ホンダのスポーツモデルの頂点に君臨するスーパースポーツ、CBR1000RR-Rがアップデートを受けて欧州で登場した。RC213Vのようなフロントウイングを採用、各種装備や電子制御ライディングアシストも更なる進化を遂げてのデビュー。
まとめ:オートバイ編集部
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ホンダ新型「CBR1000RR-R ファイアーブレード/SP」各部装備・ディテール解説

新形状のウイングに合わせてサイドカウル、アンダーカウルも形状を変更。タンクカバー位置も下げて空力特性を向上させた。

SPのフロントフォークはΦ43mmのオーリンズ製NPX。ブレーキキャリパーはブレンボの新作、StylemaR4にアップデートされている。

SPに装備されるオーリンズ製の電子制御サスペンションは第3世代。スプールバルブやチューニングインターフェイスも進化した。

フレームは剛性バランス見直しで、よりしなやかな設定に。スイングアームは前モデルのものを継承、タイヤはブリヂストンのRS11を履く。

従来のダクトウイングではなく、コの字型のボックスウイングに変更。これにあわせてサイドカウル形状も改められている。

メーターは5インチのカラーTFTで、写真のアナログモードをはじめ4種類の表示デザインから選択可能。上部にはシフトアップインジケーターも備わる。

サスセッティングに便利な、サスセットアップ状態がひと目で分かるデジタル・スプリング・プリロード・ガイドも追加された。

カーボンエディションも登場!
300台限定のカーボンエディションは、SPのフロントウイング、フロントフェンダー、ミッドカウルなどにカーボンを使用。
ホンダ新型「CBR1000RR-R ファイアーブレード/SP」動画・写真
New 2024 CBR1000RR-R Fireblade SP: Born to Race | Supersport Motorcycle | Honda
www.youtube.comホンダ新型「CBR1000RR-R ファイアーブレード/SP」主なスペック
※諸元は欧州仕様車
《 》内はSP
全長×全幅×全高 | 2100《2105》×740《750》×1140mm |
ホイールベース | 1450《1455》mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 830mm |
車両重量 | 200kg《201kg カーボンエディションは200kg》 |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 1000cc |
ボア×ストローク | 81×48.5mm |
圧縮比 | 13.6 |
最高出力 | 160kW(217.5PS)/14000rpm |
最大トルク | 113N・m(11.5kgf-m)/12000rpm |
燃料タンク容量 | 16.5L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 23°56′《24°7′》 |
トレール量 | 100.8mm《101.9mm》 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ330mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C 58W・200/55ZR17M/C 78W |
まとめ:オートバイ編集部