まとめ:オートバイ編集部
第1位
ホンダ「スーパーカブ50」「スーパーカブ50プロ」

Honda
Super Cub50/PRO
排気量:49cc
エンジン形式:空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒
シート高:735mm/740mm(PRO)
車両重量:96kg/108kg(PRO)
税込価格:24万7500円/26万9500円(PRO)
※写真はスーパーカブ50
ユーザーからの愛が最も寄せられた傑作機!
太平洋戦争後に浜松の小さな町工場から始まったホンダを、世界的な大企業に成長させた立役者がスーパーカブ。その用途の広さ、経済性、頑丈さで日本国内はもとより北米やオセアニア、東南アジア諸国でも大ヒットし、国内外でのシリーズ累計生産台数はなんと1億1千万台を超える。
1958年に登場した初代スーパーカブC100型(50cc)は排気煙が出ず、燃費や静粛性、耐久性に優れた4ストロークエンジンに、操作が簡単な自動遠心クラッチ採用の3速ミッションを組み合わせ、スカート姿の女性でも楽に乗り降りできるアンダーボーンフレーム、悪路でも安定性の高い17インチホイールを採用。この基本レイアウトは現行モデルまで実に67年間に渡って一貫している。
しかし50ccという小排気量ゆえ、主として排気ガス浄化触媒を効率的に働かせにくく、結果的に排出ガス規制のクリアが難しいということから年内に生産終了が予定されている。50ccクラス1位となったのは、スーパーカブ50に対する惜別の思いと、ホンダ創始者であり、発案した本田宗一郎氏に対する敬意の現れだ。(太田安治)

フロントまわりはカブらしいデザインを踏襲しつつ、明るさと長寿命を両立するLEDヘッドライトを装備。ウインカーは電球タイプを採用する。

メーターは速度計に加え燃料計も装備する実用性に優れたもの。上部にはスーパーカブのロゴがあしらわれ、所有感を高める演出が凝らされている。

30km/h定地燃費でリッター105kmという驚異の省燃費を実現する横型空冷OHCユニット。耐久性にも定評のある伝統のエンジンだ。
カラーバリエーション

グリントウェーブブルーメタリック

バージンベージュ

タスマニアグリーンメタリック

セイシェルナイトブルー(PRO)
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主なスペック・燃費・製造国・価格 | |
---|---|
全長×全幅×全高 | 1860×695×1040mm《1860×720×1050mm》 |
ホイールベース | 1210mm《1225mm》 |
最低地上高 | 135mm《131mm》 |
シート高 | 735mm《740mm》 |
車両重量 | 96kg《108kg》 |
エンジン形式 | 空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 49cc |
ボア×ストローク | 37.8×44.0mm |
圧縮比 | 10.0 |
最高出力 | 3.7PS(2.7kW)/7500rpm |
最大トルク | 3.8N・m(0.39kgf・m)/5500rpm |
燃料タンク容量 | 4.3L |
変速機形式 | 4速リターン |
キャスター角 | 26゜30 |
トレール量 | 72mm |
ブレーキ形式(前・後) | ドラム・ドラム |
タイヤサイズ(前・後) | 60/100-17・60/100-17《70/100-14・80/100-14》 |
燃料消費率 WMTCモード値 | 69.4km/L《67.4km/L》(クラス1)1名乗車時 |
製造国 | 日本 |
メーカー希望小売価格 | 24万7500円《26万9500円》(消費税10%込) |
JAPAN BIKE OF THE YEAR 2025 ランキング表
順位 | メーカー | 車名 |
---|---|---|
1 | Honda | Super Cub50/PRO |
2 | Honda | CROSS CUB50 |
3 | Honda | Super Cub110 Lite concept |
4 | YAMAHA | Vino |
5 | YAMAHA | JOG/deluxe |
6 | Honda | DUNK |
7 | Honda | EM1 e: |
8 | YAMAHA | E-Vino |
9 | SUZUKI | ADDRESS V50 |
10 | Honda | GIORNO/くまモン |
※このランキングは、月刊『オートバイ』2025年10月号で発表したものになります(投票期間は2025年5月31日~7月31日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました)。
まとめ:オートバイ編集部