カワサキ「ZRX1100」は1996年にデビューした。その後排気量アップを伴うモデルチェンジを経て、2016年の「ZRX1200ダエグ ファイナルエディション」までシリーズは継続した。
まとめ:オートバイ編集部

カワサキ「ZRX1100」の系譜

GPZ1100/1995年

画像: 発売当時価格:86万9000円

発売当時価格:86万9000円

「スポーツとツーリングの融和」をコンセプトに開発された、カウルを備えるスポーツツアラー。低回転からでもスムーズに噴け上がる特性や、ゆったりとした乗車姿勢、高い防風性能からツーリングユースとして人気を博した。ZRX1100はこのモデルと同系エンジンを搭載し、異なる方向性に仕立てられた。


ZRX1100/1996年

画像: 発売当時価格:94万円

発売当時価格:94万円

1980年代に大人気となったZ1000R“ローソンレプリカ”のスタイルを巧みに再現したスポーティなビッグネイキッド。コンパクトなサイズと力強いZZ-R1100ベースのエンジンは軽快な走りを可能にした。


ZRX1100 II/1996年

画像: 発売当時価格:92万円

発売当時価格:92万円

ZRX1100からビキニカウルを取り外したオーソドックスなネイキッドモデル。6ポットキャリパー、トラススイングアームなどの基本構成は共通だ。


ZRX1200R/2001年

画像: 発売当時価格:96万円

発売当時価格:96万円

排気量が1164ccにアップし、メッキシリンダーやK-TRIC付きのCVK36Φキャブレターを採用した新型エンジンを搭載。フレームの改良や、楕円断面トラススイングアームの採用でスポーツ性能が大幅に向上している。


ZRX1200S/2001年

画像: 発売当時価格:99万円

発売当時価格:99万円

ZRX1200Rをベースに、マルチリフレクターデュアルヘッドのハーフカウルを装備したツアラーモデル。エンジンやシャシー構成はRと共通。メーターは専用品で独特なアナログ3連タイプを採用。


ZRX1200 DAEG/2009年

画像: 発売当時価格:112万円(ツートーンカラーは114万円)

発売当時価格:112万円(ツートーンカラーは114万円)

日本専用モデルとなり、市街地や峠道など日本の道路環境に合わせて大幅改良。FI化された新エンジンは最高出力110PSを発揮し、そして剛性バランスに優れたシャシーでスポーツ性も大きく向上した。2016年9月発売のファイナルエディションまでその歴史は続いた。現在でも中古車市場で人気を博している。

まとめ:オートバイ編集部

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