文:沼尾宏明、オートバイ編集部
ホンダ「CBR500R FOUR」各部装備・ディテール解説

カウル造形を際立たせるグラフィック処理で、CBRらしいレーシーさと上質感を両立する。

エッジの効いたフルカウルと鋭いV字ポジションランプを特徴とし、CBR650R系の流れを汲みつつ、独自のワイドヘッドライトとコンパクトテールを採用した、最新CBR流儀のスポーツスタイル。

カウル幅いっぱいに広がるワイドなLEDヘッドライトは、従来CBRとは一味違う新意匠。シャープなポジションランプ形状と相まって、CBR500R FOUR独自の精悍な“顔”を形成し、シリーズの新世代を象徴するデザインとなっている。

ハンドルはトップブリッジ下に装着されるセパレートタイプながら、位置はやや高めで自然な前傾を実現。スーパースポーツほどストイックではなく、ツーリングからスポーツ走行まで対応する“オールラウンダーCBR”としての性格を支える。

燃料タンクはニーグリップしやすい絞り込みと、エッジを効かせた上面造形が特徴。フルカウルとの一体感を重視したデザインで、ライダーとの密着感を高めつつ、CBRらしいアグレッシブなサイドビューを形成している。

エンジン前方から美しく放射状に伸びる4本のエキパイは、CB500SF同様の“ヨンフォア風”デザイン。集合後のショートサイレンサーと相まって、高回転直4らしい伸びやかなフィーリングと情緒あるルックスを演出する。

Eクラッチは、新開発4気筒に合わせてドライブスプロケット上部、エンジン左側にアクチュエーターを配置した専用設計。クラッチレバー操作なしで発進・停車・変速が可能で、渋滞路や街乗りでも直4スポーツを気軽に楽しめる装備となる。

倒立フロントフォークとダブルディスクブレーキを採用し、トップクラスに伍する高い剛性と制動力を確保。街乗りからワインディング、サーキット走行まで、フルカウル4気筒スポーツにふさわしいコントロール性を狙った仕様だ。

テールランプは非常にコンパクトなLEDユニットで、跳ね上がったテールカウルと組み合わせて軽快なリアビューを形成。細身ながら被視認性にも配慮されており、ミドルクラスらしいスリムさとスポーティさを後方から印象付ける。
ホンダ「CBR500R FOUR」の写真
文:沼尾宏明、オートバイ編集部





