メガホンマフラーなどの新作パーツにも大注目!

PMCの現行車向けパーツブランド、アーキによるZ900RS。2023年東京モーターサイクルショーで同社ブースに車体色と同系色の照明を受けながら展示されたレッドとブルーの2台の出展車のうち、このブルーは“ブルーサテライト”(青い衛星)2023と名付けられた車両だ。

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その名がイメージするような夜空を思わせる深みのあるマットブルーのベースカラーを施し、そこに銅箔&金箔で施された火の玉ラインや、アーキブランドの特徴とも言えるハニカムビレットパーツ群を象徴するような、ハニカムパターンがペイントされるのも印象的だ。その一方で、独自の大口径&エンド形状を持ったスラッシュメガホンマフラーやアンダーカウル(アーキ・チンスポイラー)などによって’80年代のAMAスーパーバイクを走った空冷モンスターマシンを彷彿させてもくれる。

ハード面では、その東京モーターサイクルショーの前後で続々と製品化、あるいは開発が進められたものが多く装着されている点に注目。排気系はそのスラッシュメガホンエキゾーストで、7ピース構造フルボルトオン。車検対応仕様は’18〜’22モデル(2BL-)用、’23モデル(8BL-)用のそれぞれ適合品を用意する。

これも新作となったステアリングダンパーキットは、走行安定性を高めつつ外部からの過激・過剰な入力を緩和する。2タイプのマウントブラケットのうち、こちらはハンドルマウント手前側と共締めするver.ARCHIが装着される。

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さらに注目したいのは、“漆黒メッキ”だ。それだけでも高質なアルミ削り出し&ハイデザインのアーキ・ビレットハニカムシリーズやアルフィンカバーなどの各パーツに、深みのある黒とクロームめっきの光輝感をプラスするもの。耐食性や耐熱性も高く、質感をさらに引き上げつつ、それをより長く楽しめるという。

車両に装着された各試作品を経て製品化に向けた開発は進み、’23年9月には第1弾として各部キャップやサブフレーム、シリンダー/ヘッドマウントキットなどに“漆黒EDITION”が加わる。また同11月には第2弾としてスプロケットカバーやサスペンションリンクなどに設定が加わる。いずれも特殊加工のため少数生産という希少性もあり、取扱店舗での店頭販売のみとなるようだ(詳細はアーキHPを参照)。登場の際には、また新たなパーツ選択プランが生まれるはずで、アーキパーツの中からどれを選ぶかも、もっと悩ましくなってくる。

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車体色と同じマットブルーで塗られたギルズカウルを装着。ハンドルバーはアルミ製でグリップ部がより手前に来るARCHI TOURINGハンドルバーで、他のパートに合わせるように漆黒EDITIONが装着されている。

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新作のステアリングダンパーキットはステアリングダンパーを横置きし、ステアリング側のブラケットは2タイプが選べる。ここではハンドルクランプ手前側と共締めされ、中央にアーキロゴが入る「ver. ARCHI」を装着。ブラケットは写真のシルバーにブラック、ゴールドの3カラー。またダンパーボディはプラチナム、ブラック、レッド、ゴールドの4カラーから選択ができる。ステムトップキャップカバーもアーキの削り出しパーツだ。

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燃料タンクにはアーキ・タンクキャップリングの漆黒EDITIONを装着。外装はラスティックが塗装した。ベースのブルーはマット調で、タンク右にカワサキ・リバーマークを、またアーキ・ビレットハニカムシリーズを想起させるハニカム(honeycomb、ミツバチの巣)パターンを透かすように入れている。タンクラインは太い方が金箔、細い方が銅箔で、KawasakiとサイドカバーのZ948RS文字は手書き風と、凝った技法が施されて、ハードパーツとのバランスも取っている。

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外観のレーシーさや迫力を出すロングテールカウル。同カウル専用のスライトリヤフェンダーも備える。また、φ19からφ22mmに大径化し迫力も増すARCHIロングテールカウル専用タンデムグラブバーは写真の漆黒メッキほか、クロームメッキ、ペイントブラックが選択可能だ。

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漆黒メッキ(漆黒EDITION)仕様となっているのはハニカムサブフレームkitにスイングアームピボット、ハニカムスプロケットカバー。ハニカムE/Gヘッドマウント/シリンダーマウントkitなど。アルフィンシリーズ=アルフィンダイナモカバーガード(写真)や右サイドのクラッチカバーガード、パルサーカバーも漆黒メッキ仕様を装着している。

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ハニカムバックステップキットは11月をめどにして販売予定の漆黒EDITION・第2弾に含まれる。なお、各装着品は試作なので製品の色味等はアーキHPも参照してほしい。

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リヤショックはYSS MS456油圧プリロード付きにオプションのスプリングペイントをブルーで施し、ハニカムサスペンションリンクプレート 20mmローダウンと組み合わせている。

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マフラーはSUS304材製エキパイにスチール製極太のφ70mmテールパイプ、同じくスチール製でそこから120×130mmの大径・スラッシュカットオーバルエンドに向かって広がるエンド部を持ったスラッシュメガホンエキゾースト。'18〜'22年型用、'23年型用の各JMCA認証モデルと、レーシングモデルがラインナップされる。

取材協力:PMC

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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