ユーザーの声を原動力に充実する漆黒エディション

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’80年代末から空冷Zシリーズを扱い、以後同シリーズを中心に、’70〜’80年代車のリプレイス&カスタムパーツの開発・製造販売を行い、広く知られるピーエムシー。’20年には現行車向けブランドとしてのARCHI(アーキ)を立ち上げた。Z900RS向けのパーツ群はその中核を担うもので、ここに紹介するZ1000Mk.IIに多く装着される漆黒エディションパーツは当初、Z900RS用に開発されたものだった。独自の漆黒加工を施し、アルマイトでは表現できない高級感と高耐候性が特長となっている。

「漆黒エディションのパーツ群を付けたZ900RSのデモバイクを見たお客さまから『Z向けにも作らないのか』という声を多くいただいたことが、空冷Z向け製品開発のきっかけです」と教えてくれるのはPMCの正本賢将社長。「ピーエムシー=空冷Z」は先代の正本晃二さん(現・代表取締役)が築き上げた、同社の大切なイメージであり、子供の頃から空冷Zを身近に眺め続けた賢将社長にしても「これからも空冷Zはピーエムシーの中核を担う車種です」と断言するほど。賢将社長にはそんな空冷Zを軸にしながら「旧車=ピーエムシー」へと事業を広げたいという夢もある。

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そんな空冷Zに対する漆黒エディションパーツについては、やみくもにバリエーションを増やすのではなく、ユーザーニーズを見極めながら本当に求められているものから順次リリースしていきたいと言う。

これは漆黒加工自体が手間のかかる作業で他のパーツのような量産が難しいこと、そしてなにより、それらを装着する空冷Zを快調に楽しみ続けてもらうためのリプレイスパーツの充実をまずは優先したいという思いからだ。

とはいえ、このデモ車両の美しい仕上がりを見れば、こんなカスタムに仕立ててみたいと思うZオーナーも多いことだろう。ピーエムシーは東京モーターサイクルショーをはじめ各地でのイベントに出展している(もちろんユーザーの“生の声”を吸い上げるためだ)から、そんな折に発売を期待する漆黒エディションパーツをリクエストするといい。オーナーの声が大きくなったアイテムから、製品化は近づくはずだから。その際にはこのデモ車両の漆黒パーツもさらに増すということになる。

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以下、'25年12月中旬時点でのもの。漆黒仕様として「メーターカバー(ロアカバー・シルバー)漆黒メッキ」(1万2650円)がすでに販売中。「ヘッドライトリム&ケースセット Z/KZ用 漆黒メッキ」(2万8600円)、「MK2 ウインカー&ステーセット スモークレンズ 漆黒メッキ」(4万7080円/前後4点のセット)は'26年1月30日出荷予定で注文を受け付けている。

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シートのリヤサイドに付くZ1タイプのアシストグリップはレイダウン加工時のスペーシングカラー、荷掛けフックナットとのセットになる「サイドグリップコンバーションキット (3点セット) 漆黒メッキ」(1万450円)として、ちらも'26年1月30日出荷予定で注文を受け付け中だ。

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「BILLET ライトステー 36mm 漆黒メッキ」(2万5300円)は販売中の製品。アルミ削り出しのステーに漆黒メッキを施し、アルマイトにないルックスが得られる。

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取材時は試作品だった「ハイスロキット T-2 36Φ 漆黒メッキ 90L」(1万5400円)も完成し12月26日出荷予定。高精度切削加工による造形も美しくディマースイッチの操作性にも配慮したコンパクト設計でボディ厚21mm、ワイヤ長90mm。

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エンジン右側には「BILLET クラッチカバー Type-Z 漆黒メッキ」(4万700円)、「BILLET ポイントカバー Type-Z 漆黒メッキ」(1万4300円)を装備する。細かい振動を抑えるヤマハ発動機製制振ダンパーをキットをアクティブとのコラボレートによって製作した「Z1/Z2用 パフォーマンスダンパー」(5万600円)も注目商品だ。

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エンジン左側には「BILLETダイナモカバー Type-Z 漆黒メッキ」(6万2700円)。2ピース構造で整備性を向上するとともにオルタネーターグロメットのマウント位置を上に置くことでここからのオイル漏れリスクも抑えるような機能にも配慮している。

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「アジャスタブルサイドスタンド Z/KZ 漆黒メッキ」(3万7400円)も用意する。

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排気系は「S1-Typeメガホンエキゾースト」の漆黒エディションだが、現状では試作品。市販化が待たれる至極のマフラーでもある。

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「320Φローター&サポートセット 4H KZ 漆黒メッキ」(15万4000円)はディスクインナーに漆黒加工が施される。アウターはΦ320mm。写真はディスク単品だが、キットには左右セットでキャリパーサポートも付属する。

取材協力:PMC

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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