1976年に発売されたスズキ「GS750」。この記事では同車の特徴と後継機種について紹介しよう。
まとめ:オートバイ編集部
まとめ:オートバイ編集部
スズキ「GS750」の特徴

SUZUKI
GS750
1976年
総排気量:748cc
エンジン形式:空冷4ストDOHC2バルブ並列4気筒
乾燥重量:221kg
発売当時価格:48万5000円
1954年以来の本格4ストスポーツモデル
1960年代以降、2ストロークモデルをメインとしていたスズキが、1954年のコレダCO以来、22年振りの4ストスポーツ、大型二輪車として登場させたGS750。
レースでの使用も視野に入れて開発されたDOHC2バルブ並列4気筒エンジンは最高出力68PSを発揮し、先に登場したホンダCB750フォア、カワサキZ2に引けを取らない性能を備え、国内だけでなく海外でも人気となった。1977年には排気量を拡大したGS1000が海外向けに発売された。
スズキ「GS750」の主なスペック・発売当時価格
全長×全幅×全高 | 2225×855×1170mm |
ホイールベース | 1490mm |
車両重量 | 221kg(乾燥) |
エンジン形式 | 空冷4ストロークDOHC2バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 748cc |
ボア×ストローク | 65×56.4mm |
圧縮比 | 8.7 |
最高出力 | 68PS/8500rpm |
最大トルク | 6kgm/7000rpm |
燃料供給方式 | キャブレター(VM26SS) |
燃料タンク容量 | 18.0L |
変速機形式 | 5速リターン |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 3.25H-19・4.00H-18 |
発売当時価格 | 48万5000円 |
スズキ「GS750」の系譜
GS750E/1978年

発売当時価格:51万円
1978年にダブルディスク、キャブとサスセッティングを変更したGS750IIがデビュー。それをベースにキャストホイールを採用したEが登場した。
GS750G/1979年

発売当時価格:52万5000円
GS750E/E-IIをベースにシャフトドライブを採用したツアラー仕様。ロード用としては国内初となるエアー・フロントフォークも装備。
まとめ:オートバイ編集部