エンジンのパワーを存分に味わえるのがお気に入りのポイントです!

見た目やカラーもそうですが、エンジンのパワー性能にも、ドゥカティらしいレーシーな感じが溢れていて、かといってアグレッシブ過ぎないのが程よく魅力だな、と思います。試乗会場だけでなく、もっと広いサーキットなどで、アクセルをめいっぱい開けて走ってみたいな、と思いました。

ドゥカティ「モンスター+」主なスペック・価格

ホイールベース1474mm
シート高775mm
車両重量179kg(燃料除く)
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
総排気量937cc
ボア×ストローク94×67.5mm
圧縮比13.3
最高出力82kW(111PS)/9250rpm
最大トルク93N・m(9.5kgf・m)/6500rpm
燃料タンク容量14L
変速機形式6速リターン
キャスター角24°
トレール量93mm
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・180/55ZR17
メーカー希望小売価格162万2000円~164万2000円(消費税10%込)

テスター:葉月美優/写真:西野鉄兵/まとめ:大冨 涼

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