近年ロードレースファンの間で、全日本ロードレース選手権への注目が高まっている。国内トップライダーたちが毎戦熾烈なバトルを展開する「濃い」内容が高く評価されているのだ。4月初旬の開幕戦の前に、2026年度全日本ロードレースの見どころをご紹介したい。
文:宮﨑健太郎 写真:本田技研工業、ヤマハ発動機、MFJ、JRR
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全日本選手権の最高峰 JSB1000

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今年45歳となる王者、中須賀克行がタイトル防衛に挑む

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自身2年ぶり、44歳で通算13回目となるJSB1000タイトルを獲得した中須賀克行(ヤマハ)。通算勝利数は94勝で、2026年はタイトル防衛とともに100勝達成という偉業にも挑むことになる。なお藤原儀彦、吉川和多留らの先例が示すとおり、不文律としてヤマハライダーは45歳が定年となっているのだが…。手強いライバルたちを相手に、そんな不文律を吹き飛ばすような活躍をして中須賀が連覇を果たすかどうかは、今年のJSB1000最大の見どころだろう。


3年目の黒船来襲!! 王座奪取なるか!?

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2024年の初参戦から話題の、ドゥカティ パニガーレV4 Rによる挑戦。2024年ランキング3位、2025年同2位の座を獲得してした水野涼(写真下左)が、どのような戦いを魅せるか期待したい!

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JSB1000 主な選手とチーム

水野 涼
SDG-DUCATI Team KAGAYAMA

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中須賀 克行
YAMAHA FACTORY RACING TEAM

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伊藤和輝
Honda Dream RT SAKURAI HONDA

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野左根 航汰
Astemo Pro Honda SI Racing

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関口太郎
SANMEI Team TARO PLUSONE

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岩田悟
TeamATJ

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星野知也
TONE Team4413 BMW

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鈴木光来
TeamATJ

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※ライダーの写真は2025年参戦時のものです。©JRR

Asremo Pro Honda SI Racing 伊藤真一監督に開幕直前インタビュー!

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参戦全クラスで、最良の成績を追求!

「野左根航汰とともに、念願のJSB1000クラスのタイトルを目指します。マシンのアップデートなど課題は山積していますが、最高峰で勝てる体制づくりに全力で励みます。ST1000クラスは羽田太河の王座防衛、荒川晃大の飛躍を望みます。昨年の羽田の速さは皆さんご承知のとおりで、荒川も後半から自身のペースを取り戻しました。

JSB1000、ST1000ともに強力なライバルがひしめきますが、彼ら3名の活躍を信じています。ST600に新加入する中谷健心と濱田寛太ですが、2人とも光る素質を持つ若手として注目していたライダーです。パートナー各社の皆様とともに、チーム一丸となって最高の結果を追求します。皆さんもなにとぞ、応援お願いいたします」

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市販車の限界で頂点を獲る ST1000

激戦区のST1000クラスで、昨年度3勝を記録した羽田太河

画像1: 市販車の限界で頂点を獲る ST1000

2024年、Astemo Honda Dream SI Racing(現Astemo Pro Honda SI Racing)での鈴鹿8耐参戦を契機に代役参戦のオファーを受け、同年第6戦(オートポリス)からST1000を戦うことになった羽田太河。2年目となる2025年はST1000全6レース中で3回優勝し、見事チャンピオンに輝くことになった。今年も連覇を果たし、伊藤真一監督にチーム5度目のST1000タイトルをプレゼントすることができるか? その活躍に期待したい!


「性能調整」の導入により、今年のST1000勢力図は大きく変化するか!?

画像2: 市販車の限界で頂点を獲る ST1000

2020年に新設されたST1000クラスだが、同年以降毎年ホンダCBR1000RR-Rに乗るライダーのみが、このクラスのタイトルを獲得している。そんなCBR優位な状況を危惧してか、2026年度は最適な性能調整を実現するための「コンセッションパーツ」を導入。ヤマハYZF-R1、カワサキZX-10R、スズキGSX-R1000の各車がその目論見どおりパフォーマンス向上を果たし、各メーカー間の競争が激化するかどうかが今年のST1000の要注目ポイントだ。

ST1000 主な選手とチーム

亀井 雄大
RT:ジャパン・エム・オート

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羽田 太河
Astemo Pro Honda SI Racing

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井手 翔太
AKENO SPEED・RC KOSHIEN

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国峰 啄磨
TOHO Racing

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村瀬健琉
Team TITAN-TKR SUZUKI

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荒川 晃大
Astemo Pro Honda SI Racing

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名越 哲平
SDG HARC-PRO.

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岩戸亮介
Kawasaki Plaza Racing Team

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※ライダーの写真は2025年参戦時のものです。©JRR

2026 FIM 世界耐久選手権(EWC)気になる3チーム!

Yoshimura SERT Motul

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Yoshimura SERT Motulは、3月20~22日の大阪モーターサイクルショーにて、今年度のEWC参戦車両を展示する予定とのことだ。


F.C.C. TSR Honda France

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2016年からFIM EWCフル参戦しているTSRは、これまで2度耐久王者を戴冠。今年も「5番」をつけて、3度目の栄冠を目指す。


Kaedear Racing Team 横浜

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用品ブランドKaedear(カエディア)の「Kaedear Racing Team横浜」は、悲願の鈴鹿8耐のSSTクラス優勝を目指す。

2026年 FIM世界耐久選手権(EWC) 公式スケジュール

画像: 2026年 FIM世界耐久選手権(EWC) 公式スケジュール

2026全日本ロードレース選手権「予習ガイド」写真

文:宮﨑健太郎 写真:本田技研工業、ヤマハ発動機、MFJ、JRR

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