写真:鶴身 健、カワサキ 文:沼尾宏明、オートバイ編集部 協力:バイカーズステーション(遊風社)
▶▶▶写真はこちら|カワサキ「Z1-R」
カワサキ「Z1-R」(1978)各部解説

従来の丸みを帯びたZシリーズから一転し、直線と平面を強調した“角Z”スタイルに大きくシフトした。ビキニカウル、スリムな13Lタンク、角張ったサイドカバーとテールカウルを一連のラインで結ぶことで、カフェレーサーらしいシルエットを演出。

従来の丸みを帯びたZシリーズから一転し、直線と平面を強調した“角Z”スタイルに大きくシフトした。ビキニカウル、スリムな13Lタンク、角張ったサイドカバーとテールカウルを一連のラインで結ぶことで、カフェレーサーらしいシルエットを演出。

従来の丸みを帯びたZシリーズから一転し、直線と平面を強調した“角Z”スタイルに大きくシフトした。ビキニカウル、スリムな13Lタンク、角張ったサイドカバーとテールカウルを一連のラインで結ぶことで、カフェレーサーらしいシルエットを演出。

従来の丸みを帯びたZシリーズから一転し、直線と平面を強調した“角Z”スタイルに大きくシフトした。ビキニカウル、スリムな13Lタンク、角張ったサイドカバーとテールカウルを一連のラインで結ぶことで、カフェレーサーらしいシルエットを演出。

2連メーターの上側には、燃料計と電流計を装備。タコメーターのレッドゾーンは900cc時代の初期モデルより500rpm低く、8500rpmから始まる。

Z1のタンクは長さ62cmと、56cmだった標準タイプよりもやや長い。ただし上下方向が薄いため容量は13Lと少なくなっている。一方、欧州仕様には22Lタイプの大型タンクが用意された。

Z1000をベースに、VMΦ28SSキャブレターと4-1のエキゾーストシステムを組み合わせ、最高出力は90PSを発生。キックスターターは引き続き採用されているが、キックアームはシート裏面に格納される方式となっており、外観をすっきり見せる工夫が施されている。

1978年に発売されたZ1000-A2と共通の車体を用いながら、Z1-Rでは前後18インチのキャストホイールを採用。しかしZ1-R専用のディメンションが与えられなかったため、「切れ込みが強いハンドリング」と評された。
カワサキ「Z1-R」(1978)主なスペック
| 全長×全幅×全高 | 2160×800×1295mm |
| ホイールベース | 1505mm |
| 最低地上高 | 125mm |
| シート高 | 815mm |
| 乾燥重量 | 246kg |
| エンジン形式 | 空冷4ストDOHC2バルブ並列4気筒 |
| 総排気量 | 1016cc |
| ボア×ストローク | 70×66mm |
| 圧縮比 | 8.7 |
| 最高出力 | 90HP/8000rpm |
| 最大トルク | 8.7kgf・m/7000rpm |
| 燃料供給方式 | VM28キャブレター |
| 燃料タンク容量 | 13L |
| 変速機形式 | 5速リターン |
| キャスター角 | 26.0゜ |
| トレール量 | 85mm |
| ブレーキ形式(前・後) | Φ296mmダブルディスク・Φ290mmシングルディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 3.50H-18・4.00H-18 |
カワサキ「Z1R TC」(1978)
Z1Rに市販ターボキットを組み合わせた世界初の量産ターボバイク「Z1R TC」

Z1R TC
1978年
ベースは1978年型 Z1-R(KZ1000系空冷DOHC直4・1016cc)で、アメリカのターボ・サイクル・カンパニー(Turbo Cycle Company/TCC)が、中心となって企画・販売した。
最高出力は約130PS/8500rpmとされ、当時のリッターバイクの中では突出したパワーを発揮した。カワサキ“公認コンプリート”的な立ち位置だったと言われている。
500台生産されたターボ仕様は、低回転ではノーマル車に近いフィーリングだが、ひとたびブーストが立ち上がると一気に加速するなど、ギャップの大きい“二面性”により、性格はかなりピーキーだったようだ。

ターボ本体、集合管タイプのエキゾーストマニホールド、ターボブースト計、ソリッドステート式電動フューエルポンプ、ウエストゲートバルブ、オイルパン内仕切りがキットに同梱された。





