ホンダは2025年10月10日「CB1000F」「CB1000F SE」の発売を発表。これまで明らかにされてこなかった詳細やスペック、発売時期なども公表された。まずは最新情報を見ながら、気になるその詳細についてじっくり見ていこう。
まとめ:松本正雅
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ホンダ「CB1000F」「CB1000F SE」の概要

画像: HONDA CB1000F 2026年モデル 総排気量:999cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:795mm 車両重量:214kg 発売日:2025年11月14日(金) 税込価格:139万7000円

HONDA
CB1000F
2026年モデル

総排気量:999cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:795mm
車両重量:214kg

発売日:2025年11月14日(金)
税込価格:139万7000円

画像: HONDA CB1000F SE 2026年モデル 総排気量:999cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:795mm 車両重量:217kg 発売日:2026年1月16日(金) 税込価格:159万5000円

HONDA
CB1000F SE
2026年モデル

総排気量:999cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:795mm
車両重量:217kg

発売日:2026年1月16日(金)
税込価格:159万5000円

新型「CB1000F」は、往年の名車「CB750F」「CB900F」などに連なる“F”の血統を受け継ぎつつ、現代の技術と快適性を融合させた新世代ネイキッド。直線的で力強いシルエットと、流れるようなサイドラインが特徴。LEDヘッドライトやダブルホーンなど、伝統のデザイン要素を現代風に再構築し、見る者に強い存在感を与える仕上がりとなっている。

特別仕様の「CB1000F SE」は、ヘッドライトカウルやラジエーターグリル、クイックシフター、グリップヒーターなどを標準装備。上質なシートステッチなど、ディテールまで専用仕様に仕上げられており、よりプレミアムな所有感を味わえるモデルだ。

エンジンは999cc水冷4ストロークDOHC4気筒をベースに、カムシャフト形状を刷新。街乗りからワインディング、高速域まで幅広く楽しめる出力特性を実現した。吸気系には左右異径のスロットルボディ(Φ50mm/Φ40mm)を採用し、スロットル操作に応じて鼓動感ある吸気音を生み出している。パワーは124PSを発揮する。

また、3室構造マフラーにより低中速域でも豊かなサウンドを実現し、直列4気筒らしい官能的なフィールを味わえる仕上がりだ。またトランスミッションのギア比も最適化されており、1~2速は低速トルクを重視し、3~6速は高速巡航に適した設定。これにより、ストップ&ゴーが多い市街地からロングツーリングまでストレスのない走行が可能となっている。

スチール製ダイヤモンドフレームは、剛性と柔軟性を高次元でバランス。非対称アルミスイングアームを組み合わせることで、マスの集中化と軽快なハンドリングを実現している。フロントサスペンションにはShowa製SFF-BPフォークを採用。伸び側・圧側減衰力、プリロード調整が可能で、街乗りからワインディングまで対応できる懐の深さを備える。リアも分離加圧式シングルチューブダンパーを装備し、安定感と乗り心地を両立している。

ブレーキはフロントにΦ310mmダブルディスク+対向4ポットキャリパー、リアにΦ240mmディスクを装備。さらに6軸IMUも採用し、コーナリングABS制御を実現。車体姿勢を常時モニタリングしながら、制動時の安定性を高めている。

メーターは5インチフルカラーTFTディスプレイを採用し、表示レイアウトを表示パターンは「CIRCLE」「BAR」「SIMPLE」の3種類から選択可能。スマートフォン連携機能「Honda RoadSync」にも対応し、ナビ、通話、音楽、天気情報をメーター上で確認できる。さらにHonda SMART Keyシステムにより、キー操作なしで始動やハンドルロックも可能となっている。

また、スロットルバイワイヤ(TBW)を採用し、繊細なスロットル操作が可能になっている。ライディングモードは「SPORT」「STANDARD」「RAIN」に加え、ユーザー設定可能な2モードを備え、好みに合わせた出力特性が選択できるのもポイントだ。

画像: ホンダ「CB1000F」「CB1000F SE」の概要

新世代のフラッグシップCBにふさわしい、充実の内容で万を持して登場する「CB1000F」と「CB1000F SE」。ボディカラーはCB1000Fが3色、CB1000F SEはメインカラーのシルバー1色の設定。発売はCB1000Fが2025年11月14日(金)、CB1000F SEが2026年1月16日(金)。価格はCB1000Fが139万7000円、CB1000F SEが159万5000円となっている。

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ホンダ「CB1000F」「CB1000F SE」の主なスペック、燃費、価格

※≪ ≫内はSE

全長×全幅×全高2135×835×1125≪1170≫mm
ホイールベース1455mm
最低地上高135mm
シート高795mm
車両重量214≪217≫kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量999cc
ボア×ストローク76.0×55.1mm
圧縮比11.7
最高出力91kW(124PS)/9000rpm
最大トルク103Nm(10.5kg-m)/8000rpm
燃料タンク容量16L
変速機形式6速リターン
キャスター角25°00′
トレール98mm
乗車定員2名
燃料消費率17.9km/L(クラス3-2) WMTCモード、1名乗車時
ブレーキ形式(前・後)Φ310mmダブルディスク・Φ240mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17 M/C 58W・180/55ZR17 M/C 73W
メーカー希望小売価格139万7000円≪159万5000円≫(消費税10%込)

ホンダ「CB1000F」「CB1000F SE」の動画、写真

画像: 【CB1000F】CB1000Fスペシャルムービー www.youtube.com

【CB1000F】CB1000Fスペシャルムービー

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