老舗パーツメーカー・キジマの製品といえば、誰もが簡単なハンドツールで装着できるボルトオンであること、そして何よりライダーの安全を最優先にしながら、ライダーの痒いところに手が届くアイテムをラインナップすることで知られる。それはカワサキの人気スポーツモデル、Z650RSやZ900RS CAFEでも同様。ピン! と来るアイテムを導入すれば、愛車の使い勝手は向上すること請け合いだ。ここでは、両車向け人気製品をピックアップ!
※本企画はHeritage&Legends 2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

Z900RSは主軸定番。Z650RSにも期待大!

画像: Z900RSは主軸定番。Z650RSにも期待大!

現在のキジマにとって、カワサキZ900RSは言うまでもない主軸モデル。’18年末の同車デビュー時から数多くのパーツを開発・販売してきた。そして’22年春に発売されたZ650RSについては、現在は需要に供給が追いつかずに見えるが確実なニーズは存在し、この先伸び代のあるモデルと期待して、パーツラインナップを拡充中だ。

「’23年春に開かれた東京モーターサイクルショーの弊社ブースにもZ650RSのデモ車を展示しましたが、製品に関する多くのご質問をいただきました」とは企画開発部の西澤さん。

そうした来場客は全体にビギナーや長くバイクから離れていたリターンライダーが多い印象。ライバル車にヤマハMT-07系やスズキSV650が挙がるが、『やはりカワサキ!』と流れるライダーは増えると考える。

Z900RS向け製品では、ステップリロケーションブラケットやローダウンブラケットといった足着きに関わるパーツが同社の鉄板。下に紹介するZ900RS CAFEカスタムはPMC社製AARCHIロングテールカウルを装着し、タンデムグリップやフェンダーレスキットは同品に合わせた試作の状態だった。

「空冷Z風のロングテールカウルが市場で人気のようですから、弊社でも開発を始めようかと。CAFEのテールまわりはそのスタディ仕様。一方のZ650RSも決して足つきの良いバイクではありませんから、お客さまからの要望次第で、Z900RS並みにラインナップを増やしたいですね」(同)

キジマの現行〝Z〟への新しい提案は、今後もさらに続いていく。

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Z900RS CAFE
純正イメージを崩さずに、他と違うドレスアップを実現する

画像1: Z900RS CAFE 純正イメージを崩さずに、他と違うドレスアップを実現する

画像1: キジマが提案する便利アイテム群なら、 現行“Z”シリーズをより豊かに楽しめる!【Heritage&Legends】
本文の通り、空冷Z風ロングテールカウル開発のスタディ用テールまわりには、キジマの既存市販品と各部寸法が違う新たな試作として、専用の“タンデムグリップ”“フェンダーレスキット”が装着されている。

画像2: キジマが提案する便利アイテム群なら、 現行“Z”シリーズをより豊かに楽しめる!【Heritage&Legends】
Z900RS CAFE純正カウルにキジマ製ウィンカーを装着した際に被視認性をより確保できる“LEDウィンカーキットTRL3タイプ”も試作品だ。なお、フロントカウルやフェンダーレスキット装着車両で、カウルやナンバーでウインカーが隠れてしまう場合に活躍する“ウインカーエクステンション”(4400円)は販売中。ステー部が短いLEDウインカーなどの装着時に35mm張り出すことができる。ネジ部はM8×P1.25×25mmで、M8×25mmまでのシャフトタイプウインカーが取付可能だ。

画像2: Z900RS CAFE 純正イメージを崩さずに、他と違うドレスアップを実現する

画像3: キジマが提案する便利アイテム群なら、 現行“Z”シリーズをより豊かに楽しめる!【Heritage&Legends】
Z900RS用に早くから用意された“エンジンガード”は2万900円。右側にはフィン付きの“パルサーカバーセット”(メッキ/バフあり。2万900円)も装着してある。

画像4: キジマが提案する便利アイテム群なら、 現行“Z”シリーズをより豊かに楽しめる!【Heritage&Legends】
ステップ位置を10㎜UP/20㎜BACKして足付き性を改善する“ステップリロケーションブラケット”(6050円)と、シート位置が純正比約20㎜下がる“ローダウンブラケット”(8250円)は変わらずの人気アイテムだ。

画像5: キジマが提案する便利アイテム群なら、 現行“Z”シリーズをより豊かに楽しめる!【Heritage&Legends】
上記したフィンキットとともに70’sカスタムイメージを醸す、アルミビレット+黒アルマイトコントラストカットの“オイルラインカバー”は8800円。Oリングは要・別途用意。

画像6: キジマが提案する便利アイテム群なら、 現行“Z”シリーズをより豊かに楽しめる!【Heritage&Legends】
ダイキャスト製の新製品“TECH12ミラー・ラウンド”(1万2100円/1本)はZ2ミラー風にも見えて、Z900RSとの親和性も高いデザインが魅力だ。

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Z650RS
街乗りからロングツーリングまで! 気の利いたアイテム展開

画像1: Z650RS 街乗りからロングツーリングまで! 気の利いたアイテム展開

画像7: キジマが提案する便利アイテム群なら、 現行“Z”シリーズをより豊かに楽しめる!【Heritage&Legends】
キジマが長く開発・販売するスチール製“エンジンガード”には、もちろんZ650RS用もラインナップされる。マットブラック仕上げ、3ピース構造で違和感なく車体にマッチするコンパクト設計で、万一の転倒時もライダーと愛車をダメージから保護するプロテクト性は同社のお家芸といえるもの。価格は2万9700円。

画像8: キジマが提案する便利アイテム群なら、 現行“Z”シリーズをより豊かに楽しめる!【Heritage&Legends】
本体&シャフトはエッジの効いたアルミ・ダイキャスト製。リアルカーボンシートが高級感を醸す、新製品の“TECH11ミラー・オーバルエッジ”。ショート&ロングシャフトから好みでチョイスできる車検対応品だ。価格は1万2100円/1本。

画像9: キジマが提案する便利アイテム群なら、 現行“Z”シリーズをより豊かに楽しめる!【Heritage&Legends】
こちらも新製品、カワサキ純正エンブレムを装着できる“エンブレムステーKAWASAKIエンブレム用”は3850円。純正エンブレム44033-1054(小/メッキ)あるいは44033-1084(大/ブラック)は別途、ユーザー側での用意が要る。

画像10: キジマが提案する便利アイテム群なら、 現行“Z”シリーズをより豊かに楽しめる!【Heritage&Legends】
ツーリング時のナビ使用に必須の“テックマウントTグリッパー5GハンドルマウントKIT”は8580円、“USBポートキット(USB-A、タイプC各用あり)”は6380円。

画像11: キジマが提案する便利アイテム群なら、 現行“Z”シリーズをより豊かに楽しめる!【Heritage&Legends】
こちらもキジマの定番アイテム、“フェンダーレスキット”。Z650RS用は1万6500円だ。

画像12: キジマが提案する便利アイテム群なら、 現行“Z”シリーズをより豊かに楽しめる!【Heritage&Legends】
キジマのツーリングブランド、K3の“タクティカルシートバッグTC07”は2泊以上のツーリングに便利な本体50〜70ℓ対応の大型仕様で2万9920円。16ℓ/1個の“タクティカルサイドバッグTC04”は1万2100円で販売中。

画像2: Z650RS 街乗りからロングツーリングまで! 気の利いたアイテム展開

画像13: キジマが提案する便利アイテム群なら、 現行“Z”シリーズをより豊かに楽しめる!【Heritage&Legends】
大型バッグの積載に対応する“アシストリアキャリア”(上)は2万2000円。サイドバッグ巻き込み防止用“バッグサポート”(下)は1万3200円/左右セットとなっている。

取材協力:キジマ

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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