スタイリングを一新して5速ミッションを採用、エンジンも新開発した、話題の新型グロムがついに発売となった。気になるのはその走り。従来型とはどう変わったのか、テスト&レポートをお届けする。
文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

ホンダ「グロム」カラーバリエーション

2021年モデルの国内仕様車のカラーバリエーションは2タイプとなる。

フォースシルバーメタリック

マットガンパウダーブラックメタリック

画像: ホンダ「グロム」カラーバリエーション

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  • 画像3: ホンダ新型「グロム」公道インプレ(2021年)5速ミッション+新エンジンで走りの爽快感がアップ!
    フォースシルバーメタリック
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    マットガンパウダーブラックメタリック
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ホンダ「グロム」ライディングポジション・足つき性

シート高:761mm
ライダーの身長・体重:163cm・42kg

画像1: ホンダ「グロム」ライディングポジション・足つき性

コンパクトな車体サイズだが、新型はハンドルが高くなり、シートの段差がなくなったことで大柄なライダーでもゆったりしたライディングポジションが取れる。761mmのシート高で足着き性がいいこともグロムの美点だ。

画像2: ホンダ「グロム」ライディングポジション・足つき性

ホンダ「グロム」タンデム(2人乗り)チェック

パッセンジャー 木川田ステラの感想

シートが短かく、グラブバーもないので、タンデムはライダーに密着したポジションになります。ヒザの曲がりもきつめで、さすがに長距離は厳しいですが、ちょっとそこまで、くらいなら十分。ライダーと仲良く走りを楽しめます。

ホンダ「グロム」各部装備・ディテール解説

5速ミッション採用に加えてエンジンはロングストローク化して圧縮比もアップ。力強さに磨きをかけている。

国内仕様の前後ホイールはブラック仕上げ。ABSはIMU付きのフロント1チャンネル式を採用する。

前モデルと同じダウンマフラーだが、エキパイの取り回しが変更されており、出力特性が変わっている。

大きなレンズのヘッドライトは上下2段式のLED。上がロー、下がハイで、ウインカーはクリアレンズ採用の電球タイプ。

デザインを一新した液晶メーターは新たにギアポジションインジケーターやシフトアップインジケーターを追加。

今回からフラットなシート形状に変更。走行時のライダーの体重移動がしやすくなり、スポーツランがより楽しくなった。

ヘルメットホルダーも完備。シートレールは溶接からボルト篏合式となり、修理、交換が容易になった。

テールランプは従来型から継承。六角形デザインのテールライトはLEDで、左右ウインカーはオーソドックスな電球式。

ホンダ「グロム」主なスペック・価格

全長×全幅×全高1760×720×1015mm
ホイールベース1200mm
最低地上高180mm
シート高761mm
車両重量102kg
エンジン形式空冷4ストSOHC単気筒
総排気量123cc
ボア×ストローク50.0×63.1mm
圧縮比10.0
最高出力7.4kW(10PS)/7250rpm
最大トルク11N・m(1.1kgf・m)/5500rpm
燃料タンク容量6.0L
変速機形式5速リターン
キャスター角25゜
トレール量81mm
タイヤサイズ(前・後)120/70-12 51L・130/70-12 56L
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
メーカー希望小売価格38万5000円(消費税10%込)

文:太田安治、木川田ステラ、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

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