かねてから噂になっていた新世代エリミネーターがついに登場! 約15年ぶりの復活となった新世代エリミは、ロー&ロングのフォルムが魅力のスポーティなクルーザーだ。
文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸、鶴身 健

カワサキ「エリミネーター」「エリミネーターSE」ライディングポジション・足つき性

シート高:735mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

画像: カワサキ「エリミネーター」「エリミネーターSE」ライディングポジション・足つき性

いわゆるフォワードコントロールではなく、ステップ位置はロードスポーツ的。上体を真っ直ぐ起こすとややハンドルが遠いが、軽い前傾姿勢を取れば車体との一体感が高まる。シート高735mmで足つき性の良さは文句なし。

画像8: カワサキ新型「エリミネーター」徹底解説|特徴・装備・足つき性・スペック・カラーバリエーションをチェック!

太田安治の実車チェック
実車を目の当たりにすると、「ロー&ロング」な車体に圧倒される。実際、1520mmというホイールベースもフロント18、リア16インチというホイール径はレブル1100と同じだ。

エンジンはニンジャ400/Z400系の180°クランク並列2気筒で、低回転での鼓動感よりも中回転域からトップエンドにかけて爽快に伸びる特性が持ち味だろう。車重も180kgを下回っているし、足着き性もいいから、幅広い層から支持を得そうだ。

カワサキ「エリミネーター」「エリミネーターSE」各部装備・ディテール解説

エリミネーターSE

ドラレコ&ETC標準装備‼ 気軽に楽しめる軽快な走りも魅力

画像: 往年のエリミネーターを思わせる、コンパクトなビキニカウルとフォークブーツをSEには標準装備。カラーはマットブラックのみの設定。

往年のエリミネーターを思わせる、コンパクトなビキニカウルとフォークブーツをSEには標準装備。カラーはマットブラックのみの設定。

画像: まっすぐ伸びたトレリスフレームのバックボーンがロー&ロングスタイルを強調する。全長は2250mmでW800より少し長い。

まっすぐ伸びたトレリスフレームのバックボーンがロー&ロングスタイルを強調する。全長は2250mmでW800より少し長い。

画像: フレームは高張力鋼製のトレリスフレーム。高いパフォーマンスとロー&ロングデザインを追求したフレームで、低シート高も実現している。

フレームは高張力鋼製のトレリスフレーム。高いパフォーマンスとロー&ロングデザインを追求したフレームで、低シート高も実現している。

画像: ハンドル右側にはUSB-Cタイプの電源ソケットを用意。雨天時の使用も考慮した、防水性に優れた設計となっている。

ハンドル右側にはUSB-Cタイプの電源ソケットを用意。雨天時の使用も考慮した、防水性に優れた設計となっている。

画像: 左側にオフセットマウントされる丸型メーターは液晶デジタル。バーグラフ式タコメーターを備え、ギアポジションも表示。

左側にオフセットマウントされる丸型メーターは液晶デジタル。バーグラフ式タコメーターを備え、ギアポジションも表示。

画像: 丸目1眼ヘッドライト、ウインカー、ともにLEDを採用。ライト下にはドライブレコーダーのカメラが装着されている。

丸目1眼ヘッドライト、ウインカー、ともにLEDを採用。ライト下にはドライブレコーダーのカメラが装着されている。

画像: シート下にはETC2.0車載器が備わる。ドライブレコーダーはミツバサンコーワ製で、本体はこの奥にマウントされている。

シート下にはETC2.0車載器が備わる。ドライブレコーダーはミツバサンコーワ製で、本体はこの奥にマウントされている。

画像: ドライブレコーダーのリアカメラとGPSユニットは、専用のステーを介してマウントされる。純正だけに仕上がりも文句なし。

ドライブレコーダーのリアカメラとGPSユニットは、専用のステーを介してマウントされる。純正だけに仕上がりも文句なし。

画像: 美しい仕上がりのサドルバッグは、日本唯一の馬具メーカー、ソメスサドルが製作を手掛けたもの。価格は未定。

美しい仕上がりのサドルバッグは、日本唯一の馬具メーカー、ソメスサドルが製作を手掛けたもの。価格は未定。

画像: 横長のテールランプはかつてのエリミネーターを彷彿させるデザイン。細身のウインカーともども、光源はLEDを採用する。

横長のテールランプはかつてのエリミネーターを彷彿させるデザイン。細身のウインカーともども、光源はLEDを採用する。

エリミネーター

ニンジャ譲りのエンジンが生み出す扱いやすく快活な走り!

画像: このイラストはZ400とのライディングポジションを比較したもの。エリミネーターのポジションがロードスポーツ的なことが分かる。

このイラストはZ400とのライディングポジションを比較したもの。エリミネーターのポジションがロードスポーツ的なことが分かる。

画像: エンジンはニンジャ譲りのDOHCツインで、48PSのスペックもお味。ラジエターカバーは熱風が足に当たりにくい新作となっている。

エンジンはニンジャ譲りのDOHCツインで、48PSのスペックもお味。ラジエターカバーは熱風が足に当たりにくい新作となっている。

画像: フロントには18インチを採用、タイヤはIRC製のGS23を装着。ブレーキはΦ310mmローターに2ポットキャリパーの組み合わせ。

フロントには18インチを採用、タイヤはIRC製のGS23を装着。ブレーキはΦ310mmローターに2ポットキャリパーの組み合わせ。

画像: リアサスペンションは2本ショックで、プリロード調整が可能。サイレンサーはオーバル形状で、触媒はエキパイ集合部に搭載する。

リアサスペンションは2本ショックで、プリロード調整が可能。サイレンサーはオーバル形状で、触媒はエキパイ集合部に搭載する。

画像: ハンドルバーはワイドな形状のもので、スタンダードはシルバー、SEはブラック仕上げ。ハンドル切れ角は左右35度となる。

ハンドルバーはワイドな形状のもので、スタンダードはシルバー、SEはブラック仕上げ。ハンドル切れ角は左右35度となる。

画像: 前端部を絞り込んだ形状としたシート。シート下にはゴムダンパーを備え、不快な振動を低減し、優れた乗り心地を実現する。

前端部を絞り込んだ形状としたシート。シート下にはゴムダンパーを備え、不快な振動を低減し、優れた乗り心地を実現する。

好みで選べる3タイプのシートも用意!

画像: シート高は765mm(税込価格:4万9390円)

シート高は765mm(税込価格:4万9390円)

画像: シート高は715mm(税込価格:4万9390円)

シート高は715mm(税込価格:4万9390円)

画像1: シート高は735mm

シート高は735mm

画像2: シート高は735mm

シート高は735mm

カワサキ「エリミネーター」「エリミネーターSE」主なスペック・製造国・価格

※《 》内はSE

全長×全幅×全高2250×785×1100《1140》mm
ホイールベース1520mm
最低地上高150mm
シート高735mm
車両重量176《178》kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量398cc
ボア×ストローク70.0mm×51.8mm
圧縮比11.5
最高出力35kW(48PS)/10000rpm
最大トルク37N・m(3.8kgf・m)/8000rpm
燃料タンク容量12L
変速機形式6速リターン
キャスター角30゜
トレール量121mm
タイヤサイズ(前・後)130/70-18M/C 63H ・150/80-16M/C 71H
ブレーキ形式(前・後)Φ310mmシングルディスク・Φ240mmシングルディスク
乗車定員2人
製造国タイ
メーカー希望小売価格75万9000円《85万8000円》(消費税10%込)

文:オートバイ編集部/写真:南 孝幸、鶴身 健

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