モーターサイクルショーで話題沸騰の新型CB400スーパーフォア。気になるその詳細をじっくり解説していくこの企画、スタイリングに続いてはエンジンについて見ていくことにしよう。新世代のスーパーフォアなだけあって、最新のテクノロジーが詰まった仕様になっているぞ!
写真:南 孝幸
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ホンダ「CB400 SUPER FOUR E-Clutch Concept」エンジン解説

最終型のNC42から一新、新開発400直4の革新

新型CB400SF Eクラッチ コンセプトのエンジンは、同じ400cc並列4気筒ながら、旧型NC42型とは設計思想が一新された新世代ユニットである。NC42がVTEC直4を熟成させ、機械的フィールと人力操作を軸とした「アナログの極致」だったのに対し、新型は電子制御とEクラッチを前提に開発された「電子制御時代の直4」だ。 

最大の変化は吸気系で、従来のサイドドラフト吸気+PGM-FIから、ダウンドラフト吸気とスロットル・バイ・ワイヤ(TBW)に刷新。吸気ポートをストレート化し、高回転での充填効率とレスポンスを高めつつ、電子制御で特性を綿密に制御できる構造となった。

エンジン本体も全面新設計で、CBR400R FOURと共通プラットフォームを採用。クランク、メイン、カウンターの3軸を三角配置し、サイドカムチェーン化で前後長を短縮している。これによりコンパクトかつ高効率な次世代パワーユニットとなった。

トランスミッションもEクラッチ専用設計の6速MTを採用し、クラッチの操作なしで発進・停止できる一方、シフトフィールは従来のMTそのものを再現。小型化されたアクチュエーターユニットがこの進化を支える。

さらに、排気系は右出し4-1集合レイアウトを採用し、往年のCB400FOURを思わせる美しい集合管デザインを実現。TBWと連携して吸気・排気サウンドを「設計する」方向へと進化した。新型CB400SFは、NC42直系ではなく、次世代電子制御時代を象徴する新たな400直4として生まれ変わったのである。

ホンダ「CB400 SUPER FOUR」新旧エンジン比較

CB400 FOURを想起させる4-1集合と“聞かせる”サウンド

車体右側に堂々と主張する新型の4-1集合のエキパイは、かつてのCB400 FOURを思わせる、4本がきれいに揃って流れるレイアウトは、単なる排気管ではなく“デザインされたメカ”そのもの。極力段差を排したスムーズな取りまわしと、シリンダー直下から一気に集合へ向かうライン取りによって、直4らしい高回転志向を視覚的にも表現している。回転上昇に応じて芯のあるサウンドが立ち上がるよう綿密にチューニングされているという。

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画像1: ホンダ「CB400 SUPER FOUR」新旧エンジン比較

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画像2: ホンダ「CB400 SUPER FOUR」新旧エンジン比較

ダウンドラフト+TBW+Eクラッチが描く、新しいCB400SF像

排気量こそ400cc直4ながら、新型のエンジンはNC42とは別物の新世代ユニット。HYPER VTECは搭載されておらず、ダウンドラフト吸気とスロットル・バイ・ワイヤを採用し、高回転での充填効率とレスポンスを高めつつ、電子制御で特性を緻密に作り込める構成となる。さらにEクラッチ前提で設計された6速MTを組み合わせ、クラッチ操作なしで発進・停止できる“電子制御MTのCB400SF”という、新しいスポーツバイク像を提示している。

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画像3: ホンダ「CB400 SUPER FOUR」新旧エンジン比較

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画像4: ホンダ「CB400 SUPER FOUR」新旧エンジン比較

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