MVアグスタ「ブルターレ1000RS」の特徴

MV AGUSTA BRUTALE1000RS
総排気量:998cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:845mm
車両重量:186kg(乾燥)
基本メカニズムは「ブルターレ1000RR」譲り
MVアグスタの最高峰スーパースポーツ「F4」系の最新メカニズムに、獰猛で斬新なスタイルを組み合わせた高性能ネイキッドが「ブルターレ」シリーズ。
2022年モデルでそのラインナップに加わる、新たなバリエーションモデルとして「ブルターレ1000RS」が発表された。

「ブルターレ1000RS」は、コンパクトなトレリスフレームとアルミニウムサイドプレート、片持ちスイングアームを組みわせた車体周りは、シリーズの最上級モデル「ブルターレ1000RR」がベースになっている。

加えてラジアルバルブ構造を採用したシリンダーヘッドを持ち、チタンコンロッドを組み込むなど、妥協を排した造りの998cc水冷直4エンジンも基本的に「ブルターレ1000RR」譲り。ユーロ5規制もクリアしながら、最高出力208HPという強力なパワーを実現。

ただし、「ブルターレ1000RR」では採用されていたオーリンズ製の電子制御サスは装備されていない。フロントはマルゾッキ製倒立フォーク、リアサスユニットはザックス製に変更、いずれも伸/圧側ダンピング、プリロードの調整が可能。ブレーキは「ブルターレ1000RR」に準じている。また、リアホイールのデザインが新しいものになった。

「ブルターレ1000RS」の特徴となっているのは、スーパースポーツに匹敵するパフォーマンスを備えながら、従来のブルターレ以上の快適性を実現したこと。そのためにソフトなパッドを備えた新しいシートが採用された。

そして「ブルターレ1000RR」と同様にバー位置の高いクリップオンハンドルと、専用フットレストによって構成されるポジションによって、スポーティなライディングにも対応可能。高速道路や一般道を組み合わせ、路面や天候も含め様々な状況が現れるようなロングツーリングに適している。

もちろん、強烈なパフォーマンスを活かすため、最新仕様のIMUを採用して電子制御デバイスもアップデートし、コーナーリングABSも追加。それに合わせて、5.5インチサイズで多彩な機能を備えるカラーTFT液晶メーターも新たに採用された。
MVアグスタ「ブルターレ1000RS」のカラーバリエーション
ボディカラーは「アゴレッド×マットメタリックダークグレー」と「マグナムシルバー×マットメタリックダークグレー」の2色を設定。なお、現時点では日本国内への導入は未定だ。

アゴレッド×マットメタリックダークグレー

マグナムシルバー×マットメタリックダークグレー
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MVアグスタ「ブルターレ1000RS」の主なスペック
| 全長×全幅×全高 | 2080×805×NAmm | 
| ホイールベース | 1415mm | 
| シート高 | 845mm | 
| 車両重量 | 186kg(乾燥) | 
| エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 | 
| 総排気量 | 998cc | 
| ボア×ストローク | 79×50.9mm | 
| 圧縮比 | 13.4 | 
| 最高出力 | 208hp/13000rpm | 
| 最大トルク | 11.9kgf・m/11000rpm | 
| 燃料タンク容量 | 16L | 
| 変速機形式 | 6速リターン | 
| トレール | 97mm | 
| タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・200/55ZR17 | 
| ブレーキ形式(前・後) | φ320mmダブルディスク・φ220mmディスク | 
まとめ:小松信夫
 
				
				
 
						
						






















 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							