文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
ホンダ「モンキー125」ライディングポジション・足つき性
シート高:776mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg
車体サイズの割にシートが高めで、座面幅もあるため足着き性は見た目ほど良くないが、このシート高と形状、クッション性の良さで長時間走行も苦にならない、自然なライディングポジションと優しい乗り心地を生んでいる。

ホンダ「モンキー125」各部装備・ディテール解説

ボアを2.4mm縮め、ストロークを5.2mm伸ばしたロングストローク仕様の新エンジンを搭載。スペックも向上している。

新エンジンと並ぶハイライトが5速ミッションの採用。マニュアル車を操る悦びを一層楽しめるようになった。

メッキ仕上げのヒートガードが目立つマフラーはモンキーの伝統を感じさせるアップタイプ。力強さと静粛性を両立する。

倒立フォークのアウターチューブはボディカラー同色。フロントブレーキは2ポットでABSは標準。

リアショックはダブルレートのコイルを採用して特性を変更。フレームやスイングアームはブラックになった。

丸型のLEDヘッドライトや、ロービーム/ハイビームを囲むように配置されたポジションランプなど、凝ったデザインも従来通り。

円筒形ケースの反転液晶メーター。キーON時にウインク”でライダーを迎えるアニメーション演出も従来通りだ。

肉厚なタックロールデザインのシートも継承。若干高めにセットされているが、肉厚で座り心地は上々だ。

クラシカルなデザインのテールランプ、メッキ仕上げのウインカーなど、灯火類は全てLEDで統一されている。
ホンダ「モンキー125」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 1710×755×1030mm |
シート高 | 776mm |
車両重量 | 104kg |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 123cc |
ボア×ストローク | 50×63.1mm |
圧縮比 | 10.0 |
最高出力 | 6.9kW(9.4PS)/6750rpm |
最大トルク | 11N・m(1.1kgf・m)/5500rpm |
燃料タンク容量 | 5.6L |
変速機形式 | 5速リターン |
キャスター角 | 25° |
トレール | 82mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/80-12 65J・130/80-12 69J |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 44万円(消費税10%込) |
【欧州の動画】New 2022 Honda Monkey
www.youtube.com文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸