この記事では、同企画内で「250クラス(126~250cc)」にカテゴライズされる、オフロード&アドベンチャーモデルをまとめて紹介します。
Honda CRF250L/CRF250L<s>
H-032(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
デュアルパーパスモデルのCRF250Lは2020年12月にフルモデルチェンジされ、新フレームの採用などで4kg軽量化。エンジンは吸排気系を中心に改良を加えパワーアップ。オンロードでの扱いやすさだけでなくオフロード性能も大幅に向上した。
また、サスペンションのストローク量を前10mm、後20mm伸ばし、オフロード走破性を高めた<s>タイプもラインアップする。
Honda / CRF250 RALLY<s>
H-033(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
CRF250Lをベースにダカールレーサー・CRF450ラリー譲りのスタイルを与えた250ccアドベンチャーモデル。
スタイリングは従来同様に大型スクリーン、左右非対称の二眼LEDヘッドライトを装備し、新たに燃料タンクの大容量化によってツーリング適性が高められた。オフロード性能を重視してストロークの長いサスペンションを備えた<s>タイプも用意されている。
YAMAHA SEROW250 FINAL EDITION/TOURING SEROW
Y-020(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
トレッキング感覚で自然の中を走行できる存在として支持されてきたオフロードモデル。
1985年の初代モデル以来、幅広い層から人気を集めるロングセラーとなっていたが、2020年の1月にファイナルエディションが発売された。
また、ワイズギア製のスクリーン、ナックルガード、リアキャリアなどを組み込んだツーリングセローも生産終了が発表されている。
SUZUKI V-Strom250 ABS
S-015(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
GSR250をベースに大型スクリーン、積載性に優れるシートを装着したアドベンチャーツアラー。
搭載されている水冷並列2気筒エンジンは、スムーズでフレキシブルなトルク特性と高い信頼性、優れた燃費性能を実現。質実剛健で扱いやすく、長距離ツーリングも快適にこなせる。
現在、ABS非搭載モデルは生産終了し、ABSモデルに統一されている。
Kawasaki VERSYS-X 250 TOURER
K-023(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
パニアケース、ハンドガードを標準装備するアドベンチャースタイルのツーリングモデル。
長時間走行でも疲れない優れたポジション設定や大型のスクリーンなど充実した装備で快適性を高めた車体に、最高出力33PSというパワフルな旧ニンジャ250ベースの水冷並列2気筒エンジンを搭載。アシスト&スリッパークラッチも採用されている。
Kawasaki KLX230 S
K-024(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)
カワサキの本格軽二輪オフローダーとして、2020年モデルでデビュー、2021年モデルまで販売されていたKLX230のシート高を55mm低い830mmとして大きく足つき性を改善。
扱いやすい232cc空冷単気筒エンジンやスリムなスチール製のペリメターフレーム、オフロードに対応するABSなど、軽快なオフロード走行向けのメカニズムはそのま継承している。