文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:梅本まどか
ホンダ「GB350 S」カラーバリエーション・各部装備・ディテール解説
スポーティに仕立てられた「もうひとつのGB」
GB350の発表からほどなくして追加登場したGB350Sは、クラシックロードスターのスタンダードとは異なる、スポーティスタイルが特徴。発売は2021年7月15日の予定となっている。

Honda GB350 S
総排気量:348cc
エンジン形式:空冷4ストOHC単気筒
シート高:800mm
車両重量:178kg
発売日:2021年7月15日(木)
税込価格:59万4000円

左がGB350S。右がGB350。
【GB350Sのカラーバリエーション】
パールディープマッドグレー

ガンメタルブラックメタリック

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【GB350Sの各部装備・ディテール解説】

メガホン形状なのは同じだが、メッキ仕上げのGB350に対してGB350Sはブラック仕上げ。ヒートガード形状も異なる。

リアホイールは17インチとなり、標準装着タイヤもラジアルとなる。タイヤサイズは150/70R17。

ヘッドライトユニットはスタンダードと同じだが、ケースにリングを装着。フォークブーツも装備する。

ハンドルはトップブリッジのクランプ形状が異なり、スタンダードよりも奥にセットされ、ライダーは弱前傾姿勢となる。

レッドのステッチやタックロールの入ったスポーティなデザインのシートを採用。タンデムグリップもGB350S専用のモダンなデザイン。

リアフェンダーは樹脂製でLEDのテールランプもシート後端に埋め込まれる。LEDウインカーはバータイプ。
ホンダ「GB350 S」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2175×800×1100mm |
ホイールベース | 1440mm |
最低地上高 | 168mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 178kg |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC単気筒 |
総排気量 | 348cc |
ボア×ストローク | 70.0×90.5mm |
圧縮比 | 9.5 |
最高出力 | 15kW(20PS)/5500rpm |
最大トルク | 29N・m(3.0kgf・m)/3000rpm |
燃料タンク容量 | 15L |
変速機形式 | 5速リターン |
キャスター角 | 27゜30′ |
トレール量 | 120mm |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90-19M/C 57H・150/70R17M/C 69H |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 59万4000円(消費税10%込) |
ホンダ「GB350」「GB350 S」純正カスタムアクセサリーパーツ

GB350シリーズには、ツーリング性能を高める純正アクセサリーパーツが数々用意されている。ちなみに、フロントフォークブーツは、GB350Sは標準装備だが、スタンダードのGB350はオプション設定となる(税込4400円)。

メーター右側にスマートにセットできるUSBコネクター。5V1.5Aまで使用可能なUSB-Cタイプで、スマホの充電がしっかりできるのも魅力。ほこりや水の侵入を防ぐキャップ付き。
■USBソケット:税込7150円

SWモーテック製のサドルバッグは左右とも約10L容量で、バリスティックナイロン製。取付には専用ステーが必要。一方のシートバッグは約15L容量でレインカバー付き。リアキャリアはSTD用で、Sには装着不可。
■サドルバッグ:税込1万7600円(左右別売)
■サドルバッグステー:税込1万4300円(左右別売)
■リアキャリア:税込3万3000円
■リアシートバッグ:税込1万7050円
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:梅本まどか