ホンダが2021年秋に発表した新型車「NT1100」。大胆なDRLつきの大型ヘッドライトを持つ、迫力のスタイリングに、CRF1100Lアフリカツインのエンジン、シャシーを巧みに使ったメカニズム。その詳細をじっくり見てみよう!
文:オートバイ編集部

エンジン関連

画像: 1084ccのSOHC4バルブ・270度ツインはインテークパイプとエキゾーストを変更。低域での鼓動感とスムーズな吹け上がりを味わえる。

1084ccのSOHC4バルブ・270度ツインはインテークパイプとエキゾーストを変更。低域での鼓動感とスムーズな吹け上がりを味わえる。

アフリカツイン、レブル1100に次ぐユニカムツインだが、特性的にはアフリカツインに近いセッティング。写真はアフリカツイン用。

画像: アフリカツインでも定評のあったDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を用意。MT、AT、3種類のSモードを設定。

アフリカツインでも定評のあったDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を用意。MT、AT、3種類のSモードを設定。

画像: 新作のエキゾーストは低域で迫力あるサウンドを奏でる。パニアケースの装着に配慮して、サイレンサー角度は抑えられている。

新作のエキゾーストは低域で迫力あるサウンドを奏でる。パニアケースの装着に配慮して、サイレンサー角度は抑えられている。

画像: マニュアルミッション車にはクイックシフターもオプション設定されている。ツアラーであっても欲しい便利装備だ。

マニュアルミッション車にはクイックシフターもオプション設定されている。ツアラーであっても欲しい便利装備だ。

フレーム・足回り

フレームは写真のアフリカツイン用を採用。キャスター角などは変更されるが、シートレールも同じタイプのボルトオンだ。

画像: ショーワ製43mm倒立フォークはプリロード調整が可能。ブレーキはラジアルマウントキャリパーに310mmダブルディスク。

ショーワ製43mm倒立フォークはプリロード調整が可能。ブレーキはラジアルマウントキャリパーに310mmダブルディスク。

画像: スイングアームは長く、路面追従性に優れるもの。リアショックは油圧調整式のプリロードアジャスターを備えたタイプ。

スイングアームは長く、路面追従性に優れるもの。リアショックは油圧調整式のプリロードアジャスターを備えたタイプ。

画像: ホイールは放射状にレイアウトされた細身のスポークを持つデザイン。タイヤサイズは180/55R17。

ホイールは放射状にレイアウトされた細身のスポークを持つデザイン。タイヤサイズは180/55R17。

純正オプション&アクセサリー

画像: 欧州仕様はパニアケースが標準となるが、国内仕様は未定。容量は左が33L、右が32Lだが、装着時も意外にスリム。

欧州仕様はパニアケースが標準となるが、国内仕様は未定。容量は左が33L、右が32Lだが、装着時も意外にスリム。

画像: パニアケースはスクエアな形状で荷物の収納性も高そう。サイドパネルにはアルミを張って高級感を高めている。

パニアケースはスクエアな形状で荷物の収納性も高そう。サイドパネルにはアルミを張って高級感を高めている。

画像: トップケースは別売アクセサリー。容量は50Lで、現地では他のアクセサリーとともにパッケージ化もされている。

トップケースは別売アクセサリー。容量は50Lで、現地では他のアクセサリーとともにパッケージ化もされている。

画像: 50Lのトップケースにはタンデムライダー用の「コンフォートバックレスト」もオプションで用意されている。

50Lのトップケースにはタンデムライダー用の「コンフォートバックレスト」もオプションで用意されている。

画像: 純正アクセサリーとして、サイドカウル下部にマウントするLEDフォグランプも用意され、夜間走行の安全性を高めている。

純正アクセサリーとして、サイドカウル下部にマウントするLEDフォグランプも用意され、夜間走行の安全性を高めている。

ホンダ「NT1100」主なスペック

全長×全幅×全高2240×865×1360mm
ホイールベース1535mm
最低地上高175mm
シート高820mm
車両重量238kg(DCTは248kg)
エンジン形式水冷4ストOHC4バルブ並列2気筒
総排気量1084cc
ボア×ストローク92×81.5mm
圧縮比10.1
最高出力75kW(102PS)/7500rpm
最大トルク104N・m(10.6kgf・m)/6250rpm
燃料タンク容量20.4L
変速機形式6速リターン
キャスター角26.5゜
トレール量108mm
ブレーキ形式(前・後)Φ310mmダブルディスク・Φ265mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70R17・180/55R17

文:オートバイ編集部

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