文:安藤元之 写真:DUCATI
▶▶▶写真はこちら|ドゥカティ「スーパーレッジェーラ V4 チェンテナリオ」
ドゥカティ「スーパーレッジェーラ V4 チェンテナリオ」各部装備解説
エンジン



徹底的に軽量化されたクランクシャフト。比重の重いタングステンを挿入する事で1.1kgの軽量化を達成。シリンダーヘッドはデスモドロミックを採用し、Φ34mmチタン製インテークバルブとΦ56mmスロットルバルブ、研磨加工されたインテークマニホールドで武装。
クラッチは小径化されレスポンス向上と軽量化が施された。シリンダーヘッドボルトに軽量なチタンボルトを採用。ニュートラルへのシフトは専用レバー操作が必要で、誤ってNに入ってしまう事がないN-1-2-3-4-5-6のボトムニュートラルシフトを採用。

エキゾーストシステムはアクラポビッチと共同開発され、レーシングエキゾーストが装着された状態で出荷される。同梱のSTD仕様は認証を取得しており、もちろん公道走行も可能である。
シャシー

ふんだんに使われているカーボンパーツは、ヨー、ロール、ピッチ軸それぞれの慣性モーメント低減に大きく寄与する。一般公道マシンにおいてほぼMotoGPマシンと同じ特性を知る事のできる唯一にして無二のマシンだ。高速域になるほどその恩恵が大きく返ってくる。
ウイングレット

エンドプレート付き2段ウイングレット。仕様決定に際して世界各国のサーキットを走り込みベストバランスを追求。コーナーサイドポッドはグランドエフェクト効果を高めタイヤグリップ力向上を狙っている。
フロントサスペンション

世界初となるカーボン製アウターチューブを採用しパニガーレV4Rに比べ8%の軽量を達成。MotoGP仕様と同じ固定嵌合方式を採用しストローク位置における剛性の変化が無い事が特徴。
100周年記念ロゴ(燃料タンク上)

チェンテナリオとはイタリア語で100周年の意味。同じモノ(モーターサイクル)を100年作り続けている企業はイタリアでも珍しいそうで、オーナーの所有欲を満たしてくれるデザインである。
ドゥカティ「スーパーレッジェーラ V4 チェンテナリオ」主なスペック
| ホイールベース | 1480mm |
| シート高 | 855mm |
| 車両重量 | 173kg(燃料除く) |
| エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブV型4気筒 |
| 総排気量 | 1103cc |
| 最高出力 | 228HP/14750rpm |
| 最大トルク | 12.1kgf・m/10750rpm |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| 燃料タンク容量 | 17L |
| ブレーキ形式(前・後) | Φ340mmダブルディスク・Φ223mmディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・200/60ZR17 |



