以前乗ったレブル250と500はとっても好印象、では1100は…?

Honda Rebel 1100に乗った第一印象は「なんてしっかりしているんだ! こんなに風を感じないのはびっくり!」

私が初めてレブル1100を見たのは試乗会。
乗れる時間は15分程でしたが、この日は台風のような天候で雨から逃げ、走れる場所を探しての撮影でした。
結局、雨には降られずに済みましたが、風は強く海も荒れるぐらいの強風でした。

画像: 試乗会の時に並んでいたレブルたち。

試乗会の時に並んでいたレブルたち。

私がバイクに乗っている時に一番苦手に感じるのは、操作に影響を与えるような横風。

雨に打たれるより、強風の中を走る方が苦手で怖く思ってしまうのですが、そんなタイミングで試乗する事になり、ちょっぴりドキドキでした。

でも、乗ってみると「あれ? 風どこいったの?」と感じるほど、車体が風に押されている感じが全く無く、身体に浴びる心地いい風だけ残り、あとは「無」にしてくれたのです。

それだけではなく、排気量の大きさからか、ドコドコする感覚。バイクに乗っている感というのがあって、より楽しくなっていきました!

私は、1100という大きいバイクに乗る機会があまりないし、乗り慣れないDCTという事で不安もあったのですが、これだけ楽しく乗れるなんて最高!と感動していたらなんと!!
別日にツーリングに行ける事になりました( › ·̮ ‹ )

試乗会では、試せなかったモード切り替えなどいろいろ試しながら新橋から富士山までのプチツーリング♪  全行程で大体300kmくらいです。

しかし、この日は風はなかったものの、そこそこの雨。雨の走行はどうかなと思いながらも走り、帰ってきた時には大満足のツーリングでした。

何が楽しかったのか、振り返ってみると一番感じたのは、安心していろんなこと試せたという充実感!

まず、1100なのに足つきが凄くいい。
身長164cmの私もべったり。
250や500と比べるとシート高が10mm高い700mmだそうですが、確かに少し大きく感じるかな?
むしろ、足つきよりもハンドルが少し遠くなった事の方が気になりました。跨ったまま後ろに下がれる余裕があるくらい足つきがよく、この安心感は大きかったです。

画像: 以前乗ったレブル250と500はとっても好印象、では1100は…?

233kgという車両重量も、少し踏ん張らないとバックできませんが、1100でこの重さの感覚っていうのは、普通に軽いなって思っちゃう。

そこがまたいいですよね!

重すぎない重量感。
ちゃんと大きいバイク感はあるのに、私でも扱える重さが嬉しかったです♪

押し歩きをしてみるとタンクに丁度身体を当てやすい場所があり、そこに腰下辺りを当てて押し歩くとスイスイ進め、逆にバックする時はその位置だとやりにくいので、位置を変えて押しました。それぞれに押し歩きしやすい体をあてるポイントがありましたよ。

とはいえ、狭い場所での切り返しは少し面倒だと感じたので、このバイクも250や500と同様、跨ったまま向きを変えた方がラクでした。

でも、前身とバックで身体の当てる位置を変える必要がありましたが、トータルで見ればハンドルも切りやすいし、持ちやすくて押し歩きは凄くしやすかったです。

前置きが長くなりましたが、梅本走ります!

ツーリングの日は雨で寒かったので、標準装備のグリップヒーターに助けられた1日でした。
高速道路にも乗ったのですが、ETCとグリップヒーターが純正で付いてるってホントに嬉しいですよね! 

画像: レブル1100には、標準装備でグリップヒーターがついてます。

レブル1100には、標準装備でグリップヒーターがついてます。

ハンドルには、グリップヒーターの他にも沢山スイッチがあったので、今回は1つ1つ試してみました!

今までいろんなバイクに試乗していますが、エンジンのモード切り替えは試すことができても、心の余裕が無いと、それ以外のところまで辿り着けないで“試乗時間終了”になることが多かったんです。でも、今回は雨の中だったけど、ホントに心の余裕があり次々と試す事ができ、思いきり楽しんじゃいましたよ♪

まず、最初に試したのがライディングモードの選択!

「RAIN」「STANDARD」「SPORT」「USER」の全部で4種類あり、最初は雨だったので「RAIN」で走ってみることに。走りだしも穏やかで操作しやすく、普通に運転しやすいって感覚でした。

次に試したのが「STANDARD」。
正直ほんの少しパワーが出たかな?!ってくらいで、あまり違いを感じることはできませんでした。
「SPORT」も同じ感じ。
「STANDARD」より少しパワーがあるかな?!みたいな。
でも、メーターを見るとレインからスタンダードに変えるとギアが1つ下がるし、スタンダードからスポーツに変えた時も1つギアが落ちているから、変わっているんだなと。

モード切り替えを何も意識せずに乗ってみると、高速道路では「SPORT」を自然と選んでいたので、違いはあるけど、前にNC750Xに乗った時ほどモードの差を感じる事ができませんでした。

逆にどのモードも乗りやすかったのか、そういうバイクなのか、、、
前は少しワインディングっぽい道だったのに比べ、今回は街中や高速道路が多かったからかもしれません、、、。とにかく乗りやすかったです。

あと、今回はMTモードも試してみました。
MTモードにするとギアを「+(プラス)」ボタンと「-(マイナス)」ボタンで変えられるのですが、マイナスは自分で変えなくても速度が落ちると自動的にギアが下がることに最初は慣れず「あれ? 今どっちのモードだっけ?」と意識していないと勝手にギアが変わるのでMTモードということを忘れてしまう時がありました。

でも、自分でMTで乗りたい時に操作できるのは嬉しいですよね!

画像: 上がプラス、下がマイナスボタンを押している様子です。

上がプラス、下がマイナスボタンを押している様子です。

ボタンも見た目では、ちょっと遠くて押しにくくないかな?と思っていたのですが、思っていた以上に押しやすいフィットする場所にあり、楽にできました。
スイッチが沢山あるし、押しにくいと感じる時もあるのですが、このレブルはどのボタンも軽くて操作しやすかったのも印象的です。

MTモードでは、いろんなギアで回転数を上げたり、様々な速度で走ってみると、だいたいどのギアも4000回転過ぎると少しずつタンク・ハンドル・ステップと振動が強くなっていくのがわかりました。

ここで驚いたのはシートには全然振動がこないこと。
もう少しお尻にもくるかなと思っていたのですが、他の場所は感じてもシートにはこなかったのです。

凄く乗りやすいシートだなと思っていたのですが、長時間乗っていると、お尻の1箇所だけが痛くなり、ピンポイントでずっと負担がかかっている事がわかりました。長旅にはお尻の1箇所への負担が大きいかもとも思いました。

画像: あたるポイントです。

あたるポイントです。

画像: シートです。

シートです。

硬さは柔らかくはないのですが、硬くもなく、丁度中間くらい。真ん中の辺りは触ると張ってはっているような感じでした。

私が座って感動したのは、タンデムシート。
見た目は小さそうで、乗るの大変じゃないかな?!と思っていたのですが、試乗会の時に後ろに乗せて頂き、走るととても居心地がよかったのです。
狭いと感じることもなく、また強風でも風によって揺れることもなく、目線もライダーと同じ位置で乗りやすかった事には驚きました。

車体に掴んで乗りやすい場所がなかったので、ライダーの腰に手を回して乗ったのですが、アクセルをあけて凄く後ろに引っ張られることも、ライダーの方へぎゅっとおしてしまうこともそれほどなくて、タンデムした事ないって人や不安がある人が最初に乗るには凄くいいバイクだなと感じました。

画像: タンデム走行です。

タンデム走行です。

あまりタンデムが得意じゃない私も、今回は乗せてもらえて楽しんじゃいましたよ♪

タンデムステップの位置もよかったし、少しステップにトゲがあるのでそこにしっかり置くことができたり、シートがアーチがかっているけど、座ると丸さを感じる事がなかったのでホントに良かったです。

画像: タンデムシートとタンデムステップです。

タンデムシートとタンデムステップです。

This article is a sponsored article by
''.