Z900RSの兄弟車であるスポーツネイキッド、Z900にも上級グレードの「SE」が追加される。オーリンズのサスペンションとブレンボのブレーキを投入し、さらに走りを磨いたマシンだ。
まとめ:オートバイ編集部

カワサキ「Z900 SE」の特徴

画像: Kawasaki Z900 SE 総排気量:948cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 最高出力:125PS/9000rpm 最大トルク:10.0kg-m/7700rpm 車両重量:213kg 発売日:2022年春頃

Kawasaki Z900 SE

総排気量:948cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
最高出力:125PS/9000rpm
最大トルク:10.0kg-m/7700rpm
車両重量:213kg

発売日:2022年春頃

カワサキのスーパーネイキッド・Zシリーズの中で、トータルバランスに優れたスタンダードモデル的存在として注目されているZ900。先日発表されたヨーロッパ向け2022年モデルに、上級グレードであるZ900SEがラインナップに加わった。

Zシリーズ共通のSUGOMIスタイルや、エンジン、フレームといった基本メカニズムはスタンダードのZ900と同じだ。注目すべきはサスペンションで、オーリンズ製のハイグレードなS46ユニットを標準装備する。同時にフロントフォークのセッティングも変更され、ブレンボ製ブレーキが装着されるなど、走りを磨くために変更されたポイントは、Z900をベースに開発されたZ900RSのSEとほぼ共通だ。

なおカワサキはZ900SEの国内向けモデルについて、Z900RS SEの導入時期と同じく、2022年春頃と公式に発表している。

画像: 足回りをグレードアップしてスポーティさに磨きを掛けたZ900SE。パワーと車体のバランスの良さが活かされ、乗りやすくスポーティに進化している。

足回りをグレードアップしてスポーティさに磨きを掛けたZ900SE。パワーと車体のバランスの良さが活かされ、乗りやすくスポーティに進化している。

画像: フロントブレーキは、ブレンボ製M4.32ラジアルマウントモノブロックで強化。ローターもパッドもブレンボ製だ。

フロントブレーキは、ブレンボ製M4.32ラジアルマウントモノブロックで強化。ローターもパッドもブレンボ製だ。

画像: リアサスはオーリンズならではの高精度な造りを活かし、動作性の良さとスムーズな動作が特徴のS46に変更。

リアサスはオーリンズならではの高精度な造りを活かし、動作性の良さとスムーズな動作が特徴のS46に変更。

画像: ニッシン製のフロントマスターシリンダーは、コントロール性を改善するためにピストン径を小さくした。

ニッシン製のフロントマスターシリンダーは、コントロール性を改善するためにピストン径を小さくした。


Z900(スタンダードモデル)は新色に

画像: 2022年モデルのZ900(スタンダードモデル)は新色の「パールロボティックホワイト×メタリックマットグラフェンスチールグレー」のみが設定意される。

2022年モデルのZ900(スタンダードモデル)は新色の「パールロボティックホワイト×メタリックマットグラフェンスチールグレー」のみが設定意される。

カワサキ「Z900 SE」主なスペック

全長×全幅×全高2070×825×1080mm
ホイールベース1455mm
最低地上高145mm
シート高800mm
車両重量213kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量948cc
ボア×ストローク73.4×56.0mm
圧縮比11.8
最高出力92kW(125PS)/9000rpm
最大トルク98N・m(10.0kgf・m)/7700rpm
燃料タンク容量17L
変速機形式6速リターン
キャスター角24.9゜
トレール量110mm
ブレーキ形式(前・後)Φ300mmダブルディスク・Φ250mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W)

まとめ:オートバイ編集部

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