250ccクラスにおいて、カワサキのNinja ZX-25Rと覇を競う本気のスーパースポーツ・CBR250RR。2気筒エンジンはついに42PSというハイスペックを実現、外装関係も一新する気合の入れようだ。そんな新型CBRをシチュエーション別に徹底的に乗り込んでみた。この記事では、スポーツ性能について解説する。
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝

ホンダ「CBR250RR」ライディングポジション・足つき性

シート高:790mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

画像: ホンダ「CBR250RR」ライディングポジション・足つき性

790mmというシート高は標準的で、身長160cm程度でも両足が着く。ハンドルは低めだが、絞り角があるのでグリップが手前にあり、シート前側に座れば上体を起こしたポジションが取れるし、Uターンも楽にこなせる。

ホンダ「CBR250RR」各部装備・ディテール解説

カムやバルブ形状を見直してシリンダーヘッドを新作するなど、多くの新パーツを投入したエンジンは1PSアップの42PSを発揮。

画像: 2本出し風の独特な形状のサイレンサーは継承される。リアのブレーキディスクはΦ240mmのペータルタイプを引き続き採用する。

2本出し風の独特な形状のサイレンサーは継承される。リアのブレーキディスクはΦ240mmのペータルタイプを引き続き採用する。

画像: スポーツライディングだけでなく、街乗りやツーリングにも重宝するクイックシフターはつけておきたい純正オプション。価格は税込2万5300円。

スポーツライディングだけでなく、街乗りやツーリングにも重宝するクイックシフターはつけておきたい純正オプション。価格は税込2万5300円。

画像: エンジンのケース下で大きなトレイのように備わるアンダーカウルも今回からデザインを変更。下部の整流効果も期待できそうな形状だ。

エンジンのケース下で大きなトレイのように備わるアンダーカウルも今回からデザインを変更。下部の整流効果も期待できそうな形状だ。

画像: スチール製のトラス構造フレームに、湾曲タイプのアルミスイングアームを組み合わせるシャシー関係は基本的に引き継いでいる。

スチール製のトラス構造フレームに、湾曲タイプのアルミスイングアームを組み合わせるシャシー関係は基本的に引き継いでいる。

画像: Φ310mmのペータルディスクや2ポットのブレーキキャリパー、ABS、細身のスポークを持つホイールといった足まわりの装備は基本的に従来通り。

Φ310mmのペータルディスクや2ポットのブレーキキャリパー、ABS、細身のスポークを持つホイールといった足まわりの装備は基本的に従来通り。

画像: フロントフォークは、左右それぞれのフォークにダンパー、プリロード機能を分担させるショーワ製の高機能タイプ、 SFF-BP に変更。

フロントフォークは、左右それぞれのフォークにダンパー、プリロード機能を分担させるショーワ製の高機能タイプ、SFF-BPに変更。

画像: 2022年のカラー変更以降、それまでシルバー塗装だったスイングアームはブラック仕上げに。試乗車のタイヤはダンロップのGPR-300となっている。

2022年のカラー変更以降、それまでシルバー塗装だったスイングアームはブラック仕上げに。試乗車のタイヤはダンロップのGPR-300となっている。

画像: 鋭く印象的なLEDヘッドライトは従来型と同じもの。これまでの印象を引き継ぎながら、アッパーカウルはよりシャープな新デザインとなっている。

鋭く印象的なLEDヘッドライトは従来型と同じもの。これまでの印象を引き継ぎながら、アッパーカウルはよりシャープな新デザインとなっている。

画像: サイドカウルの前方にはエアインテーク風のレイヤーを備え、ダクトウイングを連想させるデザインに変更。カウル造形もシャープなものだ。

サイドカウルの前方にはエアインテーク風のレイヤーを備え、ダクトウイングを連想させるデザインに変更。カウル造形もシャープなものだ。

画像: 反転表示液晶を使ったメーターは独特なデザインで、形状そのものは従来通りだが、新型はトラクションコントロール(HSTC)の導入により、右上にそのモード表示が追加された。

反転表示液晶を使ったメーターは独特なデザインで、形状そのものは従来通りだが、新型はトラクションコントロール(HSTC)の導入により、右上にそのモード表示が追加された。

画像: 新型の目玉装備のひとつがHSTCとハザードスイッチの追加。欲しかったアイテムも追加となり、ライバルに引けを取らない充実装備だ。

新型の目玉装備のひとつがHSTCとハザードスイッチの追加。欲しかったアイテムも追加となり、ライバルに引けを取らない充実装備だ。

画像: デビュー時から一貫してCBR250RRは スロットル・バイ・ワイヤ を採用、扱いやすさを増しているほか、ライディングモードも3種類が用意されている。

デビュー時から一貫してCBR250RRはスロットル・バイ・ワイヤを採用、扱いやすさを増しているほか、ライディングモードも3種類が用意されている。

画像: タンク周辺のカバー形状も従来とは異なる。給油口をカバーするプレートには「RR」の名前が立体加工され、所有感を高めている。

タンク周辺のカバー形状も従来とは異なる。給油口をカバーするプレートには「RR」の名前が立体加工され、所有感を高めている。

画像: シート形状はライダー、タンデム側ともに従来型と同じ。テールカウルはよりシャープな造形となり、ダクトの形状も変更された。

シート形状はライダー、タンデム側ともに従来型と同じ。テールカウルはよりシャープな造形となり、ダクトの形状も変更された。

画像: 絞り込まれたテールカウル内は相変わらず小さく狭めだが、ETC車載器程度なら収納可能なスペースは用意されている。

絞り込まれたテールカウル内は相変わらず小さく狭めだが、ETC車載器程度なら収納可能なスペースは用意されている。

画像: テールカウル形状は異なるが、LEDテールランプは継承。LEDウインカーは エマージェンシーストップシグナル機能 付きとなった。

テールカウル形状は異なるが、LEDテールランプは継承。LEDウインカーはエマージェンシーストップシグナル機能付きとなった。

ホンダ「CBR250RR」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2065×725×1110mm
ホイールベース1390mm
最低地上高148mm
シート高790mm
車両重量168kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量249cc
ボア×ストローク62.0×41.3mm
圧縮比12.5
最高出力31kW(42PS)/13500rpm
最大トルク25N・m(2.5kgf・m)/10750rpm
燃料タンク容量14L
変速機形式6速リターン
キャスター角24゜30′
トレール量92mm
タイヤサイズ(前・後)110/70R17M/C(54H)・140/70R17M/C(66H)
ブレーキ形式(前・後)Φ310mmシングルディスク・Φ240mmシングルディスク
メーカー希望小売価格86万9000円(グランプリレッドは90万7500円)(消費税10%込)

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝

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