まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸
カワサキ「Z900RS」「Z900RSカフェ」用フルエキゾースト

STRIKER STREET CONCEPT チタンフルエキゾースト
2023年式 Kawasaki Z900RS/CAFE用真円サイレンサー
税込価格:25万800円
4-1集合のこだわりと新たな世界への挑戦!
新排出ガス規制の施行に合わせて車検対応マフラーを開発・販売するメーカーも対応に追われている。そんな中、数多くのビッグバイク用マフラーをラインアップするカラーズインターナショナルの
「ストライカー」から、新規制に適合したカワサキZ900RS /CAFE用マフラーが発表された。
開発に携わった高橋氏によると、2023年モデルのZ900RS(型式:8BL)の純正マフラーと、それ以前の純正マフラー(型式:2BL)とでは、パイプのつなぎ部分や触媒が入っているパイプ径などの構造が大きく異なっており、ストライカーの規制前マフラーでは新排出ガス試験をパスできなかったそうだ。
そこで従来マフラーではO2センサーの後ろ一箇所に触媒を装備していたが、新たにテールパイプの中間にもうひとつ触媒を追加することで新規制に適合させた。マフラー重量も純正マフラーの11.7kgに対し、ストライカーは4.6kgと7.1kgの軽量化を果たしながら、ストライカー特有の重厚感に満ちたサウンドを実現させている。
この他にホンダGB350S用スリップオンマフラーも開発中で、メガホンタイプのサイレンサーから放たれるエッジの効いたエキゾーストノートと爽快なスロットルレスポンスの実現に向けて最終調整が行われている。環境規制に向き合いながら新ジャンルにも挑戦するカラーズインターナショナルに注目だ!

Z900RS/CAFEの2023年式モデル(型式:8BL)専用に開発された車検対応のチタン製フルエキゾースト。マフラー重量は4.1kgと純正マフラーより7.1kgも軽い。

4-2-1集合ではなく、4-1集合を貫き通すストライカーのフルエキゾースト。集合部の内部構造をセパレート仕様にすることでトルクフルな中低速とトップエンドまで伸びるパワー特性を実現。

サイレンサー形状は写真の「真円タイプ」とカーボンエンドを採用した「OFF-Type B」の2タイプを、カラーは「チタンヒートカラー」と「チタンソリッド」を設定する。
チタン製のブラックラインも開発中

2023年式のZ900RS(型式:8BL)には、オールブラック仕様の「ブラックライン」も設定される。通常ブラックペイントされたマフラーはステンレス製が一般的だが、ストライカーはチタンにも塗装できる特殊塗料を開発したことで、軽さというメリットをそのまま活かすことに成功した。純正マフラーとは一味も二味も異なるブラックスタイルのZ900RSに仕上げるのもいいだろう。発売予定は2023年初旬。
STRIKER カワサキZ900RS/CAFE用パーツ

エアロデザイン“SAD” カワサキZ900RS/CAFE用
ラジエターサイドシュラウド カーボン
税込価格:2万8600円
カーボンフロントフェンダー 一体式
税込価格:3万7400円
ラジエターコアガード
税込価格:2万3100円

Sports Touring Concept“STC” Z900RS/CAFE用
STEP KIT 4ポジション
税込価格:6万3800円

ガードスライダー Z900RS/CAFE用
税込価格
1万4300円(標準シルバー)
1万6500円(オールブラック仕様)
2万7500円(カーボンコンポジット仕様)
ホンダ「GB350S」用スリップオンマフラー

DLIVE GB350S用 スリップオンマフラー
2023年発売予定
価格未定

GB350S専用スリップオンマフラーは、ハーレーダビッドソンのマフラーブランドとして立ち上げた「DLIVE(ドライブ)」にラインアップされる。2023年初頭に発売予定。
カラーズインターナショナル取締役 高橋秀行氏
カラーズインターナショナルの商品開発を担当する若きリーダー。2023年は単気筒モデルなどの新ジャンルに挑戦する。
まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸