2017年のデビューと同時に大ヒット、今なお高い人気を誇るカワサキ・Z900RS。その上級仕様車が初めて登場した。この「Z900RS SE」は、オーリンズとブレンボを採用したハイグレード仕様だ。
まとめ:オートバイ編集部

カワサキ「Z900RS SE」解説

画像: Kawasaki Z900RS SE 総排気量:948cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 最高出力:111PS/8500rpm 最大トルク:10.0kg-m/6500rpm 車両重量:215kg 税込価格:160万6000円 発売時期:2022年春頃

Kawasaki Z900RS SE

総排気量:948cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
最高出力:111PS/8500rpm
最大トルク:10.0kg-m/6500rpm
車両重量:215kg

税込価格:160万6000円 
発売時期:2022年春頃

オーリンズ+ブレンボで武装、スペシャルなRSが国内デビュー

スタイルと、現代的メカニズムによる豪快な走りが人気のビッグネイキッドのZ900RS。そのラインアップに上級グレード・Z900RS SEが追加され、2022年モデルとして登場する。

スタンダードからの最大の変更点は、リアサスペンションに高精度なオーリンズ製のS46ユニットを装着したことだ。合わせて倒立フロントフォークもセッティングが見直され、これまで以上に洗練されたハンドリングと快適な乗り心地を両立する。

同時にフロントブレーキも、キャリパーをブレンボ製M4・32ラジアルマウントモノブロックにグレードアップ。ローターもブレンボ製、マスターはニッシン製だがシリンダーを小径化してコントロール性が向上した。

カラーリングもSE専用で、初代Z1のヨーロッパ向け初期モデルの通称「イエローボール」カラーを再現したデザインを採用。さらにフォークアウターや前後ホイールもゴールドにすることで、スタンダードより上質なイメージに仕上げられている。

画像: ホイールとフォークのアウターチューブはゴールド仕上げに変更。ブレーキキャリパーとディスクはブレンボ製を採用。

ホイールとフォークのアウターチューブはゴールド仕上げに変更。ブレーキキャリパーとディスクはブレンボ製を採用。

画像: フルアジャスタブルのオーリンズ製S46リアショックを標準装備。スポーティな走りをさらに高めるアイテムだ。

フルアジャスタブルのオーリンズ製S46リアショックを標準装備。スポーティな走りをさらに高めるアイテムだ。


モデルバリエーション

Z900RS SE

画像: SE/イエローボール

SE/イエローボール

Z900RS

2022年のZ900RSスタンダードモデルは、1975年型Z1のグラフィックを再現した「キャンディートーンブルー」と、そのベースカラーを黒にした「メタリックディアブロブラック」の2色設定。

画像: スタンダード/メタリックディアブロブラック

スタンダード/メタリックディアブロブラック

画像: スタンダード/キャンディトーンブルー

スタンダード/キャンディトーンブルー

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    イエローボール(SE)
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    メタリックディアブロブラック(スタンダード)
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    キャンディトーンブルー(スタンダード)
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    イエローボール(SE)
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    メタリックディアブロブラック(スタンダード)
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    キャンディトーンブルー(スタンダード)
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カワサキ「Z900RS SE」主なスペック・価格

全長×全幅×全高2100×865×1150mm
ホイールベース1470mm
最低地上高140mm
シート高810mm
車両重量215kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量948cc
ボア×ストローク73.4×56.0mm
圧縮比10.8
最高出力82kW(111PS)/8500rpm
最大トルク98N・m(10.0kgf・m)/6500rpm
燃料タンク容量17L
変速機形式6速リターン
キャスター角25.0゜
トレール量98mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W)
ブレーキ形式(前・後)Φ300mmダブルディスク・Φ250mmシングルディスク
メーカー希望小売価格160万6000円(消費税10%込)

まとめ:オートバイ編集部

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