ドゥカティ「デザートX」2023年モデルの特徴
![画像: Ducati DesertX 海外仕様・2023年モデル 総排気量:1203cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒 シート高:780mm 車両重量:227kg](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/11/16/b9b9393daaaa61a2c2d36d89073a3c32d0fec99a.jpg)
Ducati DesertX
海外仕様・2023年モデル
総排気量:1203cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒
シート高:780mm
車両重量:227kg
既存のカラーとはまた別の魅力を持つ2023年デビューの新色
ドゥカティ「デザートX」は、1980〜90年代のパリ・ダカール・ラリーを戦っていたラリーレイドマシンを想わせるビッグタンクが目立つスタイリング、フロント21インチ・リア18インチ径のワイヤースポークホイールや、ストロークの長い高精度なサスペンション、専用フレームといったハードなオフロード向けな構成の車体へ、パワフルな937ccテスタストレッサ11°水冷Lツインエンジンを組み合わせたモデル。
![画像1: ドゥカティ「デザートX」2023年モデルの特徴](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/11/16/89c5e9c04fc6463a34578a7b2bdfaa9b3d6b1903.jpg)
往年のラリーマシン風な「デザートX」ではあるが、そのデザインにはドゥカティが持つ最新の人間工学や空力技術のノウハウを惜しみなく投入。さらにオフロードでのライディングに最適なエンデューロモード、ラリーモードを備える6つのライディングモードなど、ライディングを支援する電子制御デバイスも充実。どんな道でも安全で快適な走りを楽しめるオールラウンドモデルとなっている。
![画像2: ドゥカティ「デザートX」2023年モデルの特徴](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/11/16/3f0ef678d3d67fc9f0677e25e0a690119008cfb3.jpg)
今回発表された最新モデルは、発売されて間もない最新モデルだけにメカニズムに関しては変更されていない。変更されたのはカラーリングで、これまでのスターホワイトシルクに加え、新色として前回のダカールラリーに参加した、ハイブリッドシステムを搭載するアウディの4輪ラリーレイドマシン「RS Q e-tron」のカラーリングにインスパイアされた、斬新なイメージのボディカラー「RR22」が追加された。
![画像: Audi RS Q e-tron](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/11/16/1d395dbf8ba96b05dfdded8bc3f4c1d316fdcfe6.jpg)
Audi RS Q e-tron
この新しい「R22」カラーの「デザートX」は日本でも販売される予定だ。しかし、現時点で発売時期などの詳細は未定とされている。
ドゥカティ「デザートX」の主なスペック
ホイールベース | 1608mm |
シート高 | 875mm |
キャスター角 | 27.6° |
トレール | 122mm |
車両重量 | 223kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブL型2気筒 |
総排気量 | 937cc |
ボア×ストローク | 94×67.5mm |
圧縮比 | 13.3 |
最高出力 | 110PS/9250rpm |
最大トルク | 9.4kg-m/6500rpm |
変速機形式 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 21L |
タイヤサイズ(前・後) | 90/90-21・150/70R18 |
ブレーキ形式(前・後) | φ320mmダブルディスク・φ265mmディスク |
まとめ:小松信夫