(※月刊オートバイ 2019年10月号より)
排気量関係なし「総合クラス」のランキングはこちら!
第1位 2972POINTS
Honda CBR650R
オールラウンドに楽しめる新世代のミドルCBR!
前モデルのCBR650Fをベースに、スポーツ特性を大幅に高めてモデルチェンジしたミドルCBR。兄貴分のCBR1000RRをイメージしたスタイリングは精悍なフォルムを実現しているが、ライディングポジションはSSほど前傾が厳しいものではなく、ワインディングからツーリングまでオールラウンドに楽しめる。
エンジンは95PSを発揮する648㏄の直4で、フレームはピボット部の剛性を見直して適度なしなりを実現、爽快な走りに貢献している。最新スポーツモデルだけに装備も充実しており、いわゆるトラクションコントロールに相当する「HSTC」を標準装備、アシスト&スリッパークラッチも備える。
このクラスではCBR600RR以来となる本格的なフルカウルスポーツ、というだけでも、今や貴重だが、ステージを選ばない爽快な走りでも人気を呼んでおり、今回のクラス1位獲得の大きな理由にもなっている。ボディカラーはレッドとブラックの2色をラインアップする。
【主なスペック】エンジン形式・排気量・最高出力・最大トルク・車両重量・シート高・燃料タンク容量・タイヤサイズ前後
●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 ●648㏄ ●95PS/12000rpm ●6.5㎏-m/8500rpm
●207㎏ ●810㎜ ●15L ●120/70ZR17・180/55ZR17
第2位 2906POINTS
Honda CB650R
本格装備が嬉しいスポーツCB
CBR650Rと共通のエンジン、シャシーを使用するスポーツネイキッド。
兄貴分のCB1000Rからの流れを汲んだ「ネオスポーツカフェ」コンセプトのスタイリングは、他とは違う独自の存在感を醸し出したもので、車体右側にそろえた集合マフラーのエキパイは非常に美しい仕上がり。
パワースペックはCBRと同じ95PSで、クイックで爽快なフットワークが魅力。スリッパークラッチやトルクコントロールも標準装備する。
【主なスペック】
●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 ●648㏄ ●95PS/12000rpm ●6.5㎏-m/8500rpm
●202㎏ ●810㎜ ●15L ●120/70ZR17・180/55ZR17
第3位 2112POINTS
SUZUKI GSX-R750
妥協なく造り込まれたGSX-Rの中核モデル!
GSX-Rシリーズの中核モデル。現行型は2011年にモデルチェンジしたもので、弟分の600を車体のベースとして運動性能の向上を図っている。
パワースペックは149PSで、600SSよりトルクを増している分、扱いやすさにも優れる。
ブレンボのラジアルマウントキャリパーやBPFフォークを採用するなど、足回りのパーツにも一流品をおごっており、妥協なく造り込まれた、希少な本格スーパースポーツとして根強い人気を誇る。
【主なスペック】
●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 ●750㏄ ●149PS/12200rpm ●NA
●190㎏ ●810㎜ ●17L ●120/70ZR17・180/55ZR17