2020年6月の登場直後からいまだに人気が衰え知らずのホンダ「CT125・ハンターカブ」。カスタムを楽しみやすい一台でもあり、いまでは街中でもスタイルを大きく変えたカスタム車をよく見かけるようになった。この記事では、東京モーターサイクルショー2022で注目を集めたパーツメーカー各社のツーリングスぺシャルともいえるカスタムCT125を紹介しよう。
文:小松信夫/写真:松川 忍・南 孝幸

キジマ

画像1: キジマ

積載性を中心に、使い勝手の良さ、実用性を追求

キジマがカスタマイズしたCT125は、各部のキャリアをはじめ積載性を向上させるパーツが中心で、ツーリングから街乗りまで、幅広い使い方に対応する優れた実用性をプラスする方向で造られている。

もちろんその他にも、オフロード走行には欠かせないエンジンガードをはじめ、ドライブレコーダー、グリップヒーターのような装備も充実。さらにお馴染みの足型ブレーキペダルカバー&チェンジペダルのような、キジマならではの遊び心を感じさせるパーツもしっかり用意されている。

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フロントキャリアとヘッドライトガードで、ワイルドな雰囲気を強調しながら実用性をアップ。フロントキャリアへの荷物積載時にウインカー視認性を確保する、ウインカーリロケーションステーまで用意されている。ウインカーの下には夜間走行時に安心感と視界を広げるLEDフォグランプキットも。軽い転倒や立ちごけからライダーを守るのに効果的な、スチールパイプ製のエンジンガードも装着。フロントマスクの表情を変える、オフロード車的なアップフェンダーは現在開発中だという。

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シート前方のセンターキャリアをはじめ、サイドバッグやそれを装着するためのバッグサポート、リアキャリアに荷物を安定して搭載できるようにするキャリアラックと、積載関連のパーツは充実のラインナップ。テールランプを跳ね石などから保護するためのテールランプガードも設定されている。

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冬季のライディングを快適にするグリップヒーターGH07、軽快な雰囲気のミラーはカスタムの定番のZ2タイプが選択されている。メーターの手前に装着されているのはドライブレコーダー1080Jの本体で、右側のマスターシリンダー上にフロントカメラをマウント。今やライディングの必需品ともいうべきスマホを簡単に脱着できるTグリップバー&5Gハンドルマウントキットもハンドル左側に見える。

ヨシムラ

画像1: ヨシムラ

ヨシムラらしいマフラーと細かなパーツでスポーティさをプラス

ヨシムラの手でカスタムされたCT125は、街乗りはもちろんオフロードまで、軽快に長距離を走っていけるスタンダードなCT125ならではの魅力を活かしながらも、要所要所にヨシムラらしいスポーティな雰囲気を感じさせるようなボルトオンパーツを装着。走る楽しさと所有する嬉しさを、手軽に高められることをアピールする仕上がりだ。

画像2: ヨシムラ

すでにヨシムラはCT125用のマフラーとして、オーソドックスな円筒形サイレンサーを採用する機械曲GPマグナムサイクロンを発売して人気となっているが、今回展示された車両には開発中の「タクティカル・サイクロン」を装着。8角形断面のサイレンサーに、凝ったデザインのヒートガードを組み合わせた、独特なデザインが注目を集めていた。

画像3: ヨシムラ

ヨシムラCTでマフラー以外の目立ったパーツといえば、この部分だけを見るとスポーツネイキッドのようなコンパクトで軽快なイメージにフロントマスクを一新するメーターバイザー。丸形ヘッドライトの上にきれいに収まるデザインは、まるでノーマルのような完成度の高さだ。

画像4: ヨシムラ

伝統の「ヨシムラ」ロゴも鮮やかなアルミヘッドサイドカバーをはじめ、クランクケースカバー、サービスホールプラグ、オイルフィーラーキャップ、マスターシリンダーキャップといった、細かな部分にもヨシムラらしい高品質な仕上げのパーツをラインナップ。ディテールをキリッと引き締める。

文:小松信夫/写真:松川 忍・南 孝幸

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