ウイリー Z900RS用『ブレンボラジアルキャリパー仕様スイングアーム』
定番スイングアームもすみずみまで着々進化中
ウイリーのアルミスイングアームといえば、’90年代前半からすでにカスタムシーンでも知られた定番パーツ。早くから目の字断面7N01材を採用、その強度と信頼性が認められ、多くの車両に装着されてきたのはご存じの通り。そして、今やそのスイングアームと同等の人気アイテムとなったのが、5軸マシニングセンタを使用して生み出される、3Dビレットパーツ群だ。
そんなウイリーが得意の2分野の技術を駆使して発表したのがZ900RS用“ブレンボラジアルキャリパー仕様スイングアーム”。同車向け5角目の字スイングアームOWタイプに、ブレンボのレーシングラジアルキャリバー・XA88811を装着できるよう、新たにマウントを3D削り出しで製作、セットしたもの。
そのXA88811は国内ではまだ一般向けには正規輸入販売がアナウンスされておらず、ウイリーでもキャリパーはユーザーが別途入手することを前提とする(当然、そのメンテナンスも購入者の自己責任となるので注意が要る)が、究極を目指すZ900RSファンには、垂涎の逸品だろう。なお、ウイリーは製品質問については、製品購入・装着を予定するショップ経由でのみ受け付ける。
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![画像1: ウイリー Z900RS用『ブレンボラジアルキャリパー仕様スイングアーム』](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/11/15/52d5a965c6602046cb28c13829e615d172659aba_xlarge.jpg)
![画像2: ウイリー Z900RS用『ブレンボラジアルキャリパー仕様スイングアーム』](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/11/15/726f5a8d1026f4623b06eff3a33f5e7183d1d006_xlarge.jpg)
こちらもすっかりウイリー製パーツの代名詞となった3D削り出しで製作されたキャリパーマウント部。純正ブレーキローター対応品で、ホイールブランドによってはシム調整が要る。ブレンボXA88811のマウントピッチは60mm。ウイリーでは同キャリパーの手配・販売は請け負わないので、その入手は購入者が個人で行うことになる。キャリパーマウントの単品販売も行われない。
![画像3: ウイリー Z900RS用『ブレンボラジアルキャリパー仕様スイングアーム』](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2021/11/15/d47a816c28ac45d8f7211a96f995a0da7ea80495_xlarge.jpg)
こちらはすでに販売中の、Z900RS用5角目の字スイングアームOWタイプ(耐久スタンドフック付き、キャリパー直付け仕様)。アキシャルタイプのブレンボキャリパー(別売)が使えて、価格は28万500円だ。
SPECIFICATION
メーカー | ウイリー |
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製品名 | ブレンボラジアルキャリパー仕様スイングアーム |
対応車種 | KAWASAKI Z900RS |
スイングアーム部材質 | 7N01・5角目の字押し出し材 |
キャリパーブラケット仕様 | 直付けタイプ |
対応ローター厚み | Z900RS純正品と同サイズを指定 |
税込価格 | 31万3500円 ※ブレンボXA88811キャリパーは価格に含まず |