圧倒的パフォーマンスで乗り手を選ぶリッターマシンがあるのも事実。しかし、スクランブラー1100シリーズは、跨った瞬間から驚異的なフレンドリーさで愛着が湧くキャラクターとなっている。
文:ゴーグル編集部/写真:松川 忍、柴田直行/モデル:葉月美優

ドゥカティ「スクランブラー1100 スポーツPRO」各部装備・ディテール解説

画像: 空油冷Lツインエンジンはボア98mm×ストローク71.0mmで排気量1079cc。伝統のデスモドロミック機構を採用したOHC2バルブで、あらゆる回転域で力強くなめらかな加速をもたらし、しかもフレンドリーなエンジン特性も実現。アルミ製のクラッチ&オルタネーターカバーやタイミングベルトカバーの美しい仕上げも魅力。

空油冷Lツインエンジンはボア98mm×ストローク71.0mmで排気量1079cc。伝統のデスモドロミック機構を採用したOHC2バルブで、あらゆる回転域で力強くなめらかな加速をもたらし、しかもフレンドリーなエンジン特性も実現。アルミ製のクラッチ&オルタネーターカバーやタイミングベルトカバーの美しい仕上げも魅力。

画像: 車名もスタイルもクラシカルなオフロードモデルに由来する“スクランブラー”らしくアップマフラーを採用して いる。しかし2本出しのコンパクトなサイレンサーを縦に並べた独特のレイアウトを採用しているのが、ドゥカティらしさを強く感じさせる。

車名もスタイルもクラシカルなオフロードモデルに由来する“スクランブラー”らしくアップマフラーを採用して
いる。しかし2本出しのコンパクトなサイレンサーを縦に並べた独特のレイアウトを採用しているのが、ドゥカティらしさを強く感じさせる。

画像: 150mmのサスペンションストロークを備える、オーリンズ製倒立フロントフォークを装備。フルアジャストタイプで、好みに応じたきめ細やかなセッティングを可能に。高い衝撃吸収性能を誇り、上質な走行フィールを提供する。

150mmのサスペンションストロークを備える、オーリンズ製倒立フロントフォークを装備。フルアジャストタイプで、好みに応じたきめ細やかなセッティングを可能に。高い衝撃吸収性能を誇り、上質な走行フィールを提供する。

画像: フロントブレーキにはΦ320mmのダブルディスクと、ラジアルマウントされたブレンボ製4ピストンM4.32 Bモノブロックキャリパーを装備。コーナリングABSが組み合わせられ、高い安全性も確保している。ホイールは細身のスポークが軽快な18インチ径のキャストホイールだ。

フロントブレーキにはΦ320mmのダブルディスクと、ラジアルマウントされたブレンボ製4ピストンM4.32 Bモノブロックキャリパーを装備。コーナリングABSが組み合わせられ、高い安全性も確保している。ホイールは細身のスポークが軽快な18インチ径のキャストホイールだ。

画像: 車体左側にオフセット配置されたリアサスペンションもオーリンズ製ユニットで、スプリングプリロードと伸び側の減衰力を調整可能。ストローク量はフロントフォークと同じく150mmが確保されている。

車体左側にオフセット配置されたリアサスペンションもオーリンズ製ユニットで、スプリングプリロードと伸び側の減衰力を調整可能。ストローク量はフロントフォークと同じく150mmが確保されている。

画像: かつてのオフロードモデルが装備していたヘッドライトを保護するテープをモチーフに、LEDヘッドライト前面にブラックメタル製のX形状フレームを装着して、スクランブラーらしさを強くアピールしている。

かつてのオフロードモデルが装備していたヘッドライトを保護するテープをモチーフに、LEDヘッドライト前面にブラックメタル製のX形状フレームを装着して、スクランブラーらしさを強くアピールしている。

画像: 長円形と円形、2つの液晶パネルを組み合わせたユニークなデザインのコンパクトなメーターパネル。速度計やエンジン回転、燃料計、ギアポジションといった基本的な情報の表示はもちろん、電子制御システムのモード選択なども可能な多機能メーターだ。

長円形と円形、2つの液晶パネルを組み合わせたユニークなデザインのコンパクトなメーターパネル。速度計やエンジン回転、燃料計、ギアポジションといった基本的な情報の表示はもちろん、電子制御システムのモード選択なども可能な多機能メーターだ。

画像: スクランブラー1100スポーツPROは専用のフラットなローハンドルを装着し、前傾が強目のスポーティなポジション設定が与えられている。ミラーも1100 PROが一般的な形状なのに対して、1100スポーツPROではバーエンドミラーを採用して軽快なカフェレーサー的スタイルとなっている。

スクランブラー1100スポーツPROは専用のフラットなローハンドルを装着し、前傾が強目のスポーティなポジション設定が与えられている。ミラーも1100 PROが一般的な形状なのに対して、1100スポーツPROではバーエンドミラーを採用して軽快なカフェレーサー的スタイルとなっている。

画像: スクランブラーシリーズの個性的スタイルを象徴するパーツであるティアドロップ形状の燃料タンク。クールなイメージのマットブラックにペイントされ、交換可能なサイドパネルには「1100」ロゴが入れられている。容量は15Lを確保。

スクランブラーシリーズの個性的スタイルを象徴するパーツであるティアドロップ形状の燃料タンク。クールなイメージのマットブラックにペイントされ、交換可能なサイドパネルには「1100」ロゴが入れられている。容量は15Lを確保。

画像: 軽快なデザインながらも快適性を向上させたシートは、シート高などポジション設定と合わせて、リラックスしてライディングできる。スクランブラー1100 PROのものと基本的に共通だが、1100スポーツPROのシートは表皮がブラウンカラーに変更されていて、シックで上質な雰囲気を演出している。

軽快なデザインながらも快適性を向上させたシートは、シート高などポジション設定と合わせて、リラックスしてライディングできる。スクランブラー1100 PROのものと基本的に共通だが、1100スポーツPROのシートは表皮がブラウンカラーに変更されていて、シックで上質な雰囲気を演出している。

画像: リアフェンダーやナンバープレートホルダーをスイングアームマウントとしているため、テール周りは極めて新鮮なスタイルに仕上げられた。シート後端にフルLEDテールランプとウインカーのみが装着されているシンプルで軽快なイメージだ。

リアフェンダーやナンバープレートホルダーをスイングアームマウントとしているため、テール周りは極めて新鮮なスタイルに仕上げられた。シート後端にフルLEDテールランプとウインカーのみが装着されているシンプルで軽快なイメージだ。

画像: 【動画】DUCATI Scrambler 1100 Pro & 1100 Sport Pro www.youtube.com

【動画】DUCATI Scrambler 1100 Pro & 1100 Sport Pro

www.youtube.com

ドゥカティ「スクランブラー1100 スポーツPRO」主なスペックと価格

全長×全幅×全高2190×895×1330mm
ホイールベース1514mm
シート高810mm
車両重量206kg
エンジン形式空冷4ストSOHC2バルブL型2気筒
総排気量1079cc
ボア×ストローク98.0×71.0mm
最高出力86hp(63kW)/7500rpm
最大トルク8.9kgf・m(88N・m)/4750rpm
燃料タンク容量15L
変速機形式6速リターン
キャスター角24°5'
トレール111mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR18・180/55ZR17
ブレーキ形式(前・後)Φ320mmダブルディスク・Φ245mmシングルディスク
メーカー希望小売価格195万4000円(消費税10%込)

文:ゴーグル編集部/写真:松川 忍、柴田直行/モデル:葉月美優

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