伊藤真一さんにホンダのオートバイを思う存分乗り尽くしてもらい、新しい魅力を発見するロングラン研究所。2019年に印象に残ったというバイクを一台ずつ紹介していきます!

Honda「GROM」/いろいろな楽しみ方ができるモデル

画像: Honda「GROM」/いろいろな楽しみ方ができるモデル

グロムに搭載されている前傾単気筒エンジンはスーパーカブC125と基本同じエンジンですが、よりコンパクトな車体のグロムが活き活きと走るのも納得できます。

エンジンの各部に付いているセンサーによって、PGM-FIによる制御が効いていて、ノッキングの兆候とかは皆無です。ノーマルで走っても作りの良さがわかるモデル。

原付二種の中でも高価な部類のモデルではないですけど、サスペンション、ブレーキ、ホイールも結構お金がかかっている感じです。もし自分が入手したら、サーキットを走らせるより、公道で使うことを選ぶでしょうね。

もっとエンジンが回るようにしようとか、まずはエンジンを分解してしまうと思いますね。内部パーツを交換しないとしても、ちょっと圧縮を上げてみようか……とか、絶対にやってしまうと思います(笑)。

画像: デュアルタイプのヘッドライトには、テールランプとともに視認性・被視認性を両立するLEDを採用している。アグレッシブなデザインが、フロントマスクの精悍さを演出。

デュアルタイプのヘッドライトには、テールランプとともに視認性・被視認性を両立するLEDを採用している。アグレッシブなデザインが、フロントマスクの精悍さを演出。

画像: 「初めてグロムで街乗りしてみて感じたのですが、この125cc単気筒エンジンはとてもトルクがあっていいですね。結構良く走る! と驚かされました」と伊藤さん。

「初めてグロムで街乗りしてみて感じたのですが、この125cc単気筒エンジンはとてもトルクがあっていいですね。結構良く走る! と驚かされました」と伊藤さん。

撮影:松川 忍/タンデムモデル:大関さおり/まとめ:宮崎健太郎

ホンダ GROMの主なスペックと価格

全長×全幅×全高:1755×730×1000㎜
ホイールベース: 1200㎜
シート高:760㎜
車両重量:104kg
エンジン形式:空冷4ストOHC単気筒
総排気量:124cc
ボア×ストローク:52.4×57.9㎜
圧縮比:9.3
最高出力:9.8PS/7000rpm
最大トルク:1.1kg-m/5250rpm
燃料タンク容量:5.7L
キャスター角: 25゜00′
トレール量:81㎜
タイヤサイズ:120/70-12・130/70-12
ブレーキ形式:ディスク・ディスク
メーカー希望小売価格(消費税10%込):35万7500円

ホンダ 公式サイト

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