先にXSR900GPが登場し、新装備に注目が集まったが、兄弟モデルのMT-09もアップデートを果たした。しかも走行性能を高めた上級グレードの「SP」も登場！ どんなアップデートを受けたのかチェックだ！
まとめ：オートバイ編集部
まとめ：オートバイ編集部
ヤマハ新型「MT-09」「MT-09 SP」各部装備・ディテール解説
SPはヤマハのスポーツバイクのフラッグシップ、YZF-R1Mのイメージを踏襲するシルバーとブラックのカラーリングを採用。
MTシリーズのスタイリングコンセプト「トルク＆アジャイル」をさらに発展させたデザインだが、ライディングポジションの自由度も考慮されている。
新型の開発テーマは「The Knight Horse」。ダイナミックな走りを魅力の核とする前モデルの乗り味をさらに洗練させている。
270度クランクのCP3エンジンは119PSを発揮。基本的には前モデルのものをベースとして、欧州の排出ガス規制・EURO5+に対応。
SPのフロントフォークはKYB製で、スムーズな作動を実現するDLCコーティングが施される。ブレーキキャリパーはブレンボ。
SPのスイングアームはアルミ素地を活かしたシルバー仕上げ。リアショックにオーリンズ製のフルアジャスタブルを装備する。
ツリ目に見えるライトはLEDのデイタイムランニングライト。ヘッドライトはその上部にマウントされる角形レンズのユニットだ。
カラーTFTメーターは念願のサイズアップを果たし、今回から5インチに大型化された。ライディングモードも5種類が用意される。
SPはMTシリーズでは初となるスマートキーシステムを採用。キーフォブを携帯していれば給油口の開閉も行えるようになっている。
ヤマハ新型「MT-09」「MT-09 SP」動画・写真
2024 Yamaha MT-09 SP: Master of Darkness
www.youtube.com
2024 Yamaha MT-09: Unleash your Darkness
www.youtube.com
ヤマハ新型「MT-09」「MT-09 SP」主なスペック
※諸元は欧州仕様車
| 全長×全幅×全高 | 2090×820×1145mm |
| ホイールベース | 1430mm |
| 最低地上高 | 140mm |
| シート高 | 825mm |
| 車両重量 | 193kg（SPは194kg） |
| エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 |
| 総排気量 | 890cc |
| ボア×ストローク | 78.0×62.1mm |
| 圧縮比 | 11.5 |
| 最高出力 | 87.5kW（119PS）/10000rpm |
| 最大トルク | 93N・m（9.5kgf・m）/7000rpm |
| 燃料タンク容量 | 14L |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| キャスター角 | 24°40′ |
| トレール量 | 108mm |
| ブレーキ形式（前・後） | Φ298mmダブルディスク・Φ245mmシングルディスク |
| タイヤサイズ（前・後） | 120/70ZR17M/C（58W）・180/55ZR17M/C（73W） |
まとめ：オートバイ編集部
ヤマハ新型「MT-09」「MT-09 SP」関連のおすすめ記事
