この記事では、同企画内で「250クラス(126~250cc)」にカテゴライズされる、ネイキッドバイク&クルーザーバイクをまとめて紹介します。
Honda Rebel 250/Rebel 250 S Edition
H-031(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
2017年4月の登場以来、大ヒットを記録しているクルーザー。2020年3月のモデルチェンジでは、灯火類をLED化、メーター変更、アシストスリッパークラッチの採用などが図られ、同時に初のバリエーションモデル「Sエディション」が登場した。Sエディションはヘッドライトカウル、フォークブーツ、ワディングシートなどを標準装備する。
2022年末のモデルチェンジでは令和2年排出ガス規制に対応。最高出力・最大トルクの値は従来のままだが、最大トルクのみ発生回転数が7750rpmから6500rpmに変更されている。カラーラインアップも一新し、レブル250Sエディションは2色、レブル250は3色設定でいずれも新色となる。
Honda CL250
H-032(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
往年のスクランブラーの名を現代に復活させたモデルとして、ホンダが発表していたスクランブラースタイルのスポーツモデルがCLシリーズ。2022年のEICMAではCL500が先行登場した。そして、この5月にCL500に先行してCL250が国内発売された。
基本的なメカニカルコンポーネントはレブルと共用しながら、レブルでは前後16インチ径だったホイールをフロント19・リア17インチとして、シート高は高く、リアサスのストロークは長く取って乗り心地を確保。
そして何より、レブルでは低く配置されていたマフラーを、往年のCLのようにアップマフラーにしてスクランブラー感を強調しているのが特徴だ。車体色はビビッドなオレンジを含む全3色のラインアップとなっている。
Honda CB250R
H-030(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
モダンなディテールと伝統的なイメージを融合させたネイキッドスタイルのライトウエイト・スポーツCB250R。2022年には平成32年(令和2年)排出ガス規制に適応するなどのマイナーチェンジを受け、アシスト&スリッパークラッチを追加し、倒立フォークをショーワ製のSFF-BPに変更。また、液晶メーターにはギアポジションインジケーターが追加され利便性も向上している。
YAMAHA MT-25 ABS
Y-019(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
モダンなスタイルを持つネイキッドスポーツ・MTシリーズの中で、街中を俊敏に走り抜けるストリート向きの性格を与えられたのが250cc版のMT-25。2022年5月発売モデルは、平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、アンダーカウル形状を変更。アクセサリーとしてクイックシフターも用意されている。
SUZUKI GIXXER 250
S-016(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
オイル冷却システム・SOCSを採用した249cc油冷単気筒SEPエンジンを、ジクサー150用をベースとしたスリムで剛性の高いフレームに搭載するネイキッドスポーツ。2023年モデルは平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応。カラーはマットステラブルーメタリック、マットブラックメタリックNo.2の2色設定。
SUZUKI GIXXER 150
S-020(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
剛性感ある車体に粘り強いパワー特性を備えた154cc空冷単気筒エンジンを搭載し、扱いやすい実用性を併せ持つライトウエイトスポーツがジクサー150。2021年のモデルチェンジでLEDヘッドライトを採用、フロントブレーキもABS化。2023年モデルは、平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応し、同時にカラー&グラフィックも一新して全3色のラインアップとなった。
Kawasaki Z250
K-024(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
250ccスーパースポーツとして根強く支持されるニンジャ250をベースに、フルカウルを取り払ってアップライトなポジションとした、スポーツネイキッド・Zシリーズの250ccバージョン。2023年モデルでは、令和2年排出ガス規制に適合させ、あわせてボディカラーも変更。2023年モデルはキャンディライムグリーン×メタリックスパークブラックの1色の設定だ。