スズキ「ハヤブサGPエディション」の特徴
定番メガスポーツにMotoGPマシンのエッセンスをプラス!
スズキ・イタリアが、圧倒的な超高速性能と個性的スタイルによって、世界的に根強い人気を集めているメガスポーツ「ハヤブサ」をベースに、MotoGPマシン「GSX-RR」イメージのボディカラーで彩った特別仕様車「ハヤブサ GPエディション」を発売することを発表した。
「ハヤブサ GPエディション」のボディカラーは、「GSX-RR」を想わせるブルーとシルバーを組み合わせた、いわゆるエクスター・カラーと呼ばれるもの。「GSX-RR」にもあったエクスター・ロゴもアッパーカウルとテールカウルに配されている。
強力な1339ccの水冷直4エンジンや、超高速ライディングを安全にサポートする電子制御デバイス、最新の空力テクノロジーによる抵抗の小さいフルカウルなどは、スタンダードな「ハヤブサ」と基本的に共通。しかし、ボディカラー以外でスタンダードと異なっているのはマフラー。「GSX-RR」に装着されていたマフラーも手がけていた、アクラポビッチ製のものが標準装備されている。
エクスター・カラーの基本デザインは共通ながら、「ハヤブサ GPエディション」のボディカラーは2タイプが存在する。アッパーカウルのエアインテークをはじめ、各所にレッドのアクセントカラーが入っているのがロッソ・ピスタ。
このレッドのアクセントカラーは、今シーズン「GSX-RR」を駆り、先ごろ行われた最終戦で圧倒的な速さで勝利して掉尾を飾って見せたアレックス・リンス選手、そのマシンが赤く縁取られたゼッケンを付けていたことに由来する。
そして、アクセントカラーをイエローとしたのがジャッロ・ピスタ。
こちらはもう1台の「GSX-RR」を走らせ、2020年にはMotoGPチャンピオンとなったことでも記憶に新しい、ジョアン・ミル選手のマシンのゼッケンカラーがイエローだったのに合わせた選択だ。
この「ハヤブサ GPエディション」はイタリアでのみの販売のようだ。
【アンケート】 あなたはどちらのカラーが好きですか?
お好きなカラーをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。
投票ありがとうございました。
まとめ:小松信夫