ライター
【BMW S1000RR/YAMAHA YZF-R1 GYTR】最強の座を狙うBMWの「野望」と世界で20台しかない特別なR1【ベストヒット番付2019】
8耐マシン風カラーにひと目惚れ
YAMAHA YZF-R1 GYTR
福田充徳
YZFーR1はWSBKではようやく優勝に届いたくらいのレベルだけど、鈴鹿8耐では4連覇中。だから大好きなんやけど、ちょっと「8耐マシン感」があれへんよなぁ、と思っていたら、なんすかこのGYTRバージョン! イッパツでほしくなってまうやろ!
僕なんか単純なもんで、いまだにバリバリのスーパースポーツが大好き。そこに戦績とかの「栄光」が付加されると、すぐに大好きになってまうんです。だから、イチ推しのモデルは、シーズンによって変わる、と(笑)。2018年モデルじゃないから今回は挙げませんでしたが、いまだにRC213V...
ライター
【BMW K1600B】ド迫力のバガースタイルで魅力を増した独創の直6クルーザー!【試乗インプレ】(2017年)
サイズと重さを忘れるほど軽快でスムーズな走り!
新たに登場したこの「K1600B」、ジャンル的にはアメリカでバガーなどと呼ばれるタイプ。シンプルなクルーザーに必要最低限のツーリングバッグを取付けた、機動性のいいロングツアラーだ。
ベースとなるのは並列6気筒の幅広いエンジンと長大な車体を持ったK1600GT。あのバイクもそうだったが、このBも、見た目の鈍重さとは裏腹に、街中で身軽にフットワークし、素直にワインディングを駆け抜ける。こんなバイクはかなり珍しい。
6気筒エンジンは低振動で、全回転域での強烈なパワーと粘りを両立したフレキシブルな特性。必要とあらば6速40㎞/h・1000回転からで...
ライター
【試乗インプレ】カーボンシャシーを採用した究極のスーパースポーツ!【BMW HP4 RACE】(2017年)
既存の概念を覆すケタ外れのパフォーマンス!
HP4レースがいかにすごいマシンであるかは、そのスペックや車両構成に注目すれば疑いの余地はない。
215PSという最高出力は、ベースのS1000RRから16PSアップで、WSBKを闘うBMWのワークスマシンに劣ることわずか5PS。各部の公差も厳しく管理され、エンジンはワークスマシン同様、熟練メカニックによって組み上げられる。
そして、車重はガソリン満タンで171㎏。ノーマルから36㎏超も軽量化され、なんとワークスマシンよりも8㎏も軽い。モトGPマシンと比べても4㎏重いだけである。新しいHP4レースは保安部品を持たないサーキット専用車とは言え、こ...
ライター
【試乗インプレ】気軽にどこでも楽しめる“スモールGS”ついに発進!【BMW G310GS】(2017年)
GSのDNAを感じさせるスタイルと万能な走りっぷり
バルセロナの試乗会場に置かれたG310GSを見て、驚いた。基本はG310Rと同じはずなのに、別物のような存在感があって、スタイリングはまさにGSそのものであったからだ。前輪が17インチでなく19インチで、サスストロークが伸びて車高が高くなっているとは言え、フレームもスイングアームも共通と聞いて、ますます驚きである。
それだけに、34PSの最高出力に不安も覚える。考えてみたら、交通の流れが速いヨーロッパで、これまで僕は600㏄以下のバイクには乗ったことがない。これで普通に楽しめるのだろうか。
でも、走ってみれば、何のことはなかった。このG...
ライター
【試乗インプレ】都会的なのにスポーティBMW初のミッドスクーター【BMW C400X】(2018年)
スクーターの利便性とバイク的な走りを両立
BMWは長くスクーター・カテゴリーを育ててきた。2000年に屋根付&シートベルトでヘルメット着用義務を無くしたスクーター「C1」をリリース。二輪車に新しい解釈をもたらした。そして2012年には、排気量650ccの並列二気筒エンジンをフレームマウントするメガスクーター「C650GT/C600Sport」を発売。スクーターで旅すること、スポーツすることを提案した。両車は好セールスを記録し、2016年にはモデルチェンジを行い、そのスタイルとパフォーマンスをアップデートしている。そして2014年には、BMW初のEVスクーター「CIEvolution」も開...












































