スズキ「GSX1100Sカタナ」各部装備・ディテール解説

1979年登場のGSX1100E用の空冷DOHC4バルブユニットをベースに、クランクシャフトやバルブまわりを変更。最高出力は111PS。

画像: マフラーは左右2本出しの4into2レイアウト。エキゾーストパイプ、サイレンサーはともにブラック仕上げとなっている。

マフラーは左右2本出しの4into2レイアウト。エキゾーストパイプ、サイレンサーはともにブラック仕上げとなっている。

画像: プロトタイプにはなかったスクリーンは、ピニンファリーナの風洞実験を経て装着されたもの。フロントカウルはフレームマウント。

プロトタイプにはなかったスクリーンは、ピニンファリーナの風洞実験を経て装着されたもの。フロントカウルはフレームマウント。

画像: ユニークなレイアウトのアナログメーターはスピードとタコを一体ケースに収めたレイアウト。スピードは240km/hフルスケール。

ユニークなレイアウトのアナログメーターはスピードとタコを一体ケースに収めたレイアウト。スピードは240km/hフルスケール。

画像: 日本刀の刃を思わせるエッジが印象的。タンク容量は22リットルで、給油口はデザインの関係で右側にオフセットされている。

日本刀の刃を思わせるエッジが印象的。タンク容量は22リットルで、給油口はデザインの関係で右側にオフセットされている。

カタナの特徴的な部分のひとつがこのサイドカバー。大きなダイヤルノブはチョークノブで、黒いスイッチはアクセサリー用。

画像: タンデム部をグレーとした独特の2トーンシートを採用。汚れやすい、との声を受け、初期型以降は表皮が変更されている。

タンデム部をグレーとした独特の2トーンシートを採用。汚れやすい、との声を受け、初期型以降は表皮が変更されている。

フロントフォークにはアンチノーズダイブ機構の「ANDF」を装備。ホイールは星形キャスト、ブレーキキャリパーは対向2ピストン。

リアのサスペンションはサイドのノブを引き上げてイニシャル調整を行なう。初期型はスプリングがシルバー仕上げだった。

スズキ「GSX1100Sカタナ」主なスペック

※諸元はSZ

全長×全幅×全高2260×715×1205mm
ホイールベース1520mm
最低地上高175mm
シート高775mm
車両重量232kg(乾燥)
エンジン形式空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量1074cc
ボア×ストローク72×66mm
圧縮比9.5
最高出力111PS/8500rpm
最大トルク9.8kgf・m/6500rpm
燃料タンク容量22L
変速機形式5速リターン
キャスター角30°
トレール量118mm
タイヤサイズ(前・後)3.50-19 57V・4.50-17 67V
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク

文:オートバイ編集部/写真:松川 忍

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