文:小松信夫
ヤマハ「XSR900 ABS」2022年モデル カラーバリエーション
ブルーメタリックC(ブルー)




ブラックメタリックX (ブラック)




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ヤマハ「XSR900 ABS」2022年モデル 各部装備・ディテール解説

エンジンも単に排気量を拡大しただけでなく、コンロッド、クランク、クランクケースなど主要パーツのほとんどを新設計。パワーアップだけでなく軽量化も実現。

フルアジャスタブル仕様の倒立フロントフォークは、車体やエンジンの進化に合わせてセッティングが一新されてハンドリングが磨かれた。

ホイールは鋳造ながらも鍛造に匹敵する強度と靭性を可能にする、ヤマハ独自のスピンフォージド技術によって製造。さらに前後合わせて約700g軽量化されている。

フルームだけでなくスイングアームも新設計されている。従来モデルから55mm長く、ホイールベースを伸ばして安定性を向上。シルエットも洗練された。

LEDヘッドライトは、エイミング機構の効率化などによって前後長を薄くすることで、スマートでレーシーなスタイリングにマッチさせている。

3.5インチサイズのフルカラーTFT液晶メーター。回転数に応じて色が変わるデジタルバータコメーターなど、表示デザインの工夫で見やすさを追求。

バーエンドミラーを標準装備、カフェレーサー的なイメージに仕上げられたコックピット。燃料タンクの形状もニーグリップ時のフィット感を重視したもの。

新型XSR900専用のリアフレームによって、水平基調のボディラインを強調することが可能に。サイドカウル後端には可倒式のタンデムステップが収まる。

跳ね上がったテールカウルの後端には、コンパクトなLEDテールランプが埋め込まれている。シンプルで軽量なアルミ製リアフェンダーもマウントされている。
【公式動画】ヤマハ発動機 新型XSR900 デザイン開発思想
www.youtube.comヤマハ「XSR900 ABS」2022年モデル 主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2155×790×1155mm |
ホイールベース | 1495mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 810mm |
車両重量 | 193kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 |
総排気量 | 888cc |
ボア×ストローク | 78.0×62.0mm |
圧縮比 | 11.5 |
最高出力 | 88kW(120PS)/10000rpm |
最大トルク | 93N・m(9.5kgf・m)/7000rpm |
燃料タンク容量 | 14L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25゜ |
トレール量 | 108mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C (58W)・180/55ZR17M/C (73W) |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 121万円(消費税10%込) |
文:小松信夫