月刊『オートバイ』&webオートバイの読者がその年の人気ナンバーワンモデルを決める恒例企画「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」。6月1日に2022年度の投票受付を開始しました。投票はハガキやメールで簡単に行なえます。投票いただくと最新モニター車が当たる抽選にも参加できますよ!

この記事では、同企画内で「BIGクラス(over750cc)」にカテゴライズされる、900cc~1000ccクラスのスポーツネイキッドモデルをまとめて紹介します。

Honda CB1000R/CB1000R Brack Edition
H-013(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号) 

画像: 総排気量:998cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:830mm 車両重量:213《214》kg 税込価格 CB1000R:167万900円 CB1000R Black Edition:171万6000円 ※写真はCB1000R ※《》内はBlack Edition

総排気量:998cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:830mm
車両重量:213《214》kg

税込価格
CB1000R:167万900円
CB1000R Black Edition:171万6000円

※写真はCB1000R
※《》内はBlack Edition

新世代CBシリーズの頂点に立つスポーツネイキッド。CBR1000RR譲りのパワフルなエンジン、スチール製モノバックボーンフレーム、SFF-BP倒立フォークやモダンなカフェレーサー風のスタイリングが特徴。

2021年3月のモデルチェンジで、薄型LEDヘッドライトの前面を大きくスラントさせ、涙滴型ケースとライトガイドにより、フロントマスクのインパクトが増した。さらにラジエーターシュラウドなどのデザインを一新して、凝縮感を強調。また、スマートフォンとBluetoothで連携し、音声入力による操作も利用できるホンダ・スマートフォン・ボイス・コントロール(HSVCS)を新たに装備することで、利便性も向上。

さらに、2022年6月には全体のカラーリングをブラックで統一した「ブラック・エディション」が追加された。

YAMAHA MT-10/MT-10 ABS/MT-10 SP ABS
Y-003(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)

画像: 総排気量:997cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:825mm 車両重量:210《212》kg 税込価格 MT-10 ABS:170万5000円(2020年モデル) MT-10 SP ABS:203万5000円(2020年モデル) ※写真は2022年モデルMT-10 ABS ※《》内はSP

総排気量:997cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:825mm
車両重量:210《212》kg

税込価格
MT-10 ABS:170万5000円(2020年モデル)
MT-10 SP ABS:203万5000円(2020年モデル)

※写真は2022年モデルMT-10 ABS
※《》内はSP

スーパースポーツ・YZF-R1譲りのCP4エンジンなどのメカニズムをベースに、ストリート走行を重視して設計されたネイキッドスポーツ。2016年にデビューして以来のモデルチェンジを受け、欧州では2022年2月に発売(SPは2022年中旬)されており、日本向けモデルは秋以降の導入となりそうだ。

その最新モデルは、ユーロ5規制をクリアする最新のR1をベースとするエンジンを搭載し、最高出力は従来モデルから約5PSアップした165.9PSを発生。また、多彩な電子制御デバイスも、6軸IMUを搭載することで、高機能で精度の高い最新スペックへとグレードアップしている。

そして、従来モデルと同様に上級仕様の「SP」も設定。オーリンズ製電子制御サスペンションを採用するが、新型は改良を受けたもので、さらに専用のカラーグラフィックを採用する。

画像: ▲国内の現行ラインナップ車(2020年)

▲国内の現行ラインナップ車(2020年)


YAMAHA MT-09 ABS/MT-09 SP ABS
Y-005(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)

画像: 総排気量:888cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 シート高:825mm 車両重量:189《190》kg 税込価格 MT-09 ABS:110万円 MT-09 SP ABS:126万5000円 ※写真はMT-09 SP ABS ※《》内はSP

総排気量:888cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
シート高:825mm
車両重量:189《190》kg

税込価格
MT-09 ABS:110万円
MT-09 SP ABS:126万5000円

※写真はMT-09 SP ABS
※《》内はSP

ヤマハのネイキッドスポーツ・MTシリーズの中でも、特にシリーズの個性を際立たせる存在であるMT-09は2021年8月にフルモデルチェンジ。

力強いマシンを操る喜びを追求する「ザ・ロデオマスター」をコンセプトに、水冷並列3気筒エンジンは排気量を888ccに拡大したのをはじめ、大幅改良でパワーアップ。新設計フレームは軽量でディメンションも見直され、IMUでコントロールされるライディングを支援する各種電子制御も充実。

単なる性能向上だけでなく、より刺激的なスタイリングを与えられると共に、吸排気音にもこだわってトルク感と加速感を表現。また、オーリンズ製リアサスや専用倒立フォーク、専用カラーを採用した上級版・SPも設定。

2022年モデルはカラーリングのアップデートのみ。SPはタンクのカラーをシルバーとすることでヤマハのフラッグシップモデル「YZF-R1M」との連携を図り、プレミアム感を向上させた。

SUZUKI GSX-S1000
S-005(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)

画像: 総排気量:998cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:810mm 車両重量:214kg 税込価格:143万円

総排気量:998cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:810mm
車両重量:214kg

税込価格:143万円

GSX-R1000譲りの強力なエンジンによる優れた動力性能、専用アルミフレームなどで実現した軽快なハンドリング、そして個性的なスタイリングを併せ持つモデルとして人気だったスズキの高性能ネイキッド・GSX-S1000は2021年8月に初のモデルチェンジ。

最も大きな変更は、従来モデルの曲面によって構成されていたスタイリングが、ラジエターシュラウド付近にウイングレットを装備した、シャープなイメージの直線的スタイリングに一新されたこと。基本的なメカニズム面は従来モデルをブラッシュアップ。

エンジンは電子制御スロットルとスロットルバイワイヤを採用し、最高出力も向上した。ドライブモードやトラクションコントロールも高機能化している。

Kawasaki Z1000
K-003(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)

画像: 総排気量:1043cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:815mm 車両重量:220kg 税込価格:118万8000円

総排気量:1043cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:815mm
車両重量:220kg

税込価格:118万8000円

カワサキのスーパーネイキッド・Zシリーズの最高峰モデル。熟成を重ねた1043cc水冷直4エンジンによる強烈な加速性能と、SFF-BPやホリゾンタルバックリンクリアサスによる俊敏なハンドリング、そして「Sugomi」をコンセプトにしたアグレッシブなスタイリングが魅力。

2022年モデルはカラー&グラフィックが変更された。ボディカラーは写真の「メタリックマットカーボングレー×エメラルドブレイズドグリーン」1色の設定となる。

Kawasaki Z H2/Z H2 SE
K-007(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)

画像: 総排気量:998cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:830mm 車両重量:240《241》kg 税込価格 Z H2:191万4000円 Z H2 SE:220万円 ※写真はZ H2 ※《》内はSE

総排気量:998cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:830mm
車両重量:240《241》kg

税込価格
Z H2:191万4000円
Z H2 SE:220万円

※写真はZ H2
※《》内はSE

カワサキを代表するプレミアムスポーツ・H2シリーズから、強烈なパワーを発揮するスーパーチャージャー付きの水冷直4エンジンを受け継ぐハイパフォーマンス・ネイキッド。外観は“SUGOMI”スタイルと呼ばれるアグレッシブなスタイリングが採用されている。

2020年4月に国内に導入され、2021年4月にはKECS(カワサキエレクトロニックコントロールサスペンション)、ショーワのスカイフックEERA(電子制御ライドアジャスト)テクノロジーなど電子制御技術を搭載して、サスペンションをグレードUPした上級グレードのSEが登場した。

2022年モデルでは両モデルともETC2.0を標準搭載するなど装備面が充実。また、スタンダードは色変更され、SEのカラーは継続となっている。

Kawasaki Z900/Z900 SE/Z900 50th Anniversary
K-009(ジャパンバイクオブザイヤー2022 投票番号)

画像: 総排気量:948cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:800mm 車両重量:213kg 税込価格 Z900:114万4000円 Z900 SE:132万円 Z900 50th Anniversary:121万円 ※写真はZ900 SE

総排気量:948cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:800mm
車両重量:213kg

税込価格
Z900:114万4000円
Z900 SE:132万円
Z900 50th Anniversary:121万円

※写真はZ900 SE


Zシリーズのアッパーミドルモデル。2020年のフルモデルチェンジで外観デザイン、エンジン、フレームを見直し、トラコンとパワーモードを統合してコントロールするインテグレイテッドライディングモード、スマートフォン接続可能なカラー液晶メーターを採用。

2022年モデルでは上級モデルとなるSEが登場。リアサスペンションをオーリンズ製の高精度なS46に変更し、フロントフォークは圧側のダンピング調整機能を追加。フロントブレーキもブレンボ製キャリパーとローター、ニッシン製ラジアルポンプマスターにグレードアップされている。

「Z900 50thアニバーサリー」はZ1100GP(1981年)を思わせる1980年代風のカラーリングを纏い、フェンダーにZ50周年ロゴ、シュラウドにはレタリングがあしらわれるZシリーズ50周年の特装車。

ジャパンバイクオブザイヤー2022の概要・投票方法

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