文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
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ホンダ「レブル1100 Sエディション DCT」各部装備・ディテール解説

弟分の250にも設定されている「Sエディション」は純正アクセサリーを組み込んだカスタマイズグレード。

コンパクトでスリムな車体は取り回しにも優れ、大型車に不慣れなライダーでも構えることなく楽しめる。SエディションのトランスミッションはDCTのみとなる。

Sエディションはボディ同色のヘッドライトカウルを標準装備。STDオーナーでも別途1万2100円(ステー別売)で購入が可能だ。

5インチカラーTFTメーターは3種類の表示モードを用意。ライディングモードも5種類が選べ、Honda Road Sync搭載でスマートフォンとの連携も可能となっている。

Sエディションは純正アクセサリーのバーエンドミラーを標準装備。STDユーザーでも3万1900円で購入することが可能だ。

1082ccのユニカム4バルブユニットは圧縮比を変更してトルクを増強。DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)の制御も改善され、クラッチレスポンスも向上した。

前後ホイールは上品なブロンズ仕上げ。リアショックユニットはピギーバックの分離加圧式で、サイレンサーはオーバルタイプの個性的なデザイン。

ダークネイビーの酸化チタンコートを施したΦ43mmの正立フロントフォークを採用。Sエディションはフォークブーツも標準装備する。

シートはダイヤモンドキルト調のワディングが入った「スペシャルメインシート」(1万5290円)を標準装備。肉厚で座り心地も快適。
ホンダ「レブル1100 Sエディション DCT」主なスペック・燃費・製造国・価格
レブル1100 Sエディション DCT | |
全長×全幅×全高 | 2240×880×1125mm |
ホイールベース | 1520mm |
最低地上高 | 120mm |
シート高 | 710mm |
車両重量 | 237mm |
エンジン形式 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 1082cc |
ボア×ストローク | 92.0×81.4mm |
圧縮比 | 10.5 |
最高出力 | 65kW(88PS)/7250rpm |
最大トルク | 98N・m(10.0kgf・m)/4750rpm |
燃料タンク容量 | 13L |
変速機形式 | 電子式6速(DCT) |
キャスター角 | 28°00' |
トレール量 | 110mm |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 130/70B18M/C 63H・180/65B16M/C 81H |
乗車定員 | 2名 |
燃料消費率 WMTCモード値 | 18.6km/L(クラス3-2)<1名乗車時> |
製造国 | 日本 |
メーカー希望小売価格(税込) | 144万1000円(消費税10%込) |
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸