まとめ:松本正雅
▶▶▶ホンダ「CB1000F」「CB1000F SE」の写真はこちら
ホンダ「CB1000F」「CB1000F SE」の概要

HONDA
CB1000F
2026年モデル
総排気量:999cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:795mm
車両重量:214kg
発売日:2025年11月14日(金)
税込価格:139万7000円

HONDA
CB1000F SE
2026年モデル
総排気量:999cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:795mm
車両重量:217kg
発売日:2026年1月16日(金)
税込価格:159万5000円
新型「CB1000F」は、往年の名車「CB750F」「CB900F」などに連なる“F”の血統を受け継ぎつつ、現代の技術と快適性を融合させた新世代ネイキッド。直線的で力強いシルエットと、流れるようなサイドラインが特徴。LEDヘッドライトやダブルホーンなど、伝統のデザイン要素を現代風に再構築し、見る者に強い存在感を与える仕上がりとなっている。
特別仕様の「CB1000F SE」は、ヘッドライトカウルやラジエーターグリル、クイックシフター、グリップヒーターなどを標準装備。上質なシートステッチなど、ディテールまで専用仕様に仕上げられており、よりプレミアムな所有感を味わえるモデルだ。



エンジンは999cc水冷4ストロークDOHC4気筒をベースに、カムシャフト形状を刷新。街乗りからワインディング、高速域まで幅広く楽しめる出力特性を実現した。吸気系には左右異径のスロットルボディ(Φ50mm/Φ40mm)を採用し、スロットル操作に応じて鼓動感ある吸気音を生み出している。パワーは124PSを発揮する。
また、3室構造マフラーにより低中速域でも豊かなサウンドを実現し、直列4気筒らしい官能的なフィールを味わえる仕上がりだ。またトランスミッションのギア比も最適化されており、1~2速は低速トルクを重視し、3~6速は高速巡航に適した設定。これにより、ストップ&ゴーが多い市街地からロングツーリングまでストレスのない走行が可能となっている。




スチール製ダイヤモンドフレームは、剛性と柔軟性を高次元でバランス。非対称アルミスイングアームを組み合わせることで、マスの集中化と軽快なハンドリングを実現している。フロントサスペンションにはShowa製SFF-BPフォークを採用。伸び側・圧側減衰力、プリロード調整が可能で、街乗りからワインディングまで対応できる懐の深さを備える。リアも分離加圧式シングルチューブダンパーを装備し、安定感と乗り心地を両立している。
ブレーキはフロントにΦ310mmダブルディスク+対向4ポットキャリパー、リアにΦ240mmディスクを装備。さらに6軸IMUも採用し、コーナリングABS制御を実現。車体姿勢を常時モニタリングしながら、制動時の安定性を高めている。


メーターは5インチフルカラーTFTディスプレイを採用し、表示レイアウトを表示パターンは「CIRCLE」「BAR」「SIMPLE」の3種類から選択可能。スマートフォン連携機能「Honda RoadSync」にも対応し、ナビ、通話、音楽、天気情報をメーター上で確認できる。さらにHonda SMART Keyシステムにより、キー操作なしで始動やハンドルロックも可能となっている。
また、スロットルバイワイヤ(TBW)を採用し、繊細なスロットル操作が可能になっている。ライディングモードは「SPORT」「STANDARD」「RAIN」に加え、ユーザー設定可能な2モードを備え、好みに合わせた出力特性が選択できるのもポイントだ。

新世代のフラッグシップCBにふさわしい、充実の内容で万を持して登場する「CB1000F」と「CB1000F SE」。ボディカラーはCB1000Fが3色、CB1000F SEはメインカラーのシルバー1色の設定。発売はCB1000Fが2025年11月14日(金)、CB1000F SEが2026年1月16日(金)。価格はCB1000Fが139万7000円、CB1000F SEが159万5000円となっている。
ホンダ「CB1000F」「CB1000F SE」のカラー・人気投票

ウルフシルバーメタリック(ブルーストライプ)

ウルフシルバーメタリック(ブルーストライプ)

ウルフシルバーメタリック(グレーストライプ)

ウルフシルバーメタリック(グレーストライプ)

グラファイトブラック

グラファイトブラック

ウルフシルバーメタリック(ブルーストライプ、SE)

ウルフシルバーメタリック(ブルーストライプ、SE)
【アンケート】あなたはどのカラーが好きですか?
お好きなカラーをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。
投票ありがとうございました。
ホンダ「CB1000F」「CB1000F SE」の主なスペック、燃費、価格
※≪ ≫内はSE
全長×全幅×全高 | 2135×835×1125≪1170≫mm |
ホイールベース | 1455mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 795mm |
車両重量 | 214≪217≫kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 999cc |
ボア×ストローク | 76.0×55.1mm |
圧縮比 | 11.7 |
最高出力 | 91kW(124PS)/9000rpm |
最大トルク | 103Nm(10.5kg-m)/8000rpm |
燃料タンク容量 | 16L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25°00′ |
トレール | 98mm |
乗車定員 | 2名 |
燃料消費率 | 17.9km/L(クラス3-2) WMTCモード、1名乗車時 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmダブルディスク・Φ240mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17 M/C 58W・180/55ZR17 M/C 73W |
メーカー希望小売価格 | 139万7000円≪159万5000円≫(消費税10%込) |
ホンダ「CB1000F」「CB1000F SE」の動画、写真
【CB1000F】CB1000Fスペシャルムービー
www.youtube.com