先代1200からフルモデルチェンジしたテネレはMT-07系のパワーユニットを持つミドルクラス! アドベンチャーカテゴリーということでアフリカツインや1250GSと比べられるけれど、テネレは明確に違う個性を持っていた!
文:中村浩史/写真:松川 忍
※この記事は月刊オートバイ2020年12月号に掲載した「現行車再検証スペシャル」を一部加筆修正しています。

ヤマハ「テネレ700」足つき性・ライディングポジション

シート高:875mm
ライダーの身長・体重:178cm・80kg

シート高875mmはシート幅がオフロード車ほどはスリムじゃない分、足つき性は身長180㎝ないと不安なレベル。ローシート、ローダウンリンクを組み込んだアクセサリー車もラインアップされている。

ヤマハ「テネレ700」各部装備・ディテール解説

画像: 特徴的なLED4灯ヘッドライトがテネレのチャームポイント。信号待ちで低いクルマの後ろにつくと、ちょっと気になる光量だが、左右独立で光軸調整が可能だ。

特徴的なLED4灯ヘッドライトがテネレのチャームポイント。信号待ちで低いクルマの後ろにつくと、ちょっと気になる光量だが、左右独立で光軸調整が可能だ。

画像: タテ型のモノクロ液晶メーターは見やすく、デザイン性もいいラリーイメージのあるもの。オド&ツイントリップ、平均&瞬間燃費、ギアポジションや時計を表示する。

タテ型のモノクロ液晶メーターは見やすく、デザイン性もいいラリーイメージのあるもの。オド&ツイントリップ、平均&瞬間燃費、ギアポジションや時計を表示する。

画像: エンジンはMT-07系のクロスプレーンクランクの水冷2気筒688㏄。旧排気系を専用設計し、2次減速比をMTよりもショート寄りに設定した。

エンジンはMT-07系のクロスプレーンクランクの水冷2気筒688㏄。旧排気系を専用設計し、2次減速比をMTよりもショート寄りに設定した。

画像: スタイリッシュなサイレンサーもテネレ専用品。MTよりもややサウンドも雄々しく、歯切れのいい音が味わえる。ブレーキはABSオフスイッチつき。

スタイリッシュなサイレンサーもテネレ専用品。MTよりもややサウンドも雄々しく、歯切れのいい音が味わえる。ブレーキはABSオフスイッチつき。

画像: φ282㎜のウェーブディスクをダブルで装備。ホイールはオフロード寄りのフロント21/リア18インチで、タイヤはピレリ製スコーピオンラリースター。

φ282㎜のウェーブディスクをダブルで装備。ホイールはオフロード寄りのフロント21/リア18インチで、タイヤはピレリ製スコーピオンラリースター。

画像: フックは前後左右で計4カ所、シート幅がスリムなため、幅広の荷物は積載しづらいが、キャリア、サイド&トップケースがアクセサリーとして発売されている。

フックは前後左右で計4カ所、シート幅がスリムなため、幅広の荷物は積載しづらいが、キャリア、サイド&トップケースがアクセサリーとして発売されている。

ヤマハ「テネレ700」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2370×905×1455mm
ホイールベース1595mm
最低地上高240mm
シート高875mm
車両重量205kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量688cc
ボア×ストローク80.0×68.5mm
圧縮比11.5
最高出力53kW(72PS)/9000rpm
最大トルク67N・m(6.8kgf・m)/6500rpm
燃料タンク容量16L(無鉛レギュラーガソリン指定)
変速機形式6速リターン
キャスター角27゜
トレール量105mm
タイヤサイズ(前・後)90/90-21M/C 54V・150/70 R18M/C 70V(前後チューブタイプ)
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格126万5000円(消費税10%込)

文:中村浩史/写真:松川 忍
※この記事は月刊オートバイ2020年12月号に掲載した「現行車再検証スペシャル」を一部加筆修正しています。

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