快適性か、軽快さか、それとも唯一無二の個性か―どれを軸にするかで評価は大きく分かれる。フィジカルの変化を感じながらも、ずっと旅と走りを楽しみ続けたいベテランライダーに、この4台はどんな答を返してくれるのだろうか。太田安治が一刀両断する!
文:太田安治 写真:赤松 孝、南 孝幸、松川 忍
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ホンダ「CB1000F SE」エンジン&サスペンションチェック

画像: HONDA CB1000F SE

HONDA
CB1000F SE

エンジン

低中速トルクを強化したSS直系ユニット”

999cc水冷DOHC4バルブ並列4気筒はスーパースポーツ譲りのSC94E型をベースにしつつ、新設計カムや吸気系で低中回転トルクを厚くしたパワーユニット。 最高出力は124PS・最大トルク10.5kgf・mを発生。パンチのある高回転域と市街地での扱いやすさを両立し、ネイキッドらしい歯切れ良いサウンドも特徴。

画像1: ホンダ「CB1000F SE」エンジン&サスペンションチェック

サスペンション

ツーリングもスポーツ走行も自由自在

フロントはΦ41mmショーワ製SFF-BP倒立フォークで、プリロード/圧側/伸側のフルアジャスタブル仕様。ストローク量は約130mmで、CB1000ホーネット譲りのしっかりした足まわりだ。

画像2: ホンダ「CB1000F SE」エンジン&サスペンションチェック

リアはプログレッシブリンクを介したショーワ製モノショックで、プリロードと伸側減衰調整が可能。約140mmトラベルとし、スポーツ寄りの操安とツーリングでの快適性を両立する。

画像3: ホンダ「CB1000F SE」エンジン&サスペンションチェック

スズキ「GSX-8T/TT」エンジン&サスペンションチェック

画像: SUZUKI GSX-8T

SUZUKI

GSX-8T

エンジン

鼓動感と実用性を両立した776cc・270度ツインエンジン

776cc水冷DOHC4バルブ並列2気筒は、270度クランクとクロスバランサーを採用した最新世代ユニット。ロングストローク設計により低回転から滑らかで扱いやすいトルクを発生しつつ、最高出力80PS・最大トルク7.7kgf・mを発揮し、鼓動感と実用性を両立している。

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サスペンション

しなやかに動く足が、生む段違いの快適性

フロントはKYB製の倒立テレスコピックフォークで、コイルスプリング+オイルダンパーの標準的な構成。調整機構非装備とされるが、サスストロークは130mmとしロードスポーツとツアラーの中間的な味付けを狙う。

画像2: スズキ「GSX-8T/TT」エンジン&サスペンションチェック

リアはリンク式モノショックで、同じくコイルスプリング+オイルダンパー構成。カム式プリロードアジャスターにより荷物や二人乗りへの対応が容易だ。

画像3: スズキ「GSX-8T/TT」エンジン&サスペンションチェック

ヤマハ「XSR900 GP ABS」エンジン&サスペンションチェック

画像: YAMAHA XSR900 GP ABS

YAMAHA
XSR900 GP ABS

エンジン

クロスプレーン3気筒「CP3」が生む鋭いパンチ力

MT-09世代と共通の890cc水冷DOHC直列3気筒は、最高出力117PS・最大トルク9.5kgf・mを発生する高トルク型エンジン。 クロスプレーンコンセプトの120度クランクにより、独特の排気サウンドと扱いやすさを兼ね備えている。

画像1: ヤマハ「XSR900 GP ABS」エンジン&サスペンションチェック

サスペンション

GP直系のハイグレードな足まわり

フロントはKYB製Φ41mm倒立フォークで、プリロード、伸側、高・低速の圧側減衰まで備えたフルアジャスタブル仕様。GPならではの前荷重なライディングポジションに合わせて、スプリング/減衰とも専用セッティングが施される。

画像2: ヤマハ「XSR900 GP ABS」エンジン&サスペンションチェック

リアはリンク式レイダウン配置のKYB製モノショックで、油圧式プリロードアジャスターと高・低速圧側、伸側まで調整可能。サストラベルは131mm。

画像3: ヤマハ「XSR900 GP ABS」エンジン&サスペンションチェック

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