2026年4月17日から19日にかけて、スーパーバイク世界選手権(SBK)の第4戦が、ハンガリーのバラトンパーク・サーキットで行われた。

ブレガがレース1で優勝しSBK新記録樹立

今年で2回目の開催となるバラトンパーク・サーキットでのハンガリーラウンド。レース1に行われたスーパーポールでは、ニッコロ・ブレガ(Aruba.it Racing - Ducati)がポールポジションを獲得。2番手はロレンツォ・バルダッサーリ(Team Goeleven)が獲得し、自己最高位を更新した。3番手にはヤリ・モンテッラ(Barni Spark Racing Team)が続く。

画像: 昨年の初開催に続き2回目の開催となったハンガリーラウンド。

昨年の初開催に続き2回目の開催となったハンガリーラウンド。

気温23度、路面温度40度のドライコンディションのなか21周のレース1がスタート。ブレガがホールショットを奪うなか、バルダッサーリがポジションを落としてしまう。さらに、2周目のターン8で激しく転倒を喫し、リタイアに終わってしまった。

一方、8番グリッドスタートのイケル・レクオナ(Aruba.it Racing - Ducati)が好スタートを決め、7周目には2番手に浮上した。

早くもドゥカティワークスの2台によるワンツー体制となり、優勝をかけたバトルが繰り広げられるかに思われた。しかし、トップのブレガは序盤からファステストラップを叩き出し、すでに4秒もの差をレクオナにつけていた。

ブレガは終盤に入るとペースをコントロールして周回。そのままチェッカーを受け、開幕から無傷の10連勝を達成した。

また、ブレガはこの優勝により2025年の第11戦ポルトガルラウンド以来14連勝を達成。トプラク・ラズガットリオグルが2024年と2025年に記録した13連勝を上回り、SBK新記録となった。

2位にレクオナが入り、第2戦ポルトガルラウンド以降7レース連続の2位表彰台を獲得。

3位には4番グリッドからスタートしたミゲル・オリベイラ(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team)が入った。ドゥカティ勢には離されてしまったが、第2戦ポルトガル以来の表彰台を獲得している。

ジェイク・ディクソンの代役としてSBKデビューを果たした國井勇輝(Honda HRC)は21位でチェッカーを受け完走を果たしている。

2026 スーパーバイク世界選手権第4戦 レース1 結果

画像: ブレガ、レクオナ、オリベイラのトップ3。実はバラトンパークで表彰台を獲得したのはどドゥカティとBMWの2メーカーのみ。

ブレガ、レクオナ、オリベイラのトップ3。実はバラトンパークで表彰台を獲得したのはどドゥカティとBMWの2メーカーのみ。

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ブレガの勢いは止まらず開幕4戦全てでハットトリック達成

日曜日も天気に恵まれ、午前中に開催されたスーパーポールレースは気温20度、路面温度35度のドライコンディションで行われた。

本来10周で行われるスーパーポールレースだったが、1周目のターン6でアンドレア・ロカテッリ(Pata Maxus Yamaha)がサム・ロウズ(ELF Marc VDS Racing Team)と接触した後、オリベイラを巻き込んで転倒。ロカテッリは再スタートできたが、オリベイラは路面に叩きつけられてしまい脳震盪に。すぐにメディカルセンターに運ばれたため、赤旗中断となった。

レースは8周に減算されて再スタート。ポールシッターのブレガは1回目のスタートでトップの座を奪われていたが、今回はポジションを落とすことなくターン1をクリア。そこからはお馴染みの勝ちパターンだ。3周目にはオールラップレコードとなる1分38秒230を記録し、2番手以下とのギャップを拡げていく。

チームメイトのレクオナに迫られる瞬間はあったものの、最終的にはバトルに持ち込ませることなくフィニッシュ。ブレガが連勝記録を15に伸ばした。

レクオナは序盤でブレガに差をつけられたことが響き2位でフィニッシュ。3位にはレース1で転倒を喫したバルダッサーリが入り、またしてもドゥカティ勢が表彰台を獲得した。

最終レース2は気温23度、路面温度41度のドライコンディションのなか、21周で争われた。スーパーポールレースで転倒を喫したオリベイラはメディカルセンターに運ばれた後、脳震盪と左肩の打撲と診断された。

これにより近郊の病院に運ばれてチェックを受けることになり、スーパーポールレースに続き、レース2も欠場することになった。また、チームメイトのダニロ・ペトルッチ(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team)もスーパーポールレースで負傷しており、こちらもレース2を欠場。ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Teamは2台揃ってのレース2欠場となってしまった。

レース2はブレガがレクオナを従えてレースをリード。またしても序盤からファステストラップを刻みトップを快走する。

レース2は転倒が相次いだ。ロカテッリは2周目のターン17で転倒しリタイアを喫してしまうと、アクセル・バサーニ(bimota by Kawasaki Racing Team)はマシントラブルによりピットに戻りリタイア。

バサーニのチームメイトであるアレックス・ロウズ(bimota by Kawasaki Racing Team)も8周目のターン10で転倒リタイア。トーマス・ブライドウェル(Superbike Advocates)も6周目のターン10で転倒を喫しリタイアしている。

トップ争いはレクオナも意地を見せブレガと差を詰めていくが、14周目になると再びブレガがペースを上げ、徐々にギャップが開いていった。

画像: レクオナを振り切りトップをひた走るブレガ。

レクオナを振り切りトップをひた走るブレガ。

ブレガは最終的にレクオナに2秒以上の差をつけてトップチェッカー。開幕12連勝、そして連勝記録を16に伸ばしている。レクオナが2位に入り、こちらも9レース連続となる2位を獲得。3位にはバルダッサーリの猛追を振り切ったモンテッラが入った。

國井は転倒者が多いレースを生き残り16位でフィニッシュ。初のSBKでのレースは3レースとも完走を果たしている。

次戦は5月15日から17日にかけて行われるチェコラウンド。アウトドローム・モストで開催される。

2026 スーパーバイク世界選手権第4戦 スーパーポール・レース 結果

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2026 スーパーバイク世界選手権第4戦 レース2 結果

画像: レース2はドゥカティ勢が表彰台を独占した。

レース2はドゥカティ勢が表彰台を独占した。

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