ライター
【HONDA CB1100 EX TypeⅠ/CB1100 RS】「RS」と「EX」2つのCB1100を鋭く分析!【ロングラン研究所】
もともと18インチだったフロントを17インチ化…
その“クセ”を前後足まわりのセティング変更で克服
実はCB1100を、公道で乗るのはこれが初めてなんです。最初のモデルが登場したころ、テストコースでちょっと乗ったことがあるくらいで……。その時の印象ですか? そうですね、なんと言ったらいいのかな。昔の味を残しつつ今風にしたオートバイ、という感じですかね。昔のCBナナハンのイメージを感じさせますが、装着するタイヤが18インチというのも、そういう風に思わせる一因かもしれません。また若者向けというより、CB1100はオジサン向けにも思えますね。まぁ年齢のことを言うと、自分もオジサンさんなんですけ...
ライター
【HONDA Rebel 500/250 ABS】自然なハンドリングの理由【ロングラン研究所】
近くで実車を見て欲しい おそらく印象が変わるから!
新しいレブル250/500にはどちらも乗ってみたいと思いましたが、特に250には興味がありました。今、普段の「アシ」としてのオートバイにFTR223を持っているのですが、250のレブルは値段もそこそこ。そして街中のシティコミューターに良さそうなので、FTRの代わりになりそうだなって思っていました。
レブル250/500の第一印象は、実車を見る前のイメージと、見た後のイメージがまったく違いましたね。販売価格がそんなに高くはないので、あまりお金をかけているモデルではないだろうな、と漠然と思っていましたが、実車を見てみるとちゃんとお金をかけて...
ライター
【ロングラン研究所】車体もエンジンも新開発されたプレミアムツアラー2台のゴールドウイングを比較試乗する!【HONDA Gold WingTour/ Dual Clutch Transmission<AIRBAG>】
外観も中身も大胆進化!低重心&マスの集中化も!
まず新型GLはスタイリングが格好良いですね。4輪のNSXに似ているなぁ、と思いました。これまでのGL1800より、かなり格好良くなってますよ。スタイリングは、パーフェクトですね。
あと、前のGL1800に比べると、新型はかなりコンパクトになっています。旧型は重たくて、停車時にちょっとグラっと来たら支えきれませんって感じでしたけど、今回試乗した新型ではそういうことが全くない。おっとっと、となっても持ちこたえられる。低重心とマスの集中化が効いているんでしょうね。立ちゴケの心配が少なくなったのは、良いことだと思います。
旧型は停車時に車体が傾いた...
ライター
【HONDA CB650F <ABS>】伊藤さんの「4気筒」好きは昔から変わらず。その理由とは?【ロングラン研究所】
レッドゾーンまで回してみれば、4気筒ならではの気持ち良さと走りを楽しめる!
今、欧州市場では600㏄のスーパースポーツに代わり、それより排気量が少し大きい2気筒のスポーツモデルが注目されてますよね。カウルの付いているCBR650Fと、そのストリートファイター仕様とも言えるCB650Fは、それらの2気筒スポーツモデルと競合する商品ですが、やはり「4気筒搭載」と言うのは大きなセールスポイントになると思います。
もしCBRとCB650Fが2気筒だったら、僕はあまり興味ないというか、欲しいとは思わないかもしれません。男は黙って4気筒! でしょう(笑)。なんでそう言うの? と聞かれることがあります...
ライター
【HONDA CBR1000RR】進化していないと困るんです!【伊藤真一のロングラン研究所】
予想していた以上の進化を果たしていたCBR中でも足まわりのバランスは上々!
取材日(※4月17日)の2日後から鈴鹿サーキットに行って、週末の全日本選手権でこの新型CBRのレーサーで走ることになっているのですが、ちょうどタイミングが良いですね(笑)。僕はロードレースでは2008年から旧型のCBRとずっと付き合ってきましたが、新型は旧型と比べてどんなものなのだろう? とずっと気になっていました。周囲からは、いつでもニューモデルや新型車に乗ることができると思われているみたいですが、決してそんなことはないですよ(笑)。
CBRとの付き合いが長いためか、新型を見てもそんなに新鮮味はありませんが、ス...
ライター
【HONDA RC213V-S】何がどれだけスゴいのか?「2190万円」の価値を検証!【ロングラン研究所】
感動するほどのパワーデリバリー
市販モデルでこれに勝るものはない!
これまで何度も乗ってきたRC213VーSですが、今回は初めてクローズドではない、一般公道での試乗レポート。取材中、普通に国道の渋滞にハマったりもしたので、「なんでこんな超高級バイクで、渋滞にハマってるんだろう?」なんて、ふと我に返ったりしました(笑)。道行く人たちからの、注目度も凄かったですね。
もともと213VーSは、プロトタイプのサーキットテストから自分が携わってきたマシン。テストコースはSUGOだったんですが、クローズドコース専用の別売りスポーツキットを装着した状態で、全日本ロードレース選手権JSBクラスのワークス...
ライター
【HONDA NC750S〈ABS〉】「乗りやすい」は奥深い、でもDCTの方が好きかな(笑)【ロングラン研究所】
エンジンの搭載位置を意識させるフィーリング立ちゴケの心配を忘れるくらいの安定感!
まずNC750Sで驚かされるのは、その価格の安さです! 税込69万ちょっとからで販売されていて、しかもグリップヒーターやETCも2016年以降は標準装備になっているんですね。ナナハンがCBR250RRより安い価格で買えるわけですから、それだけでこのバイクに文句を言えなくなります(笑)。そして最初に装着されているOEMタイヤはブリヂストンの「T30」。このタイヤ、アフターマーケットでは前後で3万円以上しますよね? 走りを支えるタイヤをケチらずにいい製品を使っているところも、素晴らしいと思いました。
今回試乗し...
ライター
【HONDA CBR650F】「特殊」じゃない偉大さ散りばめられた工夫!【ロングラン研究所】
パワーもフレーム剛性も十分スーパースポーツと変わらない速さ!
CBR650Fは、前のモデルをしばらく借りて乗っていました。その時の印象は、ちょうど良い感じのバイク…といったところですかね? 排気量の割に意外とパワーがあって速い。またこのクラスのモデルは2気筒が多いですけど、CBRは4気筒を使っているのが魅力です。
前のモデルを都内で借りて、宮城の自宅までの帰り道の東北道はずっと雨だったんですが、かなり良いペースで早く帰ることができて驚いたのを覚えてます。基本的にはツアラーっぽい性格ですけど、パワーも十分でフレーム剛性が足りない感じもない。スーパースポーツと変わらない速さがあります。この手...
ライター
【ロングラン研究所】ホンダの1000㏄ロードスポーツを比較試乗!電子制御の魅力を存分に味わえる2台が登場!【HONDA CBR1000RR /CB1000R】(2018年)
モード選択によってキャラクターが激変!
前のモデルのCB1000Rは実車を見たことはあるのですが、残念ながら試乗したことはないんです。前回に乗ったCB125Rがとても面白かったので、今回新しいCB1000Rに乗るのはとても楽しみでした。フレームのレイアウトはCB125Rに近いレイアウトですが、CB1000Rはプロアームになっているんですね。一方比較用のCBR1000RRはよく乗る機会があるので、同じ水冷1000㏄4気筒の乗り比べをするには、ちょうど良いモデルだと思います。
CB1000Rで走り始めのとき、選んだ走行モードはスタンダードでしたが、その後スポーツを試したら全然別物になりますね...
ライター
【ロングラン研究所】走りの基本を125㏄モデルで学んだ伊藤真一が検証!【HONDA CB125R】(2018年)
「蔵王最速」だった125の思い出ですが…
この連載で125㏄のモデルを取り上げるのは初めてじゃないですか? あまり小さいバイクのイメージが僕にはないかもしれませんが、実は僕が初めて取った免許は小型2輪で、最初に所有したバイクはカワサキのAR125だったんですよ。
AR125を買ったのは17歳のときでしたが、1年で1万2000㎞くらい峠を走りまくりました。そして買ってから2年目にノーマルのままスポーツランドSUGOに持ち込んで、プロダクションクラスのレースに出たんですが、3位になっちゃったんです。そこで勘違い(笑)したのがきっかけで、今のレーサーとしての自分があるんですよね。
当時は「蔵王...
ライター
【ロングラン研究所】「10年乗り続ける」を考えても、かなり有力な選択肢かも?【HONDA CB1300SUPER FOUR】(2018年)
フィーリングの面でも大きく進化している!
CB1300といえば、以前限定車の赤フレームのCB1300スーパーボルドール〈ABS〉・スペシャル(06年モデル)に乗っていたことがあります。今回試乗したCB1300SFは、その頃のモデルと比べると全然違うバイクだな、と思うくらいに変わっています。
自分がかつて所有していたその限定車は、トルクもドーンと出る印象で、スロットル操作に対するツキも良すぎる感じでした。またエンジンフィーリングも、高回転まで回して気持ちいい、という感じではなかったことを覚えています。車体も重心の高さが常に意識させられ、大きいバイクに乗っているな、ということを常に乗り手に意...
ライター
【ロングラン研究所】ホンダの1000㏄ロードスポーツを比較試乗!電子制御の魅力を存分に味わえる2台!【HONDA CB1000R、CBR1000RR 】(2018年)
モード選択によってキャラクターが激変!
前のモデルのCB1000Rは実車を見たことはあるのですが、残念ながら試乗したことはないんです。前回に乗ったCB125Rがとても面白かったので、今回新しいCB1000Rに乗るのはとても楽しみでした。フレームのレイアウトはCB125Rに近いレイアウトですが、CB1000Rはプロアームになっているんですね。一方比較用のCBR1000RRはよく乗る機会があるので、同じ水冷1000㏄4気筒の乗り比べをするには、ちょうど良いモデルだと思います。
CB1000Rで走り始めのとき、選んだ走行モードはスタンダードでしたが、その後スポーツを試したら全然別物になりますね...