アドベンチャーの「王様」であるBMWのGSの名を持つG310GS。2021年モデルはメカと装備の充実が図られ、ライドバイワイヤ機構やスリッパークラッチ、LEDヘッドライトなどを採用して大きくアップデートされている。
文：太田安治、オートバイ編集部／写真：南 孝幸
文：太田安治、オートバイ編集部／写真：南 孝幸
BMW「G310 GS」カラーバリエーション
カイヤナイト・ブルー・メタリック／スタイル・ラリー
ポーラ・ホワイト
コスミック・ブラック（GS40周年記念カラー）
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カイヤナイト・ブルー・メタリック／スタイル・ラリー
ポーラ・ホワイト
コスミック・ブラック
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- ポーラ・ホワイト23485
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BMW「G310 GS」ライディングポジション・足つき性
シート高：835mm
ライダーの身長・体重：176cm・68kg
ライダーが乗ったときの沈み込み量が大きく、車体もスリムなのでシート高835mmというカタログスペックから想像するよりも足着き性がいい。直立した上体、膝の曲がりが緩いステップ位置で長時間の連続走行も快適だ。
BMW「G310 GS」各部装備・ディテール解説
前方吸気、後方排気というユニークなレイアウトを採用する312ccのDOHCシングル。今回からライド・バイ・ワイヤとアンチホッピングクラッチが導入された。
BYBRE製のラジアルマウントキャリパーに倒立フォークと足回りは豪華。標準装着タイヤはメッツラーのTOURANCEだ。
スイングアームを長くして高い路面追従性を確保。ロングツーリングにも対応する、GSシリーズらしい快適性を確保する。
GSファミリーらしさは残しつつ、ヘッドライトはLEDに変更。前後のウインカーもLED化され、灯火類は最新の仕様にアップデートされた。
シンプルで見やすい液晶デジタルメーターは、燃料計やギアポジションインジケーター、バーグラフ式タコメーターを表示。
ホールド性の高そうなシートは一体型。足つき性に配慮して、ライダー側の前端部はしっかり絞り込まれている。
BMW「G310 GS」主なスペック・価格
| 全長×全幅×全高 | 2190×880×1250mm |
| ホイールベース | 1420mm |
| シート高 | 835mm |
| 車両重量 | 175kg |
| エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 |
| 総排気量 | 312cc |
| ボア×ストローク | 80×62.1mm |
| 圧縮比 | 10.9 |
| 最高出力 | 25kW（34PS）/9250rpm |
| 最大トルク | 28N・m/7250rpm |
| 燃料タンク容量 | 11.5L |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| ステアリングヘッド角 | 63.3° |
| トレール量 | 98mm |
| タイヤサイズ（前・後） | 110 / 80 R19・150 / 70 R17 |
| ブレーキ形式（前・後） | シングルディスク・シングルディスク |
| メーカー希望小売価格 消費税10％込 | |
| スタンダード（オイル・インクルーシブ有） | 70万9000円（75万3000円） |
| 40周年カラー（オイル・インクルーシブ有） | 71万9000円（76万3000円） |
文：太田安治、オートバイ編集部／写真：南 孝幸
