ユーザーの抱くイメージを大事に形にしていく
0024ワークスで扱いが多いZ900RS。その中でも同店の場合はハーフカウルバージョンが多い。それは担当の大西さんのZ900RSの仕様が見本となって、この車両もその影響を受けているという。カラーリングも、純正で2022年型に加わったキャンディトーンブルーのようだが……。
![画像1: ユーザーの抱くイメージを大事に形にしていく](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/04/12/71957953788ab85541a87a9c767c7c4b316c1612_xlarge.jpg)
「この車両は、その純正青タイガーが発表される以前に、このカラーでフルペイントしたんです」と大西さん。
「元々お客さんからはブルーイメージで行きたい、と依頼されたんですね。それが2020年のことでしたから、この青タイガーは純正にまだなくて、カウルとともに塗装したという次第です。各部仕様については私の車両(黄タイガーカラー)を見た上で、同じように、という依頼でしたから、大筋そのようにしているんですね」
ハーフカウルはアメリカンドリーム製カフェレーサーカウルキット。0024ワークスでは同キットに同梱のハンドルよりも低めのセパレートハンドルを、カウルへの干渉なしに付けるためのカウルステーも独自製作しているが、この車両でも同様にしてセパレートハンドル化。リヤに200幅タイヤ(純正は180幅)タイヤを履くなどの仕様も大西車をトレース。ブレーキまわりやスイングアームがノーマルな点やサイドフレームを付けていない点、ミラー等は異なるが、全体のイメージはまさに大西さんのZ900RSのカラーリングが黄タイガーから青タイガーになった感じ。ここでは各部パーツの鮮やかなゴールドアルマイトがタイガーのイエローラインともシンクロしてブルーと対比されている点も好ましく見える。
![画像2: ユーザーの抱くイメージを大事に形にしていく](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/04/12/6a9a9001999d63baf9dccb8422b1705da86e96b7_xlarge.jpg)
もちろん0024ワークスではこの車両のようなスタイル以外にもZ900RSに関してさまざまなカスタムを受け付けているから、好みのカラー(全体感でも、部分使いでもいい)や、パーツ使いも含めて相談すると、きっちりした形で仕上げてくれるはずだ。
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Detailed Description 詳細説明
![画像1: Detailed Description 詳細説明](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/04/12/6186ed8da5165f916569aea7921995acbaf4a581_xlarge.jpg)
アメリカンドリーム製カフェレーサーカウルキットは、0024ワークスのオリジナルステーによってセパレートハンドルとの干渉を避ける工夫がなされる。
![画像2: Detailed Description 詳細説明](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/04/12/13f7c9c63663def734e6b3b0fbff30e7fcdbde58_xlarge.jpg)
そのセパレートハンドルはハリケーン製。トップブリッジにはバーハンドルマウントを取り去ったボルト穴をカバーしつつカスタム感を演出する、0024ワークスオリジナルトップブリッジカバー(アルミ削り出し)を装着。メーターパネルにも文字追加を行う。
![画像3: Detailed Description 詳細説明](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/04/12/416e7c83bbe73dbc9dd0d1dcbdb67eb6d6092005_xlarge.jpg)
シートはタックロールタイプに変更。前後ウインカーもオレンジスモークレンズの小型タイプに変更して普段の存在感を抑てある。
![画像4: Detailed Description 詳細説明](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/04/12/8fb84c87a3bbb40786d89fad62b03dc3c37422e6_xlarge.jpg)
ステップはBEETでカラーオーダー。フロントスプロケットカバー/シフトシャフトホルダー、フレームプラグはケイファクトリー製だ。
![画像5: Detailed Description 詳細説明](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/04/12/52802549f875fd417e43334366a5c4ec035b587f_xlarge.jpg)
エンジンはノーマルのままだが、ケイファクトリー製ラジエーターコアガード、フレームスライダーを追加した。排気系はアメリカンドリームNeoショート・アップタイプのポリッシュ(磨き)/クエンチング(焼き入れ)/ショットブラスト(エンド部ロゴ入れ)のOP仕様を装着。
![画像6: Detailed Description 詳細説明](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/04/12/81dd56bfe3a620b242a480c6b17536f6ed028c7a_xlarge.jpg)
フロントフォークはノーマルφ41mm倒立だが、オーリンズ・インナーカートリッジKITを組み込む。ブレーキまわりは現状でノーマルのまま。
![画像7: Detailed Description 詳細説明](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2022/04/12/83fdd80d7d95f5eded060bd7270f3fbecda917c6_xlarge.jpg)
リヤサスもオーリンズをチョイス。前後ホイールは軽くて強い点がいいというマルケジーニ・アルミ鍛造7本スポークのM7RSで3.50-17/6.00-17サイズだ。