ホンダは2022年11月7日に北米や欧州で、大型クルーザー「レブル1100」のバリエーションモデル「レブル1100T」を発表した。この車両は日本でも販売予定であるとホンダはすでに告知している。そして11月9日にはメディア向け撮影会を国内で実施した。「T」の装備を見ていこう!
※写真は、試作車のため量産車とは一部仕様が異なる場合があります。

ホンダ「レブル1100T」の特徴

画像: Honda Rebel1100T 国内販売予定車(※撮影車両は試作車・DCT仕様) 総排気量:1084cc エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒 シート高:700mm 車両重量:238kg(DCT仕様は248kg) ※スペックは欧州仕様車

Honda Rebel1100T
国内販売予定車(※撮影車両は試作車・DCT仕様)

総排気量:1084cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:700mm
車両重量:238kg(DCT仕様は248kg)
※スペックは欧州仕様車

泊まりがけのツーリングもすぐに楽しめるTourパッケージ

車名の末尾に加えられた「T」の文字はTourを意味している。個性的でパワフル、しかも扱いやすく快適なモダンなバガースタイルで人気の「レブル1100」を、ワイルドでスタイリッシュなバガーらしさを残しながら、ツーリングで使いやすい装備で仕立て直したツアラーバージョンだ。

画像1: ホンダ「レブル1100T」の特徴

スタイリングのイメージを大きく変えているのが、ユニークなスタイルの軽快なハーフカウル。ハンドルグリップまでをすっぽり覆う形状と、コンパクトなバイザーを組み合わせることで、優れた防風効果を発揮して長距離走行での快適性もアップ。従来「レブル1100」のオプションとして設定されていたカウルともデザインが異なっている。

画像2: ホンダ「レブル1100T」の特徴

標準装備されているハードタイプのロック付サドルバッグ。容量は左側が19L、右側はマフラーをクリアするための形状変更で16L、左右合計35L。「レブル1100」用純正オプションとして存在している、ナイロン製バッグよりも大きなサイズで、キャンプをしない泊まりがけのツーリングには十分な収納力を確保している。

画像3: ホンダ「レブル1100T」の特徴

「レブル1100T」のエンジンはスタンダードと同様、力強くフレキシブルなアフリカツイン系のユニカム4バルブの1082cc水冷並列ツイン。さらに、クルーズコントロールも標準装備となっているあたりがツーリング向けモデルらしい。

撮影会に用意された車両は、DCT仕様だった。北米市場ではDCT仕様のみ、欧州市場ではMT仕様も登場。日本国内でどのような展開になるかは現時点では不明だ。

ホンダ「レブル1100T」の主なスペック

諸元は欧州仕様車
※《 》内はDCT仕様車

全長×全幅×全高2240×853《834》×1115mm
ホイールベース1520mm
最低地上高120mm
シート高700mm
車両重量238《248》kg
エンジン形式水冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
総排気量1084cc
ボア×ストローク92×81.5mm
圧縮比10.1
最高出力64kW/7000rpm
最大トルク98N・m/4750rpm
燃料タンク容量13.6L
変速機形式6速リターン《6速DCT》
キャスター角28゜
トレール量110mm
タイヤサイズ(前・後)130/70B18M/C・180/65B16M/C
ブレーキ形式(前・後)Φ330mmシングルディスク・Φ256mmシングルディスク

まとめ:小松信夫

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